夏休み期間中の児童クラブは、朝8時から子どもを受け入れています。
昨日はH君が刃物を持ってきました。
一瞬、本物かと思ったくらい体が凍りついてしまいました。
おもちゃのナイフです。指すと刃が動いてへこみます。
持ってきた子は、すぐに切れやすい小3の障害児さんです。
まったく親は何を考えているんでしょう。
最近、刃物での殺傷事件が多く子どもたちも不安な日々を送っているというのに。なぜナイフを買い与えるのでしょう。
持ってきたナイフは全部で4本。ほかの子に貸して遊ぶつもりだったようです。やりたい放題のH君が毎日大暴れしているため、ストレスで体調を崩す子どももいます。
H君に人との関わり方や、ルールを守れるように指導していますが、すぐに身につくものではありません。日々の刷り込みで学んでいくしかありません。それには親の協力がなければ上手くいきません。
自分の要求をきいてくれなければ暴れる。仕方なく親は従い、子の要求を受け入れてしまう。この繰り返しでは、暴れる行為が止むことはないでしょう。
それでも希望を持って毎日、H君への指導は続きます。