映画を見たりする
家とか映画館で映画を見たりする
恋人と見た映画はあんまり覚えていない
映画の趣味が死ぬほど合わない
好きな人が隣に座っているだけで幸せだとも思う
あの映画はあの人に似ている
だから何度も見た
似ている
あの俳優さんはリアルだった
あんな風に話して泣いたりした
かわいそうであたしまで泣きたくなった
誰にも必要とされない寂しさを知っていた
だからああやって悲しそうに笑ったり不安定に抱きしめたりする
手を繋いで、ハグをして
違和感があった
あの人と合わなかったのか
あの人のハグが下手だったのかはわからないけど
それでもあたしたちは合わなかった
ぎこちないスキンシップを重ねてもあたしたちの距離は全く縮まなかった
あの映画を見ると思い出す
あの笑い方とあの話し方
言動はあの人に似ていて容姿は恋人に似ている俳優
だからあたしはいつまでも彼を忘れられないし忘れたくない
彼という人間をあたしの記憶の中から消したくない
i don't want to off him from in my memory.
but i know that i forget all at someday.
so i can die to live.