先日、横浜市立の特別支援学校での志願相談で、

あなたはここで学びたいですか、という質問に、

無言で答えられなかった我が子。



特別支援学校では、出願のまえに

「志願相談」(横浜市立)

または、

「教育相談」(神奈川県立)

という、面談が必須でして、

そこで、意志を問われるようです。


肢体不自由で、さらに苦手もあるため、

歩けさえすれば、「サポート高校」にいけるはずが、

車椅子で要支援生徒のため、

横浜市北部エリアには進路がありません。

(保護者送迎必須のため、通学可能範囲制限あり)



歩けないから、会話可能な友達がいない進路しかない、

そう言った事情で、回答に詰まった息子に、

ここで学びたい意欲を確認し、

追い打ちをかけた、特別支援学校管理職職員たち。



その質問に答えられなかった息子は、その後、

うちで学びたい意欲を感じられないと、

学校長から拒否をされて、今に至ります。



最近、食事も喉を通らなくなり、

また嚥下障害が少し再発し始めました…。


なぜだろうと思って観察しているところ、

本日人権について学習する授業だったので、

あなたの今抱えている問題も人権侵害だよ、

あなたが車椅子だからという理由で、

今の環境のようなところではもう学ぶ場所がないのは、

あなたのせいではなく、大人のせい。

大人が恥じるべき問題だから、あなたは何にも悪くない、

みんなに知ってもらったほうがいい、

生きる場所を選べないなんて、

エレベーターがないから、みんながいる社会で教育を受けられないなんて、おかしいんだよ、

もっとあなたの気持ちをみんなに言っていいんだよ、

言わなきゃいけない、

そう私が説得して、心を解放するように話していたんです。



そうして私が子供の言葉を引き出していた最中に、

我が子の口から、

「会話不可能な子と友達になれと強制されるのが嫌だ」

「W特別支援学校に行きたいと言わないと、どこも進学できなくなるよと(中学校の)先生に言われた」



そんな言葉がでてきましたショボーン



いつ言われたの?と聞くと、困った顔をして無言…。


周りにいる先生の目線を気にして…。




そこでそのまま先生に聞きましたら、

「W特別支援学校の志願相談の前にいいました」

と。


酷い言葉だと思いませんか?といいましたが、

いえ、と。

なんで酷いかわからないという顔でした。


大人が恥じるべき問題なのに、子供に嘘を言うように強制するなんて。

しかもこれ、脅迫ですよ、と私はボソっと言いました。



思い出したのですが、この時期に帰宅した後、

「今日ひどいことを言われた」と言った日があり、

「どうした?」と聞きましたら、

「それは言えない。絶対言えない。」

と言ったのですね…。

「先生から?」

「…。」

それも無言でいたので、そうだと確信していましたが、

おそらくこれかと思いました。




心因性の嚥下障害が悪さを始めています。


こんな子供の気持ちを考えない、

横浜の先生たちの下で、いいのだろうか、と。



近々、イレギュラーなのですが、

すでに志願をした県立特別支援学校の

「教育相談」という面談があります。

(本来は教育(志願)相談→志願→受検です)

※公立校は受験ではなく受検だそうです。



そこでまた同じ質問を受ける可能性が容易に想定できます。

なので、予め我が子を守っておきたいと思い、

神奈川県の特別支援課にこの件を相談しました。

すると、最近やりとりしている担当の指導主事の先生は

「それはかわいそう」

「志願先に伝え、情報共有させてください」

「こちらから中学校に話しましょうか?」と、

息子を思い遣ってくださるお言葉が。



横浜市の特別支援課とは大違いでした



親が離れた学校内で、

教師から意図せずどんなひどい言葉を受けているかわかりません。

その言葉をひどいと感じない人が、子供の心を傷つけている現実…。




しばらくは学校付き添いの時間を増やそうと思いました。



必ず守ってあげるために…。