正月の発句、三が日雑煮駅伝コマーシャル | 労人社のブログ

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戦中日記(続労人社だより)220101号

「正月の発句、三が日雑煮駅伝コマーシャル」

😪22年元旦の発句。「正月やお屠蘇おせちに飲みくすり」。食前食後のくすりが、空気を吸うがごとく当たり前のことになっているが、一粒数十円の丸薬、食事の後のデザートとしてはずいぶん高い。これで、(300メートル)走れるわけでもなく、おのれ身体で化学反応実験しているだけ。

😆世間は仕事はじめ。「三が日、雑煮駅伝コマーシャル」。正月は元旦サッカーがはじめの年始客、のはず。金権五輪、政商JFAのおかげで、暇もてあましのTV漬け。世が世なら不節操極まるTV放送など見向きもしないが、見ればあまりにCMの多さに腹が立ってならぬ。CMの合間に本篇があり、その数かぞえれば楽に10本超えた。

😳20秒CMが10本続けば、ウルトラマンもかの星に戻らにゃいかん。CMの合間のトイレも楽しみも減じる。高じる怒りは、電通が倒産するまで鎮まりそうにない。ご贔屓のテレビ東京までCM放送局になってやがる。これでは、せっかくの企画案も中途半端に終わる。CM過度集中禁止法を導入しなきゃ。放送時間の上限18%の規制があるそうだが、3%あれば十分。ちなみに、家族葬のCMが多い。早く死ねというが如くだ。

😱かつて、TBSには林美雄がいた。ラジオ担当であったが、コマーシャルなしに4時間、聴く者の気を逸らすことがなかった。林が発した情報は、映画、ミュージック、小演劇等々、新たな若者文化の森を形成した。いまや、薬効くすしき丸薬を主食とする華麗、いや華麗族の生き方の脊髄を養った。官報には真実はなく、一介のアナが語る言葉の中に、真実、文化の芽があった。

✋TVから垂れ流しのCMが大本営発表、官報、隣組からの回覧板に思えてきた。あほシンゾウ、人間のかす総理、当代の岸田のTV会見(改憲?)を、音声を消して眺めていても、中身の嘘さむさには些かの違いもない。自分の言葉がない。放送するならラジオだけでいい。もしかすると、TVをみる側も「嘘つきしんちゃんの脳みそ」に同化してしまったのでないか?CMの垂れ流しの合間に、飲みくすりのように此奴らの顔を見せられると、健康者もまた病人になる。

💤フクシマ汚染の森の獣たちは、すでに6万匹以上が殺処分された。ニンゲン様が逃散した原発跡地は野生化した獣たちにはある意味、天国。放射線で汚染された植物、食べ残しを安全に食し、汚染物質を体内に蓄積させながら生き延びることができる。それをニンゲン様は被爆状況、症状を調べるために殺処分して、実験材料にする。

💢結果、免疫機能を活性化するサイトカインの分泌が増えた。生き物は、環境変化に対してすべからく自ら免疫機能を上げて、生き延びようとあがく存在。ニンゲン様の贈り物のがん細胞に抗い、生き延びている獣たちを、NHKが紹介していた。面白かった。よかった理由の一つはCMがなかったことにある。

😇今年の夏の参院選で、自公維新のファシストたちが勝つと、この国は再び、翼賛体制国家へまっすぐ進んでいく。すでに、多くの有権者がファシズムを容認している。「嘘つきしんちゃん脳みそ」が安倍晋三やイソジン吉村の精神構造ではなくなり、日常の生活意識においてニホン人の多数がこの「嘘つきしんちゃん脳みそ」と同調している事実がある。その理由は、TV CMが多過ぎること。ウソと感じつつ、正露丸を飲み続ける健康者が増殖している。