名古屋市栄にある「丸栄」百貨店が、6月末で閉店。400年前に呉服屋「十一」を創業、その後、丸栄として1943(昭和18年)に発足。百貨店としては西日本随一の規模で、名古屋の人たちから愛され親しまれていました。
丸栄の思い出は、平凡パンチのパンチ・ショップのコーナーを丸栄に設置し、私も何度も訪れてイベントを行いました。「名古屋で当たれば全国でも売れる」といわれるくらい、厳しい目と先見の明が名古屋にはあります。その名古屋の丸栄から、パンチ・ショップ支店を作ってくださいと、お誘いを受けオープンしたしだいです。いつも温かいおもてなしをいただきました。私のサイン会をした時は、まわりを高いボードで囲ってブースを作ってくれました。ご厚意には感謝しましたが、囲わないでオープンのほうが待っているファンの方も落ち着いて待っていられたのですが。囲われて見えないため、たくさんのファンの気持ちを不安にさせてしまったんでしょう。突然ファンが押し寄せたため、そのブースが崩れ倒れてしまいました。あわや私もペチャンコになりそうでしたが、グラッとした瞬間すばやく逃げたので無事でした。ファンの方も怪我せずにすんだのでホッとしました。少し落ち着く時間をおいてから、囲いを片付けてサイン会を続けたので騒ぎはそれで収まりました。怪我人がでなかったのが、本当に良かった。いろんな思い出がよみがえってきます。丸栄がなくなってしまうのは、とてもさみしい。いままで、お世話になりまして、ありがとうございました。建物はなくなってしまいますが、また形を変えての再開発を考えているそうです。