考具
- 加藤 昌治
- 考具―考えるための道具、持っていますか?
「情報が頭に入ってくる考具」「アイデアが広がる考具」「アイデアを企画に収束させる考具」の事例が多く紹介されています。
アマゾンなどの書評で絶賛されていますが、そこまで・・・という感じがしました。
ただいくつかの気づきはあります。
たとえば、
アイデアはわがままから思いやりへ。自分の思いをアイデアにし、その思いを社会に適合させて企画にする。
アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない。
アイデアが広がる考具として説明されている、「オズボーンのチェックリスト」は非常に参考になるので、これから使っていこうと思います。
自分の小さな箱から脱出する方法
- アービンジャー インスティチュート, 金森 重樹, 冨永 星
- 自分の小さな「箱」から脱出する方法
久しぶりに更新させていただきます。
本は読んでいるのですが、なかなかブログにアップする時間がなくて。。。
この本はすごいです。皆様、特に、家族を持たれている方、職場の人間関係に問題を持っている方、で問題意識を持っていらっしゃる方は必読です。
「自己欺瞞」=「箱」
「箱」の中にいるということは、自分の都合で相手を考えることです。
「箱」の外に出て、相手の立場、相手のことを真剣に考えていないことは、相手にわかります。そうすると相手も「箱」の中に入る。
いったん「箱」の中に入ると、自分を正当化するために、相手にひどいやつでいてもらわないと困る。
1ページ1ページかみ締めながら読みました。
家族や同僚への今までの接し方に反省です。
毛沢東秘録(中)(下)
- 産経新聞「毛沢東秘録」取材班
- 毛沢東秘録〈中〉
- 産経新聞「毛沢東秘録」取材班
- 毛沢東秘録〈下〉
先週1週間海外旅行に行っていたので、一気に読みました。
南の島の青い空の下で文化大革命を読むのはアンバランスでしたが。。。
劉少奇の失脚と死で上巻は終わりましたが、中巻は林彪の台頭と謀反、モンゴルでの墜死で終わります。
下巻は、周恩来とそれを継ぐ鄧小平の実権派と4人組との権力争い、周恩来の死、第1次天安門事件、鄧小平と4人組との争いと続き、上巻の時代に戻っていきます。
何度も失脚しながら返り咲く鄧小平の生き様に興味を覚え、その後の鄧小平時代が今につながっていることを痛感いたしました。
どうしても日本の視点から中国を見てしまいがちですが、昨今の中国を含めた東アジア情勢を考えるとき、当事国の立場になって考えることが重要になってきていると思います。なぜ、この国はこのような行動をとるのか、についてGlobalな目線で考えて行きたいと思います。
明日からまた中国出張です。上海がにでも食べながらゆっくり考えてみます。
毛沢東秘録(上)
- 産経新聞「毛沢東秘録」取材班
- 毛沢東秘録〈上〉
高校でも大学でもほとんど中国の歴史は勉強したことがなかったので、非常に新鮮でした。
事実は小説より奇なりというが、何ともすごい歴史ですね。
この書籍は上・中・下の3巻から構成されていますが、今日記載した上巻は「四人組」の逮捕の裏側の後、遡って文化大革命の初期と劉少奇の失脚が詳細に記載されています。
中国の近代史に興味がある方、三国志よりも面白いかもしれません。
それにしても、よく調べ上げられていると感心させられる書籍です。ノンフィクションは普段あまり読みませんが、これぐらい精緻な記載がある本はあまりないのではないでしょうか。
『踊り場企業の次の戦略』(サービス業編) その15
第14回目の今日は、前回に引き続き「ビジネスプランの実行」について説明させていただきます。
ご質問等があれば、どんどんメールください!
