昨日は神奈川県立A支援学校、
M分教室の説明会に伺いました。
この支援学校のM分教室は、
たまプラーザからバス便という、
なかなか青葉区の方には通いやすいところです。
また、「一人で自力登校可能な生徒」
という基準もあり、
比較的マイルドな知的レベルの生徒さんが多いとは
在校生お友達ママにお聞きしていましたが、
卒業後の進路も、半数が企業就労とのことでした。
中堅層レベル?という高校内にあることもあり、
なかなか現在の個別級に近い環境なので、
条件が合うと良いなと期待してはいましたが、
いつも問い合わせるたびに、
「知的障害のための学校で、肢体不自由はだめ」
「車椅子がいた前例はないから、受け入れ不可」
と、入試担当教諭から門前払いの発言があり、
諦めつつも立地が良いため、
ここは神奈川県民として、なぜダメなのか、と、
ダメ元と知りつつ、伺ったのです。
生徒と保護者相手の説明会でしたが、
田奈高校のように、生徒向けの言葉掛けはなく、
室長という先生の、とても早口な説明を聞き、
生徒さんは普段、要点を理解できるのかしら?と、
少し不安を覚えました。
学校内見学の間、管理職教諭と言葉を交わしましたが
表面的な笑顔で、こちらの質問にご回答頂くなかで、
「療育手帳はお持ちですか?」
「この学校にはエレベーターがありませんので。2階の教室での授業もありますよ。教室移動どうします?」
などと、、
だから私に何と答えさせたい?
と、耳を疑う差別的な発言に、
とても残念に思いました。
その時の私の回答としては、
「エレベーターがあるとお聞きしていましたが」
と言いますと、
彼女は、歯を見せ乾いた笑顔で
「確認したことはありません」
と言われてしまい。。
そこ、笑顔は要らないよね。。
ノーマスクだから、彼女の歯も全部見えちゃいましたよ。。。
しかも、なぜか距離をとっても顔が至近距離にくるし…。。
彼女の強い口臭を浴びていました…。。。。涙
脱マスクだと、口臭を浴びるのが嫌なんですよね。。。
脱マスクならオーラルケアしてほしいです、ほんと。。
なぜここが良いと思うのか、
現在の問題点、要は、
肢体不自由でお勉強に苦手科目がある生徒は、
特別支援学校の肢体部門で、
校内を泣き叫び回る知的レベルの生徒さんと共に過ごすしかなく、
学ぶことができなくなること、
怒って暴れたり、物を投げたりする生徒もいて、
安全性が心配だけれど、
こちらの分教室であれば、多少選別があるので、
おそらく善悪わからず、ハサミや尖った鉛筆を突き刺したりする子はいないと思うので、現在ののように、一般級の生徒と触れ合いながら学校生活を送れるのは魅力だと思う、
という旨を伝えたところ、
「神奈川県の進めるインクルーシブ教育で、
ここの教室にも知的レベルの低い生徒が来るようになったので、ご想像のような環境ではないです。ぜひご覧になったらどうですか?」
と、私の考えや悩みに対して、ニヤリと否定的な笑顔で答えてきました。
寄り添う気持ちがゼロだな、この人、と、
今までも受けてきた差別発言に慣れてはいましたが、
なによりショックなのが、
「特別支援学校の管理職が障害による区別をして、さらにめんどくさいと排除するために差別発言をする」ことでした。
特別支援教育を知らないみたいなので、
エレベーターがないけど、あなたどうするの?という、とてもおかしな言葉に、違和感しかなく、
特別支援教育を知るならば、工夫もされただろうし、
逆に提案があってよいのでは、と感じました。
この人、この職位をやめた方がいいな、と、
心の底から感じましたが、
ここは公務員、刑法に係ることをしなければ、クビになりません。
結局、このA支援学校の管理職の女性は、
肢体不自由児はこの分教室から排除したいので、
こちらが断念するような言葉を選んでずっと発していました。
立地も環境もいいのに、教員が悪い。
それでは失礼します、この度はありがとうございました。等々、典型的な挨拶を残した私は、また子供を教室に迎えに行くために慌てて帰路に。
下校時間に間に合わない!と、慌てつつも、
なぜこんなに心痛めなきゃいけないのかな、と、
とても悲しい気持ちになりながら、正門へ向かう途中
なんと!エレベーターを見つけました。
あるじゃん!!!!
あるのに、なぜA支援学校の管理職は、
「ないから教室移動できない」というのか…。。。
そこで、事務室に立ち寄り、質問してみました。
「このエレベーターは生徒も使って良いのでしょうか」
「もちろん!怪我をした生徒が使っていますよ」
「ちなみに、すべての教室に移動できますか?」
「もちろん行けますよ!」
「変な質問で申し訳ないのですが、先程A支援学校の副校長にエレベーターがないから車椅子は教室移動できないと聞きましたが、、使っていいんですよね?」
「え?分教室の子は使っちゃいけないとかあるのかな…」
本当に、、驚きました。
神奈川県は「共に生きる」とか掲げていますが、
まず特別支援学校の教員から、
「差別をしない」という目標を掲げて、
努力する必要がありそうです。
肢体不自由の生徒だって、
進路に選択肢が欲しいです。