子供たちは待ちに待った、中学校の修学旅行へ
無事に行き、楽しんで帰宅してきました
かわいいお土産〜
主に「個別っ子」として対応があった点を
ここで共有していたいと思います。
①「持ち物の確認」
わかりやすく着替えを各袋にセットにし、
子供に見せて示し、事前学習をさせました。
袋に1日ずつ入れて、付箋貼りしたお母様が多いです。
我が家は肢体不自由ですが、
お風呂上がりに着る服は翌日の服、として、
パジャマはなし。(着替えの手間を省く)
全てをセットにして、1日目夜、2日目夜、予備、と記載して、各袋に付箋貼付しました。
寝る時にリラックスできるよう、
楽なズボン(UNIQLOウルトラストレッチアクティブジョガーパンツ?)にしました。
成長期で、昨年春物は小さく…4枚購入!
大人メンズのS、ウエストが少しブカブカですが、基本は車椅子。歩かないので…。。。
セールで助かりましたw
暑いことも予測できたので、長ズボンは虫にも刺されず快適そうでしたよ。
肢体不自由特有の持ち物としては、
便利なうがい受け、
スーツケースベルト(体を保持する追加ベルト)
ストロー水筒
ストローマグ(朝夕食バイキング時のコップ代わりに)
念のための携帯トイレ10個とペットシーツ
(緊急の小用のため)
また、ベッド上でできるストレッチをお伝えしました。(先生からのリクエスト)
②ユニットバスの確認
初めての環境に不慣れな子もいるので、ユニットバスとは、と使い方をレクチャーするご家庭もありました。ここは気にするかな?と感じると、なんとか慣れさせようと努力されるのが、さすが皆さま個別級ママだと思います
我が家は肢体不自由なので、お風呂画像を写真で確認し、浴槽の高さ、手すりの位置、洗面台との干渉、車椅子アプローチの動線をシュミレーションしたり、安全で双方にとって快適な浴槽へのアプローチを確認しました。また、介護用備品をホテルに確認し…ないものは導入して頂きました。
新規開業ホテルならではのご対応でありがたかったです。
今後も介護用チェアがそこにありますので、必要な方にお使い頂けます
③旅程の確認
ここは個別級でよく事前学習してくださいました。
行く先々の画像を確認していました。
家庭でもどこに行くのか何度も本人に確認して、戸惑いのないようにしました。
④送迎の確認
個別級ならではですが、新横浜駅集合、解散ですので、ここまで送迎が必要なお子さまも多く、みなさまご都合をなんとかつけて、新横浜駅まで来られていました。
我が家は行きは6時台乗車と朝が早かったので、あざみ野駅に車を停めて、市営地下鉄に乗り向かいました。(遅刻厳禁のため、車は信用ならない)
帰宅時は相当疲れていることが予想できたことや、夕方のラッシュにあたるため、新横浜駅中央ビルに車を停めて、迎えに行きました。
(駐車場は30分300円)
首都高K7のおかげでとても近くなりありがたいです。
迎えに行くと、我が子は体に合わない車椅子に長時間座位なため、痙性MAX、全身が丸くならない状態でした
車に乗せても背中がそっていて、車でよかったです。
(電車だと、誰かを蹴ってしまいそう)
⑤食べ過ぎない、皆に合わせることなどを徹底
修学旅行ではバイキング形式なので、
食べ過ぎて体調がおかしくならないよう、
家庭でしっかりお話ししました。
もりもり楽しく食べたようで、
「満腹!」と先生に伝えていたようですが…
吐くほど食べなくなったのは、成長でしょうか…
移動の際は、車椅子のため皆と離れてしまったようでした。安全上なのか、先生が手押しで移動してくださったようで…、二泊3日でバッテリーがまだ9割残!
