秋九月縊り残らず花も散る | 労人社のブログ

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戦中日記(続労人社だより)220942号

「秋九月縊り残らず花も散る」

😱9月16日は大杉栄、伊藤野枝と甥っ子が軍と公安警察に虐殺された日。黒旗忌といって、黒ヘルを被り、黒旗を振りながら、あほシンゾウの国葬に火炎瓶の1本でも投げ込まないと気が治らない人たちの祝祭日でもある。震災の混乱に乗じて(おいコラ)と軍あるいは警察施設に拉致され、暴行の上虐殺し、井戸の底に放り込まれた死者の魂を鎮めるには、国葬で葬送するしかない。

😷(春三月縊り残され花に舞う)と、秋水ら多くの友を見送った大杉が、12年後には(秋九月殴り殺され花も散る)と、同じ国家の暴力により殺された。あまつさえ、軍、警察に代わって下手人と名乗り出た甘粕野郎はじきに保釈され、のちにその論功行賞で満州国の夜の帝王としていっときわが世の春を満喫、謳歌した。8月15日まではそれが当然であったかもしれない。しかし、敗戦ののちは秋水、栄らの国葬を行い、この国の新生をはからねばならなかった。

㊗️あほシンゾウの国葬は、この国が依然として軍、公安警察が暴力支配する神の国であることを示す。無恥無知、無節操、無定見、無理無駄、まだあるぞ、むむむむむっな政官財、司法、宗教が身に纏う人格=碌でなしどもが融通無限な振る舞いを許される神の国である。例えれば平和に対する罪がいっぱい詰まったあほシンゾウを国葬に処する、と発想し得る政治屋が浮遊できるのが神の国だ。あははっ、予想通り、世界の笑い者になったけどね。

😡ところで、この9月は葬列の月になる。その証拠に田んぼの畦に、曼珠沙華の赤、黄の異形の花が咲はじめた。根っこの毒は権力に従わぬよそ者を情け容赦なく殺す。モグラのように。神の国では産軍金融資本、満州国に連なる人脈、閨閥以外は、おのれに身に危険が迫れば、陰謀、策謀をもちいても殺し、自らは延命を謀る。神の国ではあったりまえのこと。

😢五輪を食い物にした電通の高橋の弟がホテル王と持て囃された高橋治則。資産1兆円を誇ったEIEは2000年バブル崩壊とともにあえなく倒産した。治則にすれば倒産は自らの企業経営に因はなく、総量規制とやら金融政策の失敗によるもの。だから、最高裁まであらそうも、神の国では反抗は許されず、失意のうちに出血死している。国葬になるはずもない。

😄現代のリゾート業界の風雲児星野リゾートの代表は、自社グループの倒産確率を38%と公表している。コロナ禍で観光業界は海外からの旅行、宿泊、物販が激減して、稼働率、売上高が減りいつ倒産しても不思議ではない。業界リーダーの星野の倒産率が38%であれば、他の多くの会社は時間の問題かも。とくに、五輪を当て込み施設を新規稼働させた業者は(縊り残され)ただけ。

😏観光業は、大きな施設投資を必要とする一方、収入は日銭だけ。高級リゾートに見合う(おもてなし)を提供するためには、スタッフの数とそのための教育が不可欠になる。一般管理費に見合う日銭収入が稼げねば、サービスの提供はできない。国葬者の思いつきコロナ対策が人の流動を封鎖した結果、観光業の命綱はすでに観光客数の増加など昔のもので,ただ低金利だけが呼吸を支える酸素。しかし、それも時間の問題。いずれ殺される。

☔️日銀が金利を引き上げられないのは、アメリカ金融資本に阿るだけではない。第3のドル危機に直面する米国は、ウクライナ有事を演出し、原油等市場相場で流動化を図るけど、11月中間選挙の結果次第で暴落が避けられそうにない。働きもせず偽札をするだけに国の労働力の値段が高いままであるはずがない。それに、日米地位協定にはないけれど、日銀は黙って金利を抑えドル価格を維持してくれる。可愛いやっちゃ!

✊しかし、日銀が金利を上げない、いやあげられない理由はそれではない。1300兆円の国債の利払いが、金利をコンマ1%でもあげれば、財政は持たない。その増えた国債利子で企業の内部留保が増えても、利益が見込める投資先がない。第一、内部留保など銀行預金に書かれた数字だけ、貨幣はどこにも存在しない幽霊資産でしかない。未稼働原発が固定資産として、期末には平均金利を要求するのと同じ不生産的資本のまま。

💦二階がしゃかりきになって、海外渡航を解禁し、観光客を増やそうとするのは、自分のぽっぽに環流させるためだけではなさそう。日銀が金利を上げれば観光業者は倒産が続出する。資産を持たず、借入資本が高い観光業界は低金利を条件に成長を続けてきた。あほマリオが土管に飛び込み(五輪!儲かりまっせ)というから、金を借りてホテルも建てた。(旅に補助金を出す)から辞めずにホテル経営も続けている。でも、この9月が限界。

🍺日銀がついに為替介入の準備をはじめた。市場介入でドル円が平衡、円安基調に変化が生じることはない。ドルの垂れ流しが悪の根源である以上、日銀が金利を適正水準にまで上げるしかない。すれば、日本の財政危機が明らかになり、観光業界にも第二の高橋治則が出現する。9月は葬列の月になる。昔の神の国が虐殺した幸徳秋水や大杉栄を国葬で葬らなかったトガが、あほシンゾウに天誅を下した。9/27の歴史的意義はそこにしかない。あほシンゾウが言った戦後レジームの変革とはこのことだろう