コスメに使われる界面活性剤について

東京都小金井市

手作りコスメとアロマテラピーの教室

Clair.越塚絵美子です。

インスタグラムやってます。フォローしていただけたら嬉しいです♪

4/24（水）スタート

Organic & Naturalハンドメイドコスメ講座のお申込みは4/19（金）まで。

残席1名様です。

どんな化粧品も、その構成は基本的に水分・油分・界面活性剤からなっています。

水分、油分はわかるとしても、界面活性剤の役割って何？といえば、

①汚れを落とす。（洗浄）→クレンジング、石けんなどの原料

②水と油を交じり合わせる。（乳化）　→乳液、クリームなどの原料

③粉末の材料を分散させる。（分散）　→ファンデーションなどの原料

④有効成分を溶かし込む。（可溶化）　→ジェル、化粧水などの原料

となります。

界面活性剤というと悪の存在というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、昔から使われている「石けん」も界面活性剤の一つです！

全てがダメ！ではなく、しっかりメイクをしっかり落とす、クレンジングなどの強い界面活性力のあるものや使いすぎは、肌の表面あるバリアまで壊してしまう可能性があるので、使う物によって注意が必要かなと思います。

また、界面活性剤には石油由来のもの、植物由来の物、天然の界面活性剤があります。

オーガニックコスメに入っているのは、植物由来の物や天然の界面活性剤（大豆などから取れるレシチンや羊のラノリンなど）になります。

私もたまにクリームを作りますが、水と油は交じり合わないので、その時は界面活性剤を使用します。

お肌の構造を考えると・・・「レシチン」という界面活性剤がオススメです。

レシチンはお肌の表面にある脂質の一成分と同じです。なので、クリームにすると肌に馴染み、肌の脂質も補ってくれるし、とてもいい！！と私は使っていて感じます♪

ですが、これがまた乳化するのが少し難しくてコツがいるんです。

失敗しないためにコツがいるので、コスメの講座ではレシチンで作ったクリームのデモンストレーションと、もう少し簡単にできる植物由来の界面活性剤を使ったクリームの実習を行い、両方を試していただく予定です。

作ったクリームにはカラーを入れて、メイクの下地（コントロールカラー）として使ったり、ほんのり色づくBBクリームのように使っていただく事もできます。

色がつくと、可愛くて気分があがりますね♪

Organic & Naturalハンドメイドコスメ講座第5回目では、

・界面活性剤についてのお話

・実習：アロマクリーム作り

を行います。

モニター様のご感想

A様
製品を購入する時に気になっていた界面活性剤。
今回の講座もとても楽しみにしていました。
界面活性剤の割合で化粧水になったりシャンプーになったりするんですね。
なるほどなぁって思いました。
界面活性剤の種類の項目で、具体的な名前を記載して下さっているので
これから商品ラベルを見る時にとても参考になります。
レシチン版、乳化ワックス版のクリームを作らせて頂けたので
作り方や使用感の比較が、今後自宅で作る時の参考にとてもなりました。
レシチンの乳化は難しいと聞いていたのですが、やっぱり難しいですね。
温度などのコツを教えて頂いたので、練習しないとです。
先生のレシチンクリームがスッと馴染みとても使い心地が良かったのでマスターしたいな。
今回、コントロールカラーとBBクリームを作らせて頂けたのがとても嬉しかったです。
無くなったら作ります。

B様

よく聞いたことのある界面活性剤について、はじめてちゃんと知ることができました。

よく聞いたことがあるのが納得！ほとんどのコスメに入っているんですね。

化粧品は水分、油分、界面活性剤で構成されていて、その割合でクリームなのかクレンジングなのか、、、と分けられることに驚きました。

界面活性剤の種類について、講習中に理解していたのに・・・時間が経つと忘れてしまうので、再度テキストを読み返しました。

また乳化は、実際にクリームを作ってみて楽しかったです！

クリームはレシチンを使う場合と、乳化ワックスを使う場合の2パターンを体験できたことが良かったです。

クリームは夜寝る前に使用しています。よく潤うので次の日の朝、調子が良いです！

ただ、すっと馴染んで肌に入っていくというより、しばらくパックのように肌に残っている感じです。

下地クリーム（カラー）は、上にも記載したようにしばらく肌に残るので、キレイに下地になっています。夜はクリーム、朝はこの下地をクリームのような効果を期待して使っています。

C様

今回も贅沢レッスンでした。