肢体不自由児さんのように、
「まっすぐ前を向けない」
写真館等の初めての場所で、
「いい顔ができない」
「(身体的に指定された)椅子に座れない」
そんな場合はスマホアプリを利用し、
家庭で写真を撮って、印刷していきますよね。
我が家もそうしました。
私は数年前に入れた、
これで撮影しています。
子供達の英検などの試験や、
障害者手帳もこれで撮影してきました。
(受験はご縁ものなので写真館で)
今回、センター南パスポートセンターに出して、
写真はギリギリ、なんとか規定内オッケーでした。
↑※ 細かな余白規定にご注意ください
少し小さくて、写真を拡大するかもしれないから、ボケることをご了承くださいとのことでしたが
ご理解下さり?、受付してくださったので、
申請受付のかたは、お優しいですよね。
そして、パスポートをとりに行ったわけですが、
今回は夫のサポートなく、子供と2人で行きましたので
まず、駐車場に困りました。
センター南の駅前ロータリーには
驚くことに車椅子停車場(車寄せ)がありません。
とりあえず停車して、車椅子と子供を降ろして、
館内で待たせるなんてことも厳しくて。
今時珍しいですよね、車椅子乗降場所がないのは
ともえ?と書いてあるパチンコ店が入るビルに
センター南パスポートセンターがありまして、
その駅ビルの地下駐車場に入りましたが、
車椅子スペースはわずか3台のみ!
しかも、その3台全部、
警察署の発行する「駐車禁止除外指定車証」が
掲示されていませんでした。
一台だけ、100円ショップにある、車椅子マグネットが貼ってありまして…
車椅子すら乗らなさそうな車が…。。
ルールを守ってほしいです
その広いスペースだけ貸してほしい。。。
入り口から遠いところでいいので、
車椅子乗降スペースが欲しいです。
とりあえず出入り口に近い、
多少広いスペースに駐車して、
車椅子を後ろから出して、
その車椅子をスライドドアに横付けし、
子供を横から下ろし、、、
(サイドリフトアップチルトの福祉車両です)
別な場所に停車するために動かしてきて…
当然、他の車の通行に邪魔なので、
前後からくる車に頭を下げつつ…
ただ、乗降りのスペースがほしいのです。
後ろと横に広いスペースが必要なんです…
本物車椅子ユーザーは
既にどっと疲れましたよ。。。
そして、エレベーターに乗り、
地上階一階でおりましたら、
うっそ。。。
点字ブロックの先は階段で、
車椅子は降りられない。。。。
スロープもない…。
この階段を降りて、左に2度曲がると
パスポートセンター入り口があるのに。
(パチンコ店の裏側にあるイメージ)
大きく迂回が必要となります。
駅ビル内パチンコ店のフロアの
タバコ臭い、エレベーターに戻りますと
とりあえず駅への連絡通路は3階なのね。。
と理解しました。
ビルのエレベーターから降りると、
また次のエレベーターへ。
ガタガタの坂を上り…、
ふぅ、ようやく到着!
センター南は、車椅子には不便な駅です
(ベビーカーにも?ですかね?)
パスポートセンター内は、
パスポート申請者がかなり並んでいまして、
ちょうど真ん中あたりが混雑していました。
パスポート受け取りに入りましたら、
受け取り窓口が待合場所含め、狭くて狭くて、
とりあえず受け取りの順番待ちのため、
私が用紙だけ提出しに受付へ行きましたら、
受付の方に、
「ご本人は来てますか」と不審に問われ、
「車椅子が通れないので後ろで待機しています」と答えると
「入れるかどうか確認してくれないと、ダメだったら別な場所で渡さないといけなくなるので」
と冷たい対応がありまして…。
初めから、その別な場所で渡せばいいじゃん!と、
心の奥底で思いながら、
いつもながら、さすが神奈川県、、、
「共に生きる」は上辺だけの文言だなぁと、
神奈川県パスポートセンターの配慮のなさにガッカリしました。
神奈川県民税、払いたくないです、ほんと。
(ここはもしや横浜市運営??)
