中間選挙は世界的大混乱の予兆 | 労人社のブログ

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戦中日記(続労人社だより)221151号

「中間選挙は世界的大混乱の予兆」

㊗️アメリカの中間選挙は上院1州の決戦投票にまで趨勢が判明しない。上院の獲得議席が50vs50とでもなれば、カマラハリスの議長採決ですべての法案の採否が決まる。とすれば、議会でも討議もすべては茶番である。平衡秤がたった一枚の羽毛で極に向けて動き出すように、ハリスの一年で物事が決する。民主選挙のまやかしと同時に、なぜ?統一教会があほシンゾウを、自民党を手籠めにできたかを教えてくれる。

😱統一教会の信者数は公称56万人。有権者を大人7割としても僅か40万票。学会や日本会議系の票数に比べればミミズの糞ほどにも足りない。美人?信者を秘書に送り込むハニートラップが思いのほか有効だと解説されたとして、それだけでは納得しない。選挙事務所にゼネコン社員や統一教会員が勤労奉仕する姿は当たり前?とされるが、運動員の活動量で当選できるほど、民主選挙は甘くない。と思う。

💦利権で固く結ばれた岩盤支持層はこれ以上増えそうにない。絶対票数では2割に満たない自民党が6割の議席を得るのは、民主選挙のまやかしを利用しているからに過ぎない。自分の1票が平均値にならない。平均給与を得ているはずの家庭の貯蓄が平均貯蓄額をはるかに下回り、この先、生活保護を受けなければ生き延びれない気がするのと似ている。やはり、民主選挙にはまやかしがある。頭の悪さは別にして、あほシンゾウはまやかしの利用価値を直感していた。

💔当落戦上の候補者が咽喉から手が出るのは浮動票の上積み。河井夫婦舟が1億6千万円の公金を詰め込み、選挙区へ買い出しに出かけたのも浮動票のため。5千万ほど官邸筋に喝上げされたのは愛嬌だが、向こうから(統一教会が票を背負ってやって来て)くれれば、誰しも(マザームーン様)と手を合わせ、祝福したくもなる。100票単位で平衡秤が大きく動く選挙区は棄てるほどある。

💰100単位の票差で当選した議員も、バッチがついた途端、ハリスの票に近い質を得る。次回選挙までは、やりたい放題、好き勝手ができるパーティに参加できる。あほシンゾウは統一教会のカルト教義を政策に取り入れる約束の見返りに、40万票の浮動票を手に入れた。ここで、岸田が国葬強行の理由で(民主主義を断固守り抜く)とほざいた訳がわかる。そう、選挙で勝つためには、断固、統一教会も日本会議も守り抜くぞ!だ。

💢中間選挙の結果がどうあろうと、アメリカの選挙は民主主義を基盤にするものではない。19世紀半ば以降、共和vs民主の2大政党制が定着して以来、議会は現行の金融システム、生産システムを護持することを目的とし、49%の異議申し立て、反対意見を少数派と処して抹殺することを唯一の機能としてきた。平均値を唯一の正統とする以上、第三党は常に排除される。ハリスの議長裁決が万能のつるぎとなることで、民主選挙のまやかしが世界に暴露される。実力闘争の復活である。

😎妄想をこらす。中間選挙の結果。共和党の分裂。ラスプーチンや弓削道鏡を想起させるトランプ現象は米国の資本家、支配層の分裂を示す。ウォール街の一部の民主党支持は米の資本主義の行き詰まりの表れだ。トランプ暗殺。アメリカの権力闘争は銃によって解決されることが多い。ケネディ神話の焼き直し。キャロラインケネディが民主党大統領候補に。ハリスが存在感を減らしており、民主党の勝利はケネディ幻想に頼るしかない。たとえ、単なるスケベ親父であったことがバレてしまったにしてもである。

💤いずれにせよ、今回の中間選挙で覇権国米の実力は低下した。基軸通貨の恩恵も、産油国の反発や中南米諸国の離反で、ドルの、余剰資本の垂れ流し利益を享受し難くなる。ウクライナ利権も共和党が抵抗すればバイデンに喜びをもたらさない。欧州諸国に支援増強を要求しても、そう経済体力が持たない。米が足掻けば足掻くほどグローバル金融危機の再来が強まる。中間選挙はこの後の世界的な政治、経済の大混乱を予兆しただけ。このように妄想してみました。