少し驚いていることがあり、記しています。
特別支援学校から
就労移行支援等の障害者雇用する事業所に通い、
就労に向けての学習をするのですが、
掃除などの労働を朝から夕方までして、
交通費ゼロ、報酬ゼロだそうです。
何ヶ月も何ヶ月も同じ事業所に通い、「学習」し、
交通費ゼロ、報酬ゼロなんですね。
指示通りに働ける子にも関わらず…。
夏休み、冬休みも働いて、
いや、就労「学習」させてもらうようで。
授業の一環だから
当たり前なのでしょうかね…。
交通費もゼロですが…。
それが身に染み付いて、卒業後のその先でも、
彼らの中には、「お金をもらえない」と誤認して、
お金をもらえないことが当たり前になる子もいます。
手取りも少ないのに。
卒業後も、就労移行支援の事業所が
スポット営業しているところに呼ばれ、
手伝いに行っても、無報酬、交通費ゼロ。
何時間も手伝ったのに、ゼロ。
軽食を頂きました、と喜ぶその子。
「知的障害者だから、お金をもらえなくて当然、
子供の笑顔があればそれで。」
いえいえ、あなたもまだまだ本来大学生なのに、
と切なく思います。
先日我が家に来てもらい、
腱鞘炎でずっと雑草を抜けなかった私の手伝いをしてもらいました。
1時間、千円のお小遣いをお渡ししました。
この草を抜いて欲しい、とお願いしましたら、
確認しながら抜いてくれます。
任せられますが、
私も一緒にできる範囲で作業しました。
お小遣いを渡すと、とても嬉しそう。
きちんとした労働には報酬が伴う、
知的障害は全く関係ない作業なので。
それを感じて欲しいと思いました。
障害があってもなくても、
人として当たり前の待遇は受けてほしいです。
もし、これを読んでくださるあなたに障害や苦手があり
自分がいる場所が、なんだか居心地悪い、
上司が怖い、
上司の自分への言葉遣いがキツい、
自分が障害者だからお金をもらえないのは不満
そんな思いがあるなら、
ぜひ身近な大人に相談してほしいです。
親が聞いてくれないなら、私が聞きますよ。
メッセージください。
障害があっても、労働に無償はありえません。
障害者に対しての虐待ではないかと思います。
私の考えはおかしいでしょうか。
障害があっても、それ相応の待遇はあるべきです。