イオンが月980円での通信カードを出したそうです。
だいたい5000円前後の相場として考えても、五分の一の値段です。
しかし、このコンセプトが素晴らしいですね。
どんなコンセプトかというと、
「遅いが安い」
見た瞬間、「最高!」とうなってしまいました笑
イオン、正確には日本通信なのですが、
彼らがとった戦略こそ、これからのビジネス、特に起業をする人がとっていくべき戦略です。
今、通信サービスにおいては
「速さと値段」を競い合っています。
どのサービスも互いに最速やら最安値やら競い合っています。
彼らは同じ方向を向いて、狭い道をたがいに押しあいながら走っています。
しかし、イオン、日本通信が選んだ道は違います。
彼らはほかの人が向いている方向と違う方向を向いて走っています。
ここがポイントです。
彼らはほかの人が走っていない抜け道を見つけたのです。
その道を見つけられたらあとは走るだけです。
彼らが一番なのです。
先制の法則
どんなものでも一番手がいます。
よく”先行者利益”と言われているものがありますが、これは実在します。
例えば
・アメリカの最初の大統領は?と言われれば
「ジョージ・ワシントン」
・世界で一番使われているのSNSは?
Facebook
・日本で一番多く使われているSNSは?
mixi
・アメリカ最初の大学は?
ハーバード大学
一番最初に出たもの、あるいはトップナンバーワンは確実に覚えてもらえます。
しかし、それが2番目になった途端に誰も覚えてもらえなくなります。
もしそれを疑うのであれば、上の質問の”一番”を”二番”にしてみてください。
ポジショニングがビジネスの未来を決める
イオン、日本通信のサービス利用者は今後もっと伸びるでしょう。
彼らが埋めた穴はまさしくこのポジショニングがうまいです。
この”遅いが安い”は誰も埋めていない穴だったのです。
これから「起業をしよう!」と思っている人はこの例をぜひとも見習って下さい。
彼らの行った方法こそ、これから起業をしようと考える人はやっていかなければいけません。
大企業に果敢に挑むのもありだと思います。
そうした大きい壁にあえて勝負しにいって成功した偉人も存在します。
しかし、その背後には挑戦して諦めた、脱落した人が星の数ほど存在します。
マーケティング力に自身がある
セールスに自信がある
資金に自身がある
どうしてもそれをやりたい!
というならとめません。
しかし、どうしても成功したい!
失敗はしたくない。
というのであれば、すでに埋まってる穴ではなく、
まだ埋まっていない穴を探すことをオススメします。
その埋まっていない穴を埋めることが起業を成功させる秘訣です。