この事件にはいろいろな意見が飛び交いました。
同情の声や、否定の声・・・彼がどういう立場かどうかはわかりませんが、苦しい立場だったのでしょう。ともあれ、おそらくこの事件は今後蒸し返されることなく、闇の事件として葬り去られるでしょう。(少なくとも読売新聞から)
彼が解雇になったのには実は正当な理由があります。
この事件を収束するために、実は清武さん側から条件が出てたそうです。
うろ覚えだったので正確な条件は覚えていないのですが、いくつか印象的だった条件があります。
1、 渡辺会長の解雇
2、 ~~~~
3、 自分自身が監査役として会社に残ること
違和感が残る条件の先に
どうもこの3つ目の条件は世間に合わないようでしたね。
というのもこれだけゴタゴタ騒ぎを起こし、日本シリーズの雰囲気をぶち壊し(ニュースはどちらかというとそっちに目がいっている)、さらには企業秘密まで言ってしまう。
ここまでいろいろと舞台を荒らしているというのに、自分自身が会社に残るということを条件として出しているなんていうのは倫理的に見てもありえません。
最初こそは同情の思いがあったものの、このことを聞いてから解雇は仕方ない。というふうになってしまいます。
なぜこの御家騒動を起こそうと思ったのでしょうか?
人が行動する原因、それは感情です。
動画や記事でうるさいほど書いていますが感情が人を動かします。
この感情は今回はどのようにして働いたのでしょうか?
読売新聞は非上場なので、最高権力はまさに渡辺会長にあります。その下で働く清武さんはかなり苦しい立場にあった(のだと思います)。
しかしこの騒動を起すきっかけとなったのはやはり、『変化』ではないでしょうか?
自分の立場をどうにかして変えたい!
こういう感情が働いたのだと思います。
人が行動する理由、モノを買う理由の根源となる感情の一つは
『変化』です。
変化を求めて人はモノを買います。例えば、最近よくあるインターネットの広告では金儲け系が多いと思います。それらを買う人の理由としては
「今の経済状況をどうにかしたい!」⇒変化
「どうにかして貧乏を抜けたい!」⇒変化
「家族に認められたい!」⇒変化
「いやでも今のままでいいや」⇒????
人は変化を求めてモノを買います。
もしあなたの商品がそういった変化を起こせるもの(相手の状況、経済、考え方、ステータスに関して)であるのならそういった感情を刺激してあげなければいけません。
7つの感情のうちの「変化」
これをしっかり意識しましょう。
PS
変化を起すのはほどほどに。敵を作ってしまうような変化は危険です。今回の事件のように、自らの首を締めかねません。前向きな変化を作ってあげましょう。