こんばんわ。こうすけです
今日は先日更新した
「NPOに学ぶコピーライティング』に引き続き
二回目を書きたいと思います。
前回はDMを開けさせるちょっとした工夫についてとりあげました。
⇒前回の記事はこちら
今回はコピーの具体的な構成やちょっとしたトリガーです。
NPOのコピーでは長ったらしいセールスレターではありません。
内容は本当に必要最低限でした。
構成としては
1、現実を伝える
2、支援を訴える
3、PS
本当にこのような構成でした。
寄付を強制させるようなものではなくシンプルな提案でした。
少し要約したものをのせると
『
今、地球の裏側で苦しんでいる人がいます。
私たちが月々の○○○円の寄付で○○○本の薬と○○○個の食料を送ることができます。
』
という感じでした。
この二行に実はちょっとした心理トリガーがあります。
まず1つ目は人の善の部分に働きかけるトリガーです。
人はこういう困っている人を見ると放ってはおけないものです。
特に一度寄付をされている方ならなおさらです。
そういった人達に現実のことを教え、支援を訴えるのは非常に効果があります。
二つ目は具体性です。
『月々○○○円の寄付で~』
と具体的な数字や金額を教えることでよりイメージがしやすくなります。
これは営業でもそうですが相手に想像をしてもらうことは非常に重要です。
フューチャーペーシングという概念ですが、
相手に買った時のことを思い浮かばせるということです。
このイメージを構築させられれば販売やセールスレターの成約率が上がります。
こういった二つの心理トリガーがありました。
これはものを売る販売にも使えるトリガーです。
ぜひ活用してください。
最後にちょっとした工夫があったのでご紹介します。
この封筒の中にはカレンダーが入っていました。もちろん来年からのものですが、
このカレンダーは背景に困っている地域の子供たちの笑顔が背景になっていました。
こういうカレンダーを入れておくことで開封率を高めるだけでなく、
そのカレンダーを見るたびに寄付をして助けなければ
という思いが出てくると思います。
普通ならばセールスレターを見なかったらそこで販売はうまくいかないはずです。
ですがこういうカレンダーを使うことでそういった一度目が離れたセールスレターを再度読ませるきっかけにすることもできます。
これは売るビジネスと関連付けることは難しいかもしれませんが、一つの気づきとして考えてみてください。
ありがとうございました。