以前ご紹介した名古屋の「熱田神宮」。
その中でも、<心の小径>の奥に位置している「一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)」は、今まで立ち入り禁止だった場所であり、2012年12月に始めて一般公開されたとても最も神聖な場所でもあります。一之御前神社の祭神は熱田大神の「荒魂」。つまりは、<熱田大神の荒魂=天照大神の荒魂>を奉っていることから、天変地異を引き起こし、病を流行らせ、人の心を荒廃させて争いへ駆り立てる神の働きと言われております。

ところで、この「荒魂」・・・・。
皆さんも聞いたことがある方も多いかと思われますが。神道では「荒魂」とは、神の荒々しい側面、荒ぶる魂のこと。肉体である荒魂(あらみたま)を包むようにして、和魂(みぎりみたま)があり、和魂を包むようにして幸魂(さきみたま)があります。さらにそれを包むように奇魂(くしみたま)があるとされております。

また、西洋では19世紀の末に、東洋の秘境的な知識を取り入れた【神智学】が創始され、「太陽系七界」というコスモロジーを唱えております。宇宙は7種の次元の異なる階層(界層)構造をしており、それぞれの階層はその階層固有の素材から成り立っていると言われております。7つの階層とは物質界層にある<エーテル体>・その上の階層にある“感情”を司る<アストラル体>・“精神”を司る<メンタル体>・“思考“を司るコーザル体など・・・これらの階層世界を構成するバイブレーションは粗大から微細へと変化していき、各々の階層が異なった周波数帯に属しているという科学的な体系が出来上がっているようです。

このように、一番高次元の「ロゴス体」から流れてくる高次の宇宙エネルギーが、次元低い物質界にある肉体へと降りてくるとされております。

私も常々、【NES-HEALTH】のスキャンを行う際にこれらの事を順追って説明しているのですが、簡単に一言で表してみると、我々の肉体は半分(50%)、そして残りの目に見えない階層が半分(50%)、ということになるでしょうか???


         ~PL(極性)とBFA(ビッグフィールド)の状態~


そして、肉体とその他の階層が<ありとあらゆる情報>をインプリントし、お互い密接に“情報”を交換しあっています。そして、この肉体とその他の階層は、<動的>に常に変化している外界と情報のやりとりを行っています。

何故?肉体だけではなく肉体とその他の階層における<生命場>のスキャンが必要なのか???と言いますと・・・・

生物学エネルギー的には、すべての疾患は生命場、つまりは「The Human Body Field(ヒューマンボディーフィールド)」の情報の歪みから起こるので、常に「現在」の自分のエネルギーの状況をあらゆる角度から把握していきながら、常に意識して”情報の歪み”を戻していかなくてはならないのです。

ここで大切なことは・・・動的、つまり一瞬一瞬と状況は変化しており、常に環境が変化をしています。それらの情報によって我々の身体エネルギーをはじめ、感情や精神や思考に変化が現れてくることから、如何に「現在」を意識して生きるか?が大切となってくると思っています。

【NES―HEALTH】のスキャンは・・・・・肉体とその他の階層にある情報、つまりは肉体を包んでいる生命場、NESでいうところの「The Human Body Field(ヒューマンボディーフィールド)」を読み取りっており、常に「現在」の心身のエネルギー状態を確認できるようになっているのです。やはり大事なことは「現在」、“今の瞬間”なのです。このスキャンは未来であったり、過去であったりでは意味がないのです。


そうなんです・・・・大事なことは「現在」、今の連続なのです。
今の自分の青写真をあらゆる角度から確認すること。そのありとあらゆることを気づくことにより、自分自身のより深い理解を得ることが可能になるのです。

NESのスキャンでも大切な「今、現在」。そこで、今日お伝えしたいことはもう一つ、
「いまここ」についてです。

そこで、「いまここ」の重要性を伝えてくれる、とても参考になる書籍(サンマーク出版)がございます。



                 ~いまここ塾~


1975年、ソニーミュージックからシンガーソングライターとしてデビューし、31歳の時に突然霊的なインスピレーションが訪れ、その翌日すべての仕事を辞めて、真理の探究を始め幅広い活動を続けている人・・・・阿部敏郎さんの単行本「いまここ塾」です。

この「いまここ塾」・・・すらすらと楽しく読めて、何度でも多くの気づきを得られる本です。著者の阿部敏郎さん、現在は沖縄に在住、伝説の講演が文庫化されたもので、何と!ブログのアクセス数は「130万回」という驚愕の数字なのです。

本当に堅苦しくなく、とてもユーモラスに語ってくれており、おいなる真理へと導いてくれます。読めば読むほど納得の一冊。体裁にこだわらず、自然体でスーッと心に入り込んでくるので、本当に生きる勇気が湧いてくるのです。簡単に持ち運びができる単行本(660円)、いつもそばに持っていられる一冊かと思います。

今、現在。同じくして「いまここ」・・・・・。「いまここ」を生きれば一瞬で幸せになれるというシンプルな方法を伝えてくれます。本当は全部紹介したいのですが、簡単に「いま、ここ」を表してくれている箇所を抜粋してみます。



では本の中からご一部抜粋を・・・・

「いまここ」を生きるというのは、あらゆる先入観や決めつけを捨てて、「今」を新しい状況として、新しい自分が生きること。いまここへの感応、それが「いまここ」なのです。

もう一つ違う言い方をすれば、「思考」を超えるということ。思考の素材は過去のデータでもあり、「いまここ塾」で学ぶもう一つのポイントは、如何に!考えを辞めるかということになります。
考えながらやっている時は、やっていることと自分が分離している時でもあります。つまり、やり切っていないことになりますが、考えていないっていうことは、状況と自分が一致していることになります。考え出してしまったら、その時には本当の自分にはなりきれないのです。

だから・・・・なりきる!ということは、人の目とかそういうものを超えて、やっていることになりきることになります。そうやって、100%なりきったのが、「いまここ」になるのです。そういう瞬間を、普段の生活に取り入れて、時間帯を増やしていくことが、「今ここを生きる」ということになるのです。




阿部敏郎さんはこのようにも言ってます・・・・

考えないと大変なことになっちゃうかもしれないけど、そうではない。むしろ、考えないことで正確な判断が出来ることが多くなるとも。その極意が「無心」。「無心」になった時は達人でもあり、ああしてこうしてなんて考えていないので、それ以上に強いものはないのです。



以上、200頁以上の中の一部分ですが、「いまここ」の重要性をお分かり頂けたかと思います。

「いまここ」・・・無心で生きるための基本レッスンは「瞑想」の大切さをとおっしゃっておりますが、私も6年ほど前に購入した数冊の「ホ・オポノポノ」を読み返しているところで、改めて過去の記憶と情報が現在の自分を妨げているのかが、ようやく分かり始めてきました。

この6年間、「ホ・オポノポノ」を始め、そして【NES-HEALTH】との出逢いを通して、本当に様々な体験をさせて頂き、ありとあらゆることに気づかせて貰えました。特に「THE  LIVING MATRIX」の映画を何度も何度も観ることから、ホリスティックな多くの学びを得ることができたのです。

次回は、簡単に一人でもできる「セルフアイデンティティー・ホ・オポノポノ」の内容を、NES過去の記憶と情報のクリーニングの重要性をお伝えしたいと思います。

日々・・・静寂な時間と場所を選んで自分自身の記憶と情報をクリーニングしているところです。