我が家は2泊3日で徳島へ行った際は、残り3割でしたので、ほぼ先生かと…。。
これは良し悪し、なのですが、
本人の自由がない代わりに安全であったようでした。
不慣れな先生が、安全に配慮してくださり、
手押ししてくださったようでした。
確かに、なにかあるより安全第一、ですよね…。
先生もかなりおつかれでしたでしょう…。
⑥服薬のタイミングと説明
毎朝飲む薬(アレルギー薬や酔い止めなど)各自違いますが、何月何日の朝、夜、など小袋に分けて、日時記載し、子供に説明しておきました。
先生もお声がけくださったようで、ありがたいものでした。
⑧学校持参している自分のiPad持参
何かの時に先生や母親に連絡できるよう、使い慣れた我が子のiPadを持参させました。
仮に、部屋で子供だけになり、何かあった時に先生へ連絡が取れるようにしたい、と思いました。
肢体不自由なので、車椅子に乗車しない限り移動できません。
まだApple Watchに慣れていないため、ひとまず、iPadさえあれば連絡することが可能なため、仮に先生が会議等で、子供だけになる場合、ベッド上にiPadも置いて欲しいことを伝えました。
(使う状況はありませんでした)
生徒は携帯持ち込み厳禁ですので、何か理由がある場合は、校長許可をご相談にいくことも、手段の一つかと思われます。
⑨先生やヘルパーさんとのやりとり
肢体不自由特有ですが、京都のヘルパーさんに入浴と排泄をお願いしました。
初めてのようでしたが、横浜市教育委員会で契約してくださいまして、私から申し出て、現地のヘルパーさんに画像や介助詳細を記した説明書を事前にメールしました。
先生を介しますと、違うように伝わりますし、先生のお仕事も増えますので…。
介助当日の該当時間には、息子のiPadでわたしと繋いでおくことも可能です、とヘルパーさんにはお伝えし、疑問がある際は即時対応する旨をお伝えしていました。何も連絡はありませんでしたが、待機中はドキドキでした。
介助終了後に、ヘルパーさんから、また先生からもメール頂き、ほっとしまして、安心できました。
⑩(抜けていましたが)PASMOの残額チェック
一般級の子なら、オートチャージや自分で補充もできそうですが、個別っ子はなくす心配や、自分でチャージも不安があり、お母様方みなさま、前日までにチャージされていました。
追記、
お財布を無くす心配のある子は、紐付きか鈴にするなど、工夫が必要かもしれません。
ちなみに、PASMOが入っていたら、警察に届けられた場合に登録された電話番号まで連絡をくれます。
これはありがたいですよね。
無事に帰宅してきた新横浜駅到着時は、
先生方もかなりお疲れでして、お顔がやつれて…
ご苦労の程がみえました。
生徒皆を安全に移動させるのは神経休まらなかったこととお察し、頭の下がる思いでした。
コロナ禍になり、六年生の修学旅行はなくなった、
この学年でしたが、
みんなと良い思い出が作れてよかったです。
高校に行ったら、
今の、共に過ごしてきた仲間と会えなくなる、、、
特別支援学校に行ったら、
修学旅行もこんなものではなくなる…、、
そんな切なさも感じつつ…。。
最後の思い出になっちゃうのかな…。
と切なくなります。
が!
いえいえ、考えすぎちゃいけませんね!
2泊3日という長い時間を友達と過ごした我が子は
いかにも少年、のような表現がすらすら出て
成長を感じました。
一般級とともに動く、この学校イベントでは、
個別級っ子はさまざまな準備が必要です。
ですが、大きく成長できる機会でもあります。
いつか社会にでて、馴染んで欲しいと願う、
個別級っ子ママは皆、苦労も多いのですが、
濃い三日間を過ごした我が子が成長していて、
逞しく感じたことと思います。
現地でもいろんな方々のご配慮を受けたでしょう。
先生方もご苦労多かったことと思います。
解散時に個別級の皆を集め、先生方を前に、
頭を下げて「礼!」をさせて頂きました
お世話になった皆々様に、感謝を込めて
ありがとうございました
楽しい修学旅行でよかったです
最後に、
我が子が買ってきたお土産ご紹介。
これは、、
キティーちゃんはわからないけど、
アリですよね。
どーん!
見えるところに飾るそうですよ…。ヤメテ。w
修学旅行編でした