画面に釘付けのヲタ3人
『ガンガン巻き付くハ虫類
ヘビにローテンション♪』
「ギャ―――ス!」
「ででで…出たww!
ししし心霊映像?
なななナンマイダ
ナンマイダ…」
「えっ、何なに?
今なんか映ってたでござるか?」
「何ってほら
間奏の4小節目の…」
「メンバーがボックスで
立ち位置入れ替わるとこ…」
「ええっ、俺っち
わかんないでござる。
ちょいと巻き戻すから
教えてくれたまえ。」
▶▶
「ギャ―――ス!
ほら、ここ!」
「全員後ろ向いた時49人いる。
で、前向いたら48人に戻る…」
「ちょっと待って
ひいふうみい…」
「一瞬だけ明らかに
ひとり多い…」
「うーむ、
39位アサミンと
47位ゆかっちの間に
見知らぬ後ろ姿…
衝撃映像ですなあ…」
「バカだろww!
あーもう本当に俺っちのバカww!!
俺っちまだまだ愛し方が
足りぬようじゃww!」
「おやおや、
会員No.189623の者が
荒れておられるなあ。」
「まあ、そう言うな 301159。
ここは一人のオトナとして300007と
301159に負けた 大先輩189623の無念をば
汲み取ろうではないか。」
「何枚購入した?
200か、300か?
頼む、教えてくれ!
何枚購入すればその高みに行けるのか
…何枚だ? 何枚だ?」
「ぐぐ、ぐるぢぃ…!」
「落ち着きなされよ189623!
そのように首を締めては…
ああ、301159が幽体離脱を
はじめなさっておる!
ナンマイダ ナンマイダ…」
「ぐるぢぃ…
タスケテ…」
「言え!吐け!
何枚だ、何枚だ!?」
「ああ、301159の背後に
弥勒菩薩様が微笑んでおられる。
ナンマイダ ナンマイダ…」
(301159の幽体)
『あれれ?君はさっきの
49番目の娘じゃないか…♪
可愛いなあ。
僕が君の ファン第一号に…』