バリアフリー日記です。
どなたか様のご参考になりましたら…。
マイレージ消費の特典旅行で出かけました、
羽田発、徳島県、阿波踊り空港。
羽田までは最寄駅たまプラーザ→リムジンバスもありますが、荷物も多いうえ、車椅子は無理でしょう、という先入観もあり、検討せず。
羽田空港駐車場の予約枠がありますが、オンライン予約のため登録するも、予約枠満席。
羽田第一駐車場は予約枠受付がないので、空きを狙って入り、運良く駐車できました。
(羽田空港駐車場はチケット受け取り前に、インターホン呼出し、割引チケットを受け取りますが、失念して先にとってしまい、身障者手帳の半額減額処理を帰宅時に受けました。)
この際、自家用車から以下2点を持ち出し必要です。
①警察署発行の歩行困難者駐車票、
②ETCカード
これで、レンタカーでもETCが使え、
躊躇なく身障者駐車枠に止められます。
(身障者ETC登録車両ではないため、ETC割引のみ)
飛行機はJAL。
スムーズな搭乗のため、ここで車椅子を預けて、木製の車椅子に乗り換えました。胸ベルトは持っていった方が安心です。(我が家は100円のスーツケースベルト)
ブランケットは持参していましたが、JALからクッションとブランケット、ベルトを借りることができます。
ベルトを借りると後ろの方にご迷惑がかかるため、(トレーが出ない)家族がそこに座ることになります。
そこで、我が家はお借りせず、手を繋いで過ごしました。
空港〜ホテルは、地方の場合、下調べが必要で、
阿波踊り空港では、車椅子対応バスやタクシーはない、と、レンタカー会社に聞きました。
そのため、車椅子も載せられる、最安値シエンタを予約。
(車椅子スロープ対応シエンタもありましたが、オプションではなく、自己手配となり、割引が効かず。
パッケージ旅行付帯のレンタカーで予約できる「シエンタ」は一万円安かったです)
ホテルはバリアフリーを優先し、洋風リゾートホテルにしました。
この選択はとても良くて、朝食、夕食と、予約制のフレンチレストランで、かなりゆったり過ごせました。
車椅子トレーとテーブルの間が微妙…。。
かと言って椅子に座り変えると、
テーブルクロスを引っ張ってしまいそう
朝食はクロスがないので、1人で食べさせました
ホテル内に温泉もありますが、
夫婦で車椅子の子を支えて入れる貸切風呂はありませんので…、
お金を払ってでも近隣に貸切お風呂を探したい、とフロントでお伝えすると、特別室は温泉だから、1時間なら貸してあげると、嬉しいオファーが。
ただし、レストラン予約時間と重なって、都合が合わず。
このご配慮は大変ありがたかったです。
ご相談してみるものですね
トイレに手すりがあれば助かりますが、アクセシブルルームを敢えて選択しなかったので、ここは仕方ありません。
翌日、大塚美術館に伺いました。
皆さんの駐車場とは異なり、エントランスで車椅子であることを申し出ましたら、裏の専用駐車場にご案内頂きました。
オールバリアフリーでした。
ここの美術館の良いところは、行きたいと思っていた、世界各地の世界遺産に、さもいるような雰囲気でいられること
バリアフリーには程遠い、「遺跡」ですが、再現されているので、バリアフリーで、行った雰囲気を味わえます
気に入りまして、5時間もいました。
翌日は渦潮を見に行きました。
船に乗るはすが、ボランティアさんのおすすめで、橋の上から見ました。
(観潮船はバリアフリーな船もありましたが、横浜みなとみらいでよく船に乗せており、結構船内が狭くて 、揺れると大変なので…。渦潮全体を見たかったので、橋の上からの観潮を選択)
これは正解でした!
車椅子っ子でも、橋の上から渦潮の音、渦潮の発生から消えていくところまで、長い時間、橋の上を移動し、全体を見ることができました。
最終日は大谷焼の窯元へ。
店内も車椅子で入れ、昔ながらの窯も触れる距離で見えました。
製作途中の作品も拝見し、なかなかよかったです。
結局、ガソリンを使った量が1リットルでしたが…
レンタカーは安心でした。
でも、車椅子であっても、どこでも公共交通機関で
スムーズにいける世の中になればいいのに、
と、心から願います。
旅先で多くの素敵な出会いがありました。
車椅子の末っ子は外国人好きで、
白人のかたに近づいて、、、
私が話しかけますと、息子も会話に参加しまして。
私たち親子とドイツ人ご夫妻とよい会話ができました
航空会社、JALさんからは、帰りの飛行機でお手紙を頂きました。
帰宅便はアップグレードしたのですが、
隣との席にパーティションがあり、大変でした。
↑握りっぱなし。
頂いたプレゼント
こういう子だから頂けたのはわかっていても、
苦労が人より多いので、
ジーンときました。。。💖
JALの皆さま、多くのご配慮を頂きまして、
本当にありがとうございました。
ホテルのご配慮、ボランティアのご配慮、
旅先でお世話になった方々に感謝の思いです