おそらく、個別級のなかでも、
高校進学を目指したいお子様のご家庭では悩む、
「個別級の指導計画」。
主要教科、国語、算数(数学)、英語では、
どこまで教科書学習を段階的にすすめるか、
家庭で気になるところです。
個別級で教科書学習をするところは、
あまり多くないと思います。
前述したように、国語くらいなら
皆と同じように教科書を読ませることくらいなら
できると思いますが、
それすらなかなか進みません。
だから家庭で管理してやらざるを得ないのですが、
本当は学校で、学年と習熟度に合わせて、
交互に読んで理解するなど、
小グループで学び合って欲しいです。
ですが、まずありません。
他の主要教科も、
公文、学研、個別塾プリントを学校に持ち込んでやっていたり…。
本来、学校は学ぶべき場所なのに、
計画的に伸ばしていこうという姿勢が見えません。
その理由が、
「やりたくないなら、やらせなくてよい」
そんな考えの先生が、個別級には多くいるからです。
稀に、熱意ある先生がいらっしゃり、
しっかりと段階別指導をされている様子もお聞きします。
これが標準であって欲しいのですが。
中学の個別級では、ほぼ、どのお母様がたも、
「読み書きはしてほしい」
そう願うお家がほとんどです。
学年相応に読めるはずなのに、
学ばせないのは残念です。
やりたくないからやらせない、のは、
2次障害に繋がります。
壁に飾ってあるもの、展示してあるものも、
それ用に作らせた、
「過剰な支援でできたもの」である場合があり、
過剰な支援が成長の妨げになる
という認識が少ないのが、残念です。
何度も伝えているのに、
聞こうとしません。。。。
中学校というのは、進路を握るため、
固定概念を変えてくれず、なかなか頑固だな、と、
今も感じていますが…
子供の成長を信じて、
計画的な学習を、段階的に進めて行って欲しいと、
望んでいます。
特別支援のとある課の指導主事の先生は、
過剰な支援による弊害を伝えてくださっていますが、
個別級の先生らが研修を受けるのは、
地域の教育事務所なので、、、、
おそらくこのことに関する内容は聞いていません。
子供がまだもう少し伸び代があると思い、
声かけをしますと、
「十分頑張ってる」と言われてしまい、
子供もそっちに流れてしまいます。
定型発達児さんにも、そう言いますか?と、
問いたくなります…。
もうちょっと頑張れ、
ギリギリまではやろう、
そんなふうに、授業が終わるまで授業をしてほしい、
そう思うのですが…。
「頑張って、この授業内でここまでは終えよう」
そう言って、教科書などに線を引いてみる私ですが、
私がそれを我が子にいうと、
「できるとこまででいいよ〜」と、
聞こえた先生が言い返し、ドン引きされます。
あんたは間違ってる、
そんな言い回しで言われると辛いです。
親は一生、子供に責任を持って育てていきますが、
我が子の人生で通りすがり的に出会う、
そんな個別級の先生らが、
成長をとめる声かけをしたり、
当日計画、短期目標、長期目標、等の
指導計画なしに授業をこなされてしまうと、
親子間の信頼も無くなる上、
子供の性格も、ラクな方へ流れ、変化していきます。
中学生、反抗期。
しかも、発達障害児で扱いが難しい。
ラクな教室に慣れてしまって、
先生との距離も密、学校で過ごす時間も長い
頑張る気持ちを失いがちで、
がんばらせたい親の言うことより、
やらなくて良い、ラクな先生の話を優先する…。
上の子の子育てと比較しても、
障害児子育ては、定型発達児育児より難しいです。