「カンパ~~~イ!!!」
今回のプロジェクトには、榊原チームの企画案が採用されることとなった
発表をうけて、企画室はもちろんお祭り騒ぎ状態に突入している
榊原は泣きながら、メンバーのひとりひとりと、握手から始まってハグ、そして語らいをしながら回っている
もう皆、つられて泣いてるんだもん・・・ 長い長い
よかった、私、一番最初で・・
あれ、最後まで回るの、すっごい時間かかるわよ?
「あの!藤井さん!・・・ その、色々と、すみませんでした・・」
そう言って新しい飲み物をもってきてくれたのは
以前、私に、スパイなんじゃないかってくってかかってきた彼女
中沢さん
「わかってる。榊原のこと、心配して言ってたんだよね?」
「・・・・・・・・」
彼女がひといちばい頑張っていたのは、今回にわかにチームメンバーとして加わった私にもよくわかるほどだった
それは・・単に仕事熱心なわけだけじゃないってことも・・
「あのね、中沢さん、私、実は・・・」
中沢さんに近寄り、耳元でそっと囁く
「榊原とはつきあってないんだよ?」
「えっ?」
中沢さんのびっくりした顔
くりくりっと動く目がとっても魅力的だな、なんて思った
「・・・ なぁ~かぁ~ざぁ~わぁ~~~」
「うぇっー・・ 榊原チーフっ!?」
ようやく彼女のところまで回ってきた榊原は
握手なんかすっとばして両腕を広げ中沢さんを抱きしめた
そんな榊原を
中沢さんは、優しく抱きとめ
「おめでとうございます・・ 」
そう言って、背中をぽんぽんっとしてあげると
榊原の肩が震えているように見えた
「あー、ムカツクッ!!りかがいないとダメみたいじゃん、オレ!」
そう言って天を仰いで叫んでいるのは
このたび、負けたチームのリーダーです
勝利の祝杯をあげた私は
その足で、ユノの家へと向かいました
はい、今夜はどっちが勝ってもそうすることになっていたのですから
「そんなの誰も思ってないって!」
あるわけないじゃん、そんなこと
「(実際、そうなんだからしょうがない・・)ボソッ」
「えっ?何か言った?」
散らばった部屋の中を片づけていく
ほんっと・・・
いつ来ても散らかってるな
って、片付いてたら逆にびっくりするけど
くすっ
「あ!!・・・ ねぇ、もしかして、誰かに告られたりしなかった?」
くるっー
手をとめてユノの方を振り返る
「・・・ あー。」
うわっ
その顔っ・・・
やっぱり!!!!
「もう~ やっぱり・・ のぞみ、言ったんだ・・」
「え?のぞみ?」
「・・・・ 違うの?」
こ・・・
こいつっ・・・
「ハァ~~、なになに?もぉ~ モテすぎでしょ・・」
ってか、のぞみごめん・・
バラしちゃった・・
「大丈夫だって。彼女いるって断ったから」
「え・・」
ーー 彼女いる、って断ったから
そう・・
言いました?
「あれ?・・・ 違うの?」
ぶるぶるぶるんっ
頭を振る
すごく振る
「違わないっ・・ けど・・・」
でも、そんなの、もう言っちゃって・・・
「いいの・・?」
「いいもなにも、だってそうでしょ?」
ぶわっ
カァ…(//ω//)
うわわ、うわわわわっ・・
その顔、反則じゃないっ?
なに、それ・・・
「じゃあ、今夜は負けた恋人を慰めてもらうとするかっ!」
「はいぃ~?」
いつのまにか、近づいていた彼の顔が
超ドアップで
こんなに近くにいるのに
部屋に、ふたりっきりなのに
綺麗な手を、くちの横にもってきて
まるで内緒話をするかのように彼は言った
「・・・ 今日は、いちまいじゃないから安心して」
おしまい
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
(*ノω・*)テヘ
やっぱり、このお話がいちばん最初に終わってしまった
まぁ、もともとちょっと思いついたシーンからの
短編妄想なので、壮大な背景とかないものだから・・・
こんなんですみませんっ
少しでも楽しんでいただけたら
嬉しく思います
ユノさんでの妄想ストーリー
新しく浮かんでるのがあるので
またどうどう?ってアップさせていただきますね~
おっと、そのまえに・・・
アッチか!
いつも、思いついたやつから書いてるので
順番どおりのアップにならなくて申し訳ありません![]()
そこは、許してくださいね
よかったら、楽しんでいってね~