「もうっ・・ 信じられないよ。トイレ行きたいからってタクシー降りちゃうなんて。

待っててもらえばよかったのにっ・・ どうするのっ?」

 

 

自分の部屋の玄関入った、トイレの前で

ドア越しに口が止まらない私

 

 

部屋にユノを入れた

ユノを入れた

ユノが今、ここにいる

 

 

しゃべってないと、心臓が飛び出しそうで

 

あ、しゃべったほうが飛び出しやすい?

って何バカなこと考えてるんだか

 

 

水を流す音がして、ユノがトイレから出てきた

 

「あ、ユノ・・ どうする?タクシー、電話して呼ぼうか?」

 

超至近距離

 

 

「いい。」

 

ぐいっー

 

「えっ?」

 

 

ユノ・・

私の手をとり、部屋の中へと歩いていきながら

もう片方の手でネクタイを緩め、引き抜いて飛ばした

 

ドーンッ

 

何がどうしてどうなった?

私、いきなり自室のベッドに投げられた?

 

と思ったら

ユノが片足ずつ、ベッドにのせてきて・・・

 

「え?・・ユノ?」

 

私を跨いで見下ろすと

シャツのボタンをひとつ・・ またひとつと外していく

 

 

「ちょっと待った!!ユノッ、ねぇっ?何か間違えてない?

あれ?ひょっとして酔ってる?私のこと、誰だかわかってる?」

 

 

ドキドキなんてもんじゃないよ

この体勢

しかも

シャツを脱ぎだす男

 

このあとの展開なんて、誰がどう考えてもアレしかないでしょっ

 

 

ドン!!

 

私の頭を挟むようにして、両手をベッドの上につき

目の前にユノの顔がおりてきた

 

 

「・・・ わかってる」

 

 

ぎゃあぁぁぁぁ

 

「ちょ、ちょっとユノっ!」

 

慌てて顔を背ける

 

「酔って性欲を満たそうとするなんてよくないよっ」

 

 

そう抵抗しているそばから

ユノの手は、私の服の中へと侵入していく・・・

 

 

「こんな時間に男を部屋に入れたおまえが悪い」

 

「男を入れたんじゃないっ ユノを入れたのっ!ユノだから入れたんだってばっ!!」

 

 

ユノの手がピタッと止まった

 

「・・・ おまえ、それ・・・」

 

 

ズルッ・・

 

狭いベッドの上

私の横に大きな身体がなだれ落ちてきた

 

重ならないよう身体をずらす

 

もう落ちそう・・・

 

 

ふぅ~っと隣から大きな溜息が聞こえ

ユノは天井を向いたまま、片手で顔を覆っている

長い足を片方、膝を立てているのも視界にはいってきた

 

 

何だかわかんないけど・・・

 

落ち着いてくれた?

 

 

私の心臓はまだ、落ち着かないけど

 

 

 

とりあえず・・

 

「チームのことは・・ まさかそんなふうに言ってくれるなんて思わなくてごめん!

でも、ユノと一緒にやりたがってる人はたくさんいるし

私は今回、榊原に声をかけてもらったから・・」

 

「もういいよ、わかった」

 

 

ダメだな、私・・

自分で榊原のチームにいったくせに

ユノから、もういいよ、なんて言われると悲しいなんて

 

だからダメなんだ

この想いは早く断ち切らないと

 

 

「・・ だいたい、彼女いるくせにこういうの、よくないと思うよ?」

 

「は?」

 

「え?」

 

くるっ

 

うわっ、ユノの顔、近っ!!

 

くるっ

 

顔の向きを元に戻す

とてもこの距離でユノのこと、直視なんてできないよ

 

 

「彼女いる、て誰が?まさかオレ?」

 

何、驚いてるの

 

「他に誰が?」

 

天井を見ながら深呼吸

覚悟を決めろ、私

 

「いないよ、いるわけないだろ、何だ?それ」

 

「え?いないの?」

 

くるっ

 

うわわっ、しまった

やっぱり近いっ////

 

くるっ

 

 

「総務の子に・・ 告られてた」

 

「ソームの?」

 

 

とぼける気?

 

 

「ユノくん、つきあって!って言われて、いいよ、って言ってたじゃないっ!!」

 

「・・・・・・・・」

 

 

どうだ!

思い出したか!

私は見たのよ!

 

 

「あー、アレ。鬼常務のとこ、ひとりで行くのは怖いからつきあってくれ、って言われただけだよ」

 

 

・・・・ はい?

 

 

「な・・に、それ・・・」

 

 

なんですと?

 

え?え?え?

じゃあなに?

私、ひとりで勘違いして落ち込んで今日吐くまで飲みすぎたっての?

 

えええええーーーーーっ

 

うわうわうわっ

穴があったら入りたいって今でしょっ!!

うわぁーーん

どらえもーーん!!

 

って、だとしたらこの状況・・・

 

 

 

ガバッ

 

慌てて起き上がりベッドの上からおりようとしたら

 

ぐいっ

て左腕を掴まれた

 

「ひゃっー」

 

背中に人の体温・・

 

ぬくもりを感じたと思ったら

後ろから伸びてきたユノの腕の中へとすっぽり・・・

 

ドキドキしてる間もなく

 

にゅっと 顔が出てきて

私の肩の上にのった・・

 

 

「・・・ 誤解して・・ ショックだった・・とか?」

 

「・・・/////////カァ…(//ω//)」

 

 

そこはヤバイ

そんなところでしゃべったらいけませんっ

 

もぉーーー

バレたっ

 

ユノに私の気持ち

今までひた隠しに隠してきたのにっ・・

 

こんなのっ

間違いなくバレたってやつでしょう

 

 

私は、観念して

 

コクンッ

 

ってひとつ頷いた

 

 

はぁーーずぅーーかぁーーしぃーーー

 

もうもうっ

耳まで赤いのっ

わかってるからっ////

 

 

ユノの手が、私の顎を掴むとーー

 

「えっ?あっ、ダメっ!!キスはダメっ!!!」

 

とっさにユノとの間に手を入れ

その口を塞いだ

 

「・・っ!! ナンデッ!?」

 

「だって私っ、吐いたもんっ!!」

 

ムリムリムリムリッ

 

 

「せめて・・ 歯磨き・・とかさせてもらえると・・////」

 

 

私だって、したくないわけじゃない

いや、むしろしたい!

 

そう思って、伏し目がちにユノの顔を覗き見ると

 

 

・・・・・。

 

もうっ!!!

なんなのっ、その顔っ!!

 

半開きの口から舌見せるの反則技ですからっ!!

 

もぉーーーーっ(♡ >ω< ♡)

 

 

すると

 

ユノの顔が近づいてきて

 

ぎゅっと目を瞑る私の耳元でー

 

 

 

 

「・・・ シャワー、・・とか?」

 

 

わざと吐息交じりにそう言って・・・

 

ペロッと舌で舐められたっ/////

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

 

ハイ、いかがでしたでしょうか?

 

どう考えてもこのあと、2人はそういうことになるわけで

 

 

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

 

いや~

よかったね、誤解でさ~

 

それはさぞかし

熱い夜を過ごすんでしょう?

 

エアコンはガンガンでよろしくお願いします