「チョンバトラー!待ってくださいっ、あのっ、もう一度社長とお話をー」
「パク社長。聞こえませんでしたか?旦那様はもうお話することはない、と。
あなたには、一度チャンスを差し上げたのですよ?
二度目はありませんーー」
その男
KO物産の社長、ハン・ソジュン家のバトラー(執事)を務めるチョン・ユンホ
執事養成学校を首席で卒業し、引く手あまたの中から、このハン家を選び赴任してきた
執事でありながら、ハン社長の片腕と言われるほどの経営手腕をもつ
彼に睨まれたら最後、二度とハン家に出入りをすることは許されない
「・・・・・・・ 失礼・・する」
パク社長は肩を落とし、帰って行った
「バトラー、あの・・・ 肩に誇りがー」
「誰が触れていいと?」
近寄る使用人にすら、鋭い一瞥
「すみませんっ、あの・・ 私はただ・・・」
睨まれた使用人は、頬を赤らめ、口ごもる
バトラーがじっと見つめる
使用人はますます頬を赤らめていく
「・・・ 今日はもう帰れ。明日から来なくていい。」
「えっ?どうしてですか?」
「私に色目を使う使用人は解雇。ハン家に来た時に言われてるはずだが?」
「そっ////、そんな色目なんてっー」
「・・・ やはり面接には立ち会うことにするか」
「あのっ、チョンバトラー!!」
追いすがる使用人に、バトラーは振り返ってひとことだけ告げた
「お疲れ様」
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「ねぇ、りか、聞いた?ユノったら、また使用人をクビにしたらしいわ」
「キュリお嬢様。聞いております。先ほど、求人募集を出しました。」
「使用人もかわいそうよね~。ユノに見つめられて惚れない女がいるかしら?
ねぇ、りかはユノと同じ学校だったんでしょう?当時はどうだったの?それはもう大変だったんじゃないの?あ~でも、執事養成学校なんて男の人しかいないか?ってことは、りかの方がモテモテ?」
「お嬢様。執事と言えば男性のイメージが強いでしょうが、最近は女性も25%はいます。それに精神的な訓練も受けてますので、そのように浮ついた出来事は起きません。」
「そうなのっ?つまんないわね」
「・・・・・・・・・・・」
まぁ、彼は別格でしたけどね
なんてことは黙っておこう
「でも、そのおかげで、こうして私は女性の執事をつけてもらえてるんだから、いいか。」
「ありがとうございます。精進いたします。」
「ところで、ねぇりか。今日はその・・・」
「夕食の後もゆっくりできるように、とのお誘いでしたよね?ご宿泊予定でご準備をさせていただきますが・・・、私も同じホテルに宿泊しておいた方が?」
「いいえっ、ううん、それはいいわ。りかは私を送ったら帰って休んで。迎えはまた・・ 頼むから。」
「わかりました。いつでもお迎えに上がれるように、待機はしておきますので、ご遠慮なく」
「ありがとう」
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「キュリお嬢様は無事にホテルまで送り届けてきたか?」
「あ、ユ・・ チョンバトラー、はい。」
ホテルまでお嬢様をお送りしてハン家へと戻るとバトラーに出会った
「先日はシム家との婚約を取り消してほしいということだったが・・・ 今日会いに行かれたということは安心して大丈夫なんだろうな?」
「・・・ かと思います。」
「まぁ、今の経営状況を考えると、ハン家との婚姻が破談になって困るのは、シム家の方だろうな・・・。」
「がしかし、シム家と破談になった場合、次にどこと、となるとなかなか・・・・」
「あの、バトラー!」
「なんだ?」
「その・・ お嬢様の結婚を政略結婚のようにお考えになるのはちょっと・・どうかと・・」
「なぜ?それ以外に何がある?キュリ様も承知の上だと思うが?」
「それは、シム家のチャンミン様とでしたら、幼き頃からのお約束ということですが、それ以外の方とでしたら何もそんなふうにしなくても・・・ ハン家は今、それこそバトラーのお力もあって、今や飛ぶ鳥を落とす勢いでー」
「おまえ、何を言っている?おまえの職務は何だ?」
「キュリお嬢様の専任執事です」
「わかったらお嬢様の面倒だけ見てろ。余計な口を挟むな」
「余計な口?どこが?お嬢様のご結婚は、専任執事として最重要事項だと思いますけど?」
「・・・・・・・・・・・・」
どんなに睨まれたって、引き下がるもんかっ
私は正しいことを言ってる!
「なるほど。・・・・ 確かに」
ほっ
思わず胸をなでおろす
「まぁ、何かあればすぐに報告しろ」
何かあれば、って何?
なんて口答えはもういたしません
「はい」
今日はこれが精いっぱい
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皆さま、ごきげんようでございます
浮かんでしまったユノさんで妄想
しかもしかも
気づきました?
またまたリンクしてるぅ~~![]()
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遊び心満載でお届けいたします
おつきあいいただけたら
とってもとっても喜びます
りか

