このブログ初めての記事は、ネット動画のビッグニュースで始まることになりました。
記念すべき、という意味ではいいかなぁと思いこのタイミングで始めることにしました。
ウェブ企業の大巨人「Google」が、日本でもすでに認知度抜群で新進気鋭の動画共有サイト「Youtube」を買収するというニュースが流れてきたのです。
その額なんと16億5000万ドル(約2000億円)。
Googleの総資産からしてみれば、そうたいした額ではないのかもしれませんが、サービスインから一年あまりしかたっていないYoutubeに、これだけの価値がうまれ、また、それを迅速に見出し、手を打ってくるGoogleの力を感じます。
Googleの最高経営責任者(CEO)Eric Schmidt氏は買収発表後の電話会議で、「これは、ビデオをユーザーのオンラインエクスペリエンスの中心的な存在にしていくためにGoogleが多数実施している投資の1つである。市場を観察したところ、ビデオを介したソーシャルネットワーキングの世界には明確な勝者がいることが分かった。こうしてYouTubeとの交渉が始まったわけである」と語った。by CNET
ネット界隈では、この自称はすでに噂にはなっていたようですが、それが現実化したということになります。
Googleはすでに、GoogleVideoというサービスを行っていますが、それに統合するようなものではなく、YoutubeはYoutubeのブランドとして残し、独立運営を行っていくようです。
(GoogleVideoや、GoogleTubeみたいなのにはならないってことですよね)
著作権がらみの問題もありますが、だいたいそれはどこの動画共有サイトでも起こっている問題。
もともと、ネット動画(オンラインムービー)市場においては、圧倒的なシェアを誇るYoutubeではありますが、これによりさらなる寡占が起きるのかもしれません。
これからのGoogle、Youtubeの動向からますます目が離せません。