順番がきて、狭ーいパスポート受け渡し場所に入り、
(個別ブースになっています)
本人確認を「本人」にさせました。
「生年月日を西暦でお答えください」
「本籍地をお答えください」
などの質問に、
当たり前ですが、なんのヘルプもなく答え、
少し成長を感じました。
車椅子というだけで、できないと見られるのか
質問するかたも親の顔を見て質問するのですよね。
あえて、窓口の方と目を合わせなかった私。
体験させることができて、よかったです
案の定、出る時はバックでしか下がれずで、
腱鞘炎の手首に負担がかかり、とても不便でした。
パスポートセンターを出たすぐの多目的トイレを利用しようとすると、床の尿臭で使えず…
コロナ禍終わったな、と、
多目的トイレが汚れていると、そう感じます。
コロナ禍では、インバウンド外国人や
変な人の多目的トイレ利用がなくて、
清潔が維持されていたので幸せでした。
さて、せっかく来たのでお気に入りの干物やさんに
「ひもの山安」
体に良い青魚を買いに行きました。
小田原地物!のいわし狙いです
とても安いのに添加物なく、
しかも酸化しておらず、美味しいんです。
青魚はメタボやアトピーにもよいとのことで、
家族のために、意識して食べさせています。
が、お店に向かう、駅からテナントまでの
途中のスロープがまた、、
優しくないのですよ、センター南は…
なぜ、スロープ手前だけこの狭さ???
階段広いのに、、スロープはこれだけ
スロープの上には、座り込む人々も…
通りにくかったです。
センター南って、、
こんなに住みづらいんだ、、、と。
住んでなくてよかった…。。。
毎日こんな思いをするのはこりごりですよね。
肢体不自由の方のパスポートセンターご利用時は
ご注意くださいね。
ちなみに、車椅子スペースはとても少ないですが、
駅ビル駐車場は1時間300円でした。
お安いですよね。
車椅子スペース、
もう少し増やしてほしいものです。
警察署発行の「駐車禁止除外指定車証」
これの掲示を義務付けてほしいものです…。
心優しい、ルールを守ってくださる方がいるのに、
最近はルールを守らない方の数が増えてきて、
本物歩行困難者は、車椅子を止めるところがなくて困ります。
かつて横浜市やAEONにも提案したのですが、
「出入り口から遠いところに、車椅子スペースを設置してほしい」と。
ルールを守らない人は、
「エレベーターに近いからそこに止めたい」ので、
「乗降りスペースが必要だからそこに止めたい」
わけではないのです。
こちらは、
「乗降りスペースが必要だから止めたい」ので
エレベーターから離れたところでもいいのです。
エレベーター近くにあれば、
ルール違反が喜んでそこに駐車します。
困るのは、「本物の車椅子生活者」
日本も罰金制にならないかなぁ…。
ルールを守らないかたは、大抵、
見た目からしてわかる感じで…。
そういう所得層の方々が、ルールを守らないですよね
そんな行為を止めようがないのがとても残念です。
当事者として声を荒げても仕方ないのですが、
学校の中学校教師も
「障害者は利益があっていいよね」
と言ってきた教師もいましたから、、、
(うちはないですと話したら驚いて態度が激変)
世の中、勘違いが多いのかもしれませんね。
いつ誰がそんな生活になるか、わからないはず。
バイクに乗っていて、
事故で転倒してまさか自分が肢体不自由になり、
友達も消えた、という元ヤンチャの男性方に、
リハビリ施設で何人も出会いました。
自分や家族がそうなるかもしれない、
そうなってしまった時に、
そんな事をされたらどうか、
客観的に自分の行為を考えてほしいものです。
パスポートも入手して、
ESTA申請もこれからして、
ハワイ旅行準備は着々と進めていきます
波に癒されたいものです。