久しぶりに勉強会で発表する機会を頂きました。

血液の血栓線溶関連のフォーラムです。3年前からは、webによるLive配信になりました。

「ワルファリンを増量してもプロトロンビン時間延長が認められなかった一例」というタイトルです。

ワルファリン(抗凝固薬)を投与しているのに抗凝固作用が減弱した乳児例で、併用薬剤のフェノバルビタールがワルファリン代謝を促進するCYP2C9という酵素を誘導していたことが原因という内容です。

web配信用のリングライトを持っていないので、共催企業のスタジオに行くつもりでした。ライトがないと、顔が暗く映るので、老けて見えてしまいますからね。

私が強く希望しなかったせいか、自宅から発表することになってしまい、午前中から画面共有、ビデオやマイクの確認と、一人でリハーサルしてました。

開始1時間前から、web配信業者によるリハーサルがありました。事前に運営資料が配信されていて、台本に従って時間割、アナウンス、司会進行の段取りを確認し、開始まで待機になりました。

フォーラムが始まるとすぐに出番がきて、口演、質疑応答で持ち時間の15分間はあっという間に終わりました。座長が共同演者でもある上司の先生でしたので、スムーズに出来たかなと思います。

最近、人前で発表する機会が全くなかったので、滑舌が悪かったのは仕方がないです。何度も読む練習はしましたが…

来年こそは従来通りの現地開催でと世話人の先生が締めくくり閉会に。コロナ禍で人との接触が減ってしまいましたが、代わりにオンラインによる交流のソリューションは発展しました。移動時間や交通費をかけなくても参加出来るのは大きなメリットです。

口演でした