第5章 ビジネスプランの実行
2. KPI(Key Performance Indicator)の設定
アクションプランへの落とし込みが行われた後は、それぞれのアクションの実行度合いを評価することが必要となります。
それぞれの担当部署(もしくは担当者)の実行度合いを評価するために、KPIの設定を行うことが有効です。数値化されたKPIと、その月の実施した成果を比べることにより、当該部署のパフォーマンスを評価することになります。
KPIと実績との比較の際に注意しなければ行けないことは、達成できていないことを問題にするのではなく、「なぜ達成できなかったのか」、達成できなかった原因を突き詰めることを目的としてください。
達成できなかった原因としては、そもそも計画の実現可能性が低かった、計画時に想定していなかった事象が発生した、ボトルネックが存在した、などが考えられます。
では、どういったKPIを設定すればいいのでしょうか?
各担当部署が実行する施策の成否を最も表す数値は何なのか?を良く考えなければなりません。
営業部に対して、「100件のテレアポをとること」をKPIとするよりも、見込み客の信頼レベルをA(90%)~E(10%)に分け、「Aレベルの見込み客を○○件、Bレベルの見込み客のうち▲▲件をAレベルに持っていく・・・・」といったKPIを設定した方が施策の成否を明確に表すことになります。
3. PDCAサイクル
1.2.で説明した内容というのは、一般に、PDCAサイクルといわれています。
P:Plan (計画)
D:Do (実行)
C:Check (確認)
A:Action (改善)
経営者は、このPDCAサイクルの実行を管理し、必要な施策を考えることに注力できます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回からは、「あなたの会社の価値は?」です。おたのしみに!!!
人生の成功とは何か
- 田坂 広志
- 人生の成功とは何か 最期の一瞬に問われるもの
田坂氏の書籍の含蓄の深さは、改めて述べる必要もないですが、この書籍は「深い」です。
「勝者の思想」⇒「達成の思想」⇒「成長の思想」 と続き、困難を自らの成長の糧とし、さらに「1日を生き切る」ことによる成長へと締めくくっていく。
いつも、人に評価されることや、短期的なゴールに振り回されていますが、「成長」することをどれだけモチベーションとして維持できるのか、これからの課題です。
メモ帳とペンを持って、じっくりと読むことをお勧めします。秋の夜長に。
「中国人に会う前に読もう」
最近、中国の会社との仕事が始まったことは前にも書きましたが、中国語の学習のほかに、中国に関する書籍を読むようになりました。
まずは、この本。
勤めている業界が近いこともあり、この方のメルマガは以前から購読しておりました。
非常に鋭い角度からの分析、コメントがあるメルマガであり、是非購読をお勧めいたします。
やはり、日本の会社の中でもかなり以前から中国ビジネスを開始している商社の中の、いわゆる中国に通じた人材ともなると、かなりのビジネスをこなしているはずであり、本書の内容も非常にビジネス感覚に優れたものとなっております。
反日暴動、靖国問題、チベット問題、etc. 昨今の話題、もしくは、Issueについて、独自の視点から分析、コメントされており、非常に説得感があります。
皆様も、中国関連の仕事をする際は読んでみてはいかがでしょうか?
