いまテレビで学校の先生の疲弊について話をしていました。
午後3時以降は子どもの面倒はみない。
先日、小1女子で障害児童のMちゃんを担任の先生が児童クラブまで送ってきました。Mちゃんは具合が悪そうです。先生はMちゃんは学校でお腹が痛くなって保健室で休んでいました。親に連絡をとり迎えをお願いしたところ仕事で迎えは無理なので児童クラブに連れって行って欲しいと言われたと説明されました。保健室の先生も3時には帰ります。先生も3時以降は子どもの面倒は見れないため、親に連絡をとったわけです。救急車を呼ぶほどの緊急性はないので、児童クラブに預けにきました。学校の先生は、働き方改革で先生の過重労働をさせないためのようです。3時以降は親の責任になるわけです。
以前、ある大学で学生が授業中に怪我をして、教授は授業中のため助手に病院へ付き添うよう頼みました。助手は病院に連れて行き送り届けたら帰ってしまいました。帰る途中で教授に連絡をしてきました。教授は驚き、助手になぜ最後まで付き添わないのか聞いたところ、病院へ連れていけばそれで自分の役目は果たしたでしょうと。自分の勤務時間は終わったので帰りますと、そのまま学生をほったらかして帰ってしまったそうです。教授はすぐに病院に向かい学生の様態を病院の先生から聞き、学生を家まで送って行ったそうです。病院に送って行くだけなら子どもの使いです。授業中に起きた事故なら大学の責任で最後まで学生を守らなくてはいけないことぐらいわからないのかなと、先生は嘆いていました。
勤務時間外か……。時間で割りきれる問題ではないでしょう。