我が子の車椅子は、すでにサイズアウトしてまして

本来であれば、もうすでに新規作成して

より大きい車椅子に変わっているはず。


ですが、

国の基準、市民税所得割額が46万円超の世帯は

なんと補装具全額自己負担、という、

厳しいルールがありまして、

それに乗っ取り我が家も自己負担のため、

大学生がいる家庭には辛いものとなっています。


ただ、18歳からは、本人の所得が反映されるため

この制度は適応されず、

補装具全額自己負担は免れるそうです。



今使っている車椅子は小学五年生に作ったもの。

とてもとてもとても小さいのです。えーん


PTがみるとみなさん口を揃えて、

「車椅子小さいね〜」と。


ですので、あと3年は車椅子を使いたい、と、

男子成長期の合間を見て、新たに作成を始めた車椅子と靴型装具ですが、

残念ながら先日、義肢装具士さんから、

「金持ちなんだから、払わせればいいんスよ。」

「あいつら金持ってんだから」


こんな人に作って欲しくないわ!と、

心は沸騰しましたが、、、言えません。


「そんなことないですよ、税金すごいですし、

人の2倍働いてますし」と答えましたが、それが精一杯。



こんな偏見の人多いんですよね。

頭にきます。


だったらあんたも夜に働きなよ、と、

海外の時間に合わせてミーティングしなよ、

最先端に合わせた勉強を仕事の時間以外にしなさいよ、

仕事終わったら飲んで遊んで余暇を過ごしているくせに、

そう思います。


金持ちなんだから払わせろ、

そんな人に作ってもらう補装具かぁ…。


とても憂鬱です。


本題に移りますが、

そんなこんなで小さくなりすぎた簡易電動車椅子。

今や、フットレストは1番下のライン。


昨日、バスに乗るために友達と下校中、

木の根っこで盛り上がった歩道を走行している間に引っかかり、

フットレストが跳ね上がって、靴型装具が地面に当たり

走行中に足を巻き込んだので、捻挫してしまいました。


5分は痛みで動けず、受傷状況確認…。。。



日本のこの制度のせいで、

所得割額が超えた、課税額が多すぎる世帯の子が、

体に合わない車椅子に乗って怪我をして、

1割負担の子が、体にあった車椅子に乗れる。



こんな理不尽なことが起こっています。


金持ちなんだから払って当然、

そう言っている人にお子様がいたら、

当然、児童手当も、障害児の手当ももらえるわけで。


でも、それは、こちらの収めた税金の一部かも。



なんだか切ないです。


車椅子は5月にオーダーし、まだ製作中。。。。


早くできて欲しいですが、まだできないので、

今日はリハビリのあとにホームセンターでクッションを買い固定、

座面を盛り上げる加工をして膝の位置を上げて、

フットレストを一段上げてあげようかと思います。


もちろん、私のDIYですけどね。


がんばります!



稼ぐお金の割に、手にするお金は少ない、

サラリーマンって大変ですよね。

補装具全額自己負担、これはなんとかして欲しいです。