今日は急遽、仕事をほかの方と交代して病院へ
母の右肩が腫れて痛みもあるため
整形外科へ行くことになりました。

老人介護施設と提携している整形外科があり
車椅子を乗せられる介護用の車を施設が出してくださって
私と兄が同乗しました。
施設では脱臼か骨折かわからないので
整形外科で診てもらうことになったわけです。

日曜日に会いに行ったとき、
寝ていた母を半身抱き起こしたときに
泣き出したので、どうしたのかしらと思っていたら
右肩が腫れていたらしく痛みがあったようです。

母はあまり話ができなくなっているため
どこが痛いとか言えなくて
泣いていました。

整形外科でレントゲンを撮り
脱臼も骨折もありませんでした。
とりあえず、ほっとしました。

原因は右手をあまり動かさないことでした。
車椅子に乗っていると両ひじを曲げて
ひじ掛けに乗せているため、ひじが曲がった状態で
長時間過ごしていたので右ひじが曲がってしまい
血流が悪くなっていたためでした。

施設の主任にその事を伝え
手を伸ばすリハビリを加えてもらうことに
なりました。

今回、病院へ行って感じたことは
通路が狭く車椅子の操作が大変だったことです。
動かすのも重くて、思うように車椅子が動いてくれません。
通路が狭いと、どこに停めていいのか迷ってしまいました。

母は行きは少し緊張していましたが、帰りは
外の景色を楽しんでいるようでした。
久しぶりの遠出がいい刺激になったのか
話始めます。
「男の人がいましたね」
 ん?なんで敬語で話すの?
さては私が誰か認知できてないのかも。

施設に戻りお昼ご飯を食べていたときに、
そばにいるいる私を見て
突然、大きな目をして「あら?」

いま気づいたんですね。
私が、ずっと付き添っていたでしょ。
認知症の人は、記憶がときどき雲隠れしているようです。

私を思い出してくれたので安心しました。
母は、とてもいい笑顔になりました。