高校の交渉は続いていますが、

やはり「入学後しかバリアフリー化できない」

という、神奈川県教育委員会からの回答しかありません。



入学式からすぐバリアフリーであって欲しいのに、

それは叶いませんし、

いつになったらバリアフリーになるのか、

期日も目安もなく、

途方に暮れております。



東京都は子育て罰世帯にも学費支援があるそうですね。


神奈川県や横浜市はできないみたいです。

子育て罰世帯は、それ以上の額を収めていて、

でも、子育てして費用は当然出ています。

なのに、学費補助を受ける世帯と全く同額の

扶養控除額!っておかしいと思いませんか。


私、本当にこれはおかしいと思っています。


扶養控除額を最低三倍にしてほしいです。


もしくは、この世帯に学費を追加で所得控除する。


絶対必要ですよね。


議員になれと議員さんに言われますが、

今てが必要な障害児子育てがあるので、できませんチュー

頭も悪いので。笑い泣き


さてさて、肢体不自由児にはインクルーシブではない、

この神奈川県の教育環境。


特別支援学校では、

「肢体部門」と「知的部門」に分かれて、

肢体不自由の子は、肢体不自由の友達しかいません。


ですが、卒業後は混ざるんですよ。


おかしくありませんか?


はなから1日のうち何時間か混ぜて教育したらいいのに、

それは一切しないそうです。


理由を聞くと、

「知的障害の生徒が混乱するから」

「医療ケアの子が病気をもらうから」


その理由で混ぜないそうなんです。


小学生から高校生まで在籍したら、

12年間、混ざらない。

一般的に育つ子とは全く異なる教育環境で、

多くの時間、社会と分断されて育ちます。


これは、一般校を経験した保護者としては、

違和感しかないんですよね。


確かに、

「定型発達の子をみたくない」

「見ると辛い」

「発語した子のことを喜べない、妬ましい」

「療育センター以外は嫌だ」

と療育センター在籍の時に、

ママさんたちから直接聞きました。



混ぜたくない、混ざりたくない、

近隣校と交流したくない、

他の子のできるようになる様子を見たくない

という声があると、率先してやらないでしょう。

(もちろんそんな方だけではありません)



でも、高等部を出て社会に出ると、混ざるんですよ。

公共交通機関も然り。


私は、特別支援学校内であれ、共に育ったほうが、

子供にとって学びの機会が多い、と思います。



ただ、先生のスキルが未熟すぎると、

個別級でも残念なことは多々発生しています。

そこは注意が必要ですが、

専門職も多く配置されている特別支援学校ならば、

問題はクリアして然るべきだと思います。



特別支援学校こそ、障害による壁を取り払うべき、

各学校長、管理職からこの案に拒否をされていますが、

特別支援学校の管理職は特別支援学校内でまわります。


何が言いたいかと申しますと、

「視野が非常に狭い」のです。

その人たちが定年するまで補充されず、

ずーっと学校長のまま、特別支援学校だけを異動して回ります。


教育委員会特別支援課より学校長の権限が大きく、

委員会として、学校長の決定には抗えない、とのこと。



これだと教育が変わるわけないですよね。



特別支援学校管理職は、

一般校指導経験がほぼない、

もしくは長期に離れている、

または改革、変化に関心がないので、

「一般校の教育環境」と、

「特別支援学校の教育環境」だと

何が違うかわからない、と話すのですね。



そこにしか入れなくなることがとてもショックです。


共に生きられる社会を作りたいです。