横浜市にはコウトクと言われる、
高等特別支援学校が3校あります。
二ツ橋、日野、若葉台、の3校です。
私の理解ですと、
この3校は入学試験があるので、
学習に大きな遅れはあるけれど、(一般的に)
自分で生活でき、
中学レベルの社会的マナーが守れる生徒のための、
「就労を目指すための教育を受ける高校」です。
※ちなみに、車椅子生徒は、筆記試験をクリアしても
運動試験がクリアできないので、受け入れ不可です。
高校卒業資格は取れないので、
これを知らずに入学し、
途中で退学する生徒もいるようですので、
あくまでも、就労を目指す生徒の学校です。
(私の理解している範囲では…。)
生徒さんは学習面で遅れがあったり、
コミュニケーションが苦手だったり、
個性が特徴的である子もいますが、
正確に、教わった手順通りに動くため、
丁寧な仕事をしていたことが印象的でした。
事業所さんからも、即戦力として頼りになるらしく、
この高特校を出ていることが、
かえってメリットになることもあるそうです。
フレンドリーで、挨拶が素敵な生徒さんが多く、
かなりの好印象でした![]()
セレクションがあることは、
賑やかすぎることが苦手な発達障害児さんには、
大変ありがたいことだと思います。
他の特別支援学校でも、
(近隣ではあおば支援学校、高津養護学校、
麻生養護学校、全て県立)
できればクラス分けをしてもらい、
静かな環境を好む生徒に快適な環境を提供してほしい、
そのように感じていますが、
「それはできないんですよ」
と特別支援学校の先生から返答されて…。
暴れる生徒を一つのクラスにできない、と。
暴れてドアをバーンと閉め、
タイムカードの機械を倒す生徒に
先生が睨みつけている様子もお見かけしました。
先生も人間ですから…ストレスが溜まるようです![]()
静かな環境を好む生徒には、
忍耐と我慢の3年間となりそうなのを、
とても懸念しています。
そうではなく、
どんな生徒にも、障害に応じて自立を目指す、
快適な学習環境を与えてほしい。
そのように希望しています。![]()