電通「鬼十則」
今回から趣向を変えて、最近読んだ書籍の紹介を書かせていただきます。
- 植田 正也
- 電通「鬼十則」
書かれている10個の原則は、どれも今日からの仕事に役に立つ。
普段の仕事をしていると、どうしてもルーチンになりがちで、小さくまとまってしまいますが、どうせ会社にいるならその会社の力を利用して、自らでかい仕事をクリエイトし、周りを巻き込みながら徹底的に考え抜いて最後までやりとおすような仕事をしたいと改めて考えました。
皆様も是非読んでください。
あと、最も心に残った文章。
「一大改革に立ち向かい、重大事項を判断していくときの三大原則
・原理原則を教えてもらう師を持つこと
・直言してくれる側近を持つこと
・よき幕賓をもつこと 」
中国語の勉強始めました。
久しぶりにブログに記載しますが、今までのシリーズから若干趣を変えてみます。
最近、仕事がかなり立て込んでいてブログをご無沙汰してしまっていたのですが、立て込んでいた理由の一つに中国企業との仕事があります。
英語はある程度できる(といっても海外駐在ないので自信はないです。。。)のですが、中国語はニーハオと、シェイシェイぐらいしか知りません。
中国本土に初めて行って思ったのですが、活気が違いますね、日本とは。
私は今35歳なんですが、父親ぐらいの日本人が経験したようなことが、もっとスピード早く中国で起こっているという感じでした。
英語もある程度は通じるのですが、それは仕事だけ。後は中国がが必須です。
日本人はなんやかんや言いながらも英語には昔から接しているので、全く一から勉強するということはないと思いますが、中国語はまさに一からの学習です。
どういう方法が効果的なのかをじっくり考えながら勉強を始めています。
ちょうど10月なので、NHKのラジオ講座とテレビ講座も活用しています。
http://www.nhk.or.jp/gogaku/radio.html
今までの連載とともに、中国語勉強シリーズも加えていきます。
スモールビジネスの中国展開についてなども欠いて行きたいと考えております。
今までの連載の続きももうすぐアップさせていただきます。
- 相原 茂
- はじめての中国語
- 手始めにこれを読みました。
『踊り場企業の次の戦略』(サービス業編) その14
第13回目の今日からは、前回で完成したビジネスプランをどう実行するか、「ビジネスプランの実行」について説明させていただきます。
ご質問等があれば、どんどんメールください!
第5章 ビジネスプランの実行
前章「ビジネスプランの作成」で、「重要なのは、紙に落としこんで、それの達成のためにいつもアンテナを張りめぐらせることです。」とは言いましたが、毎日トイレで眺めているだけでは何も始まりません。
当然、そのビジネスプランを「実行」することが必要です。
すばらしいビジネスプランを作成できるスモールビジネスはたくさんあります。その多くはプランがすばらしすぎて、まさに「絵に描いた餅」状態に陥りがちです。
いろいろな角度からあなたのビジネスを分析して完成したビジネスプランを実行に移し、「踊り場」から早く脱出しましょう!
1. アクションプランへの落とし込み
よく言われていることですが、具体的なアクションは5W1Hが明確であることが重要です。
Who・・・誰が実施するのか? (担当部署、担当者)
What・・・何を実施するのか? (担当部署、担当者別の具体的な施策)
Why・・・なぜ、何のために実施するのか? (目標設定:シェア○○%達成のため、利益率○○%改善etc.)
When・・・いつまでに実施するのか? (タイムスケジュール)
Where・・・どこで実施するのか?
How・・・どのように実施するのか? (施策実行の細分化、詳細、外部リソースの活用の有無、必要な予算etc.)
ここまで落とし込むことにより、限られた経営資源を有効に活用することが可能となり、初めて従業員1人1人が動けるようになります。逆に、動かなければいけないようになります。
スモールビジネスにおいては、日々の雑事に流されていつの間にか時間が経っていることもしばしばです。また、単に「頑張れ!」、「売上前月より5%アップを達成して来い!」といった声だけが聞かれることがありますが、これはナンセンス極まりないです。
従業員に指示しなければならないのは、売上5%アップさせるための施策です。
ビジネスプランが作成した後は、早速アクションプランへの落とし込みに取り掛かりましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回は、「ビジネスプランの実行」の続編です。おたのしみに
ご質問、ご相談がある方は、下記サイトをご参考ください。
http://www.nt.pial.jp/sagane/
先週読んだ本
①
1998年が初版であり、既に絶版ですので、書店では変えません。小職は古本屋で購入しました。
既に初版から8年経過しておりますが、今読んでも非常に斬新な内容で、金融業の在るべき姿が述べられています。
一貫して流れているのは、プロダクト・アウトの発想から、マーケット・インの発想への変換が必要であるということ。金融業が中心となって顧客思考のサービス業を組織化し、業種を問わずに参加させることが金融業に求められる。
著者の他書にも記載されている「コンシェルジェ・サービス」の最も重要な役割を果たすのが金融業です。
小職の経験からも、非常に共感できるものでした。
ただ、現在の日本の金融業でそれを実践している会社がないことが非常に心配です。。。。
