ワカサギの妄想掃き捨て場 -3ページ目

ワカサギの妄想掃き捨て場

ワカサギでござんす。
自己満でございます。

暇な時に書きます。

そうだ。

あの日俺は...


―― 一週間前 ――


テ「あー、やっと学校終わったぜー!」


セ「このバカは毎日そればっかり言ってるわね」


ワ「仕方ないだろ。

 バカなんだから」


ア「そんなことよりさ!

 新しくできたクレープ屋さんに行こうよ!」


セ「いいわね。

 どうせ暇でしょ?行きましょう」


ワ「えー。いいぜ」


テ「帰ってもやることないしなwww」


俺たちはいつもと変わらない帰り道。

しかしその日は少し寄り道をして帰る予定だった。


そんな変わらない日常に突如として非日常が割り込んでくる。


迷惑な話だ...


ア「あー、楽しみだなー!」


ワ「本当だなw

 甘いものなんて久々に食べるぜww」


テ「たまには甘いものも食べないとセレナちゃんみたいにお固くなっちゃうからなwww」


セ「あ?」


テ「嘘ですすみません」


そんなバカみたいなやり取りをしながらクレープ屋に向かっていると信号に差し掛かった。


ワ「ん?信号赤じゃんかー」


セ「もう少しなのだけど、こればっかりは仕方ないわね」


テ「アルマ!?

 おい!赤だぞ!!」


ア「くっれーぷー!...ほ?」


信号が赤になっていることに気が付かずにアルマは道路に出てしまう。


そこに迫ってくる一台のトラック。

あちらも気が付くのが遅れたようでこの世の終わりのような顔をしていた。


ワ「くそっ!!」


セ「ちょっとワカサギ!!!」


セレナの静止を振り切りアルマへと手を伸ばす。


間に合え!!!


どうにかアルマの手を掴むことができた。


泣きそうになっているアルマの手を思い切り引き、その反動で俺が道路に投げ出される。


当然トラックのブレーキが間に合うはずもなく、俺はアルマの代わりに轢かれてしまった。


                 ――― 


そして俺はあのモンハンの世界で寸前の記憶を失ったまま目を覚ましたというわけだ。


あの世界でのことは長い夢だったのか。


それとも俺の精神が迷いこんでしまったのだろうか。


テ「ん?ワカサギどうしたんだ?

 やっぱりまだ痛むのか?」


セ「そうよ。私たちはこれからお医者さんのところへ報告に行ってくるからまだ寝ててもいいのよ」


ワ「あぁ...あ、り、が、と...」


ア「お礼を言うのは私だよ。

 あの時自分を犠牲にしてまで私を助けてくれてありがとう。

 治ったらまたみんなで遊ぼうね!」


涙目のままアルマが俺に言う。


あの世界の俺はちゃんと助かったのかな。

向こうのあいつらも泣いてほしくないから助かっててほしいな。


まだ寝ててもいいとのことなので俺は瞼を閉じた。