毒親話:宿命〜美川憲一師匠に相談した〜 | NERO(ネロ)のビザールライフ~血と薔薇と黄金の日々~

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シャンソン歌手・アーティストのNERO(ネロ)が綴る血と薔薇と黄金の日々。
日頃の活動や雑感などを書いていくブログです。

突然の心臓病による死の宣告。そして、大手術を乗り越え退院するまでの出来事や心情をリアルタイムで書き綴った渾身のブログ闘病記はこちら。必読☆
『NERO闘病記』

ブログ闘病記と平行して描かれた、幼少期における赤裸々なまでのNERO人生回想録。父親の不在。母親との葛藤の日々。いじめ。不登校。病床の中でみつめた人生の軌跡。人生への讃歌。
こちらも必見!
『ぼくのママン(NERO回想録)』

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ここ数ヶ月というもの、精神的にも肉体的にも本当につらい日々となっていた。
母のことを考えると嘔吐や咳込みを繰り返し、落ち込んでベッドから出られないような日もあった。
眼を閉じると幼い頃のつらかった場面がフラッシュバックしてくる。
自分の活動もろくに進められない日々が続いた。


なぜだ?
なぜだ・・・?


なぜ、自分が前向きに人生を進めようとすると、親であるあの人はこんなにまで妨害してくるんだろう?かき混ぜてめちゃくちゃに破壊しようとするのだろう?
この数年間、自分では母と上手くやってきたつもりだったのに。
これじゃあまるで呪いじゃないか・・・

先日のブログ記事、

毒親話:戸川昌子とはもう関係ありません

は、自分でもギリギリの精神状態で書いたものだ。
もう、どうにでもなれという心境だった。
自分にとって幸せな出来事である、結婚や懐妊に対して、泥で塗りつぶしてくる母に心の底から吐き気がした。

批判覚悟で書いたものだったから、寄せられたメッセージの中に『よくぞ書いてくれた!』とか、『自分も親で苦労した』などの共感の声があったことに驚いた。

また、先日のうつみ宮土理さんの「愛川欽也さんを偲ぶ会」に出席した折、お世話になっている美川憲一師匠にお会いする機会があり、ご挨拶させていただいたところ、このブログ記事を読んでいただいていたみたいで、「あんた、電話しなさい」と言ってくださった。

自分でも、今までやってきたことと、今回の戸川昌子との件について、心にわだかまりがあり、誰にも相談できずにいたので、すぐに電話させていただいた。

2時間近く相談に乗っていただいただろうか。

「あんたのお母さんが普通じゃないことは分かってる」
「でも、そこに生まれてしまったんだから。それがあんたに与えられた宿命なんだから、宿命と闘わなきゃ駄目よ。」

美川さんの人生体験をまじえての叱咤激励。
とてもありがたかった。
涙が出た。

自分の宿命と闘う・・・

そうだ・・・

その言葉は俺に勇気を与えてくれた。

逃げてはいけない。
自分の宿命と向き合って、きちんと闘わなければ。
誰を傷つけたい訳でもない。
自分と闘わねば。

去年心臓病を患ったときに病床で綴った手記、「ぼくのママン」。

あれではまだきちんと完結できていない。
もう一度筆を執ろう、そう決意した。



ファミリアたちへ
愛を込めて

NERO


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未定
秋頃にCD発売記念ライブを予定。
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彼には忘れながらにどうしても忘れられないことがあった。
心に打ち付けた一本の大きなくさび。
それは自分への『罪』。そして『罰』。

ある日彼の足は、教会へと向かっていた。
大きな衝動に突き動かされ、日々を告白するために。
NEROモノローグシリーズ② 『ラ・ボエーム』1/4

物語は続く。針のような雨。稲妻が打ち鳴らされる日。扉を叩くオフェーリア。
今、脆弱な幸せが音を立てて崩れようとしていた・・・
NEROモノローグシリーズ② 『ラ・ボエーム』2/4

死と再生。朝と夜。有限の繰り返し。来るはずのない朝が来た。
嘘だと願いたい。信じたい。
やがて彼は目覚めながら眠りにつく。
NEROモノローグシリーズ② 『ラ・ボエーム』3/4

忘れること、それは生きること。
でも、忘れられないこと、忘れてはいけないことがある。
なにより、この胸の鼓動が止まらないじゃないか!

やがて彼は気付く。
生きること。それは輝きであると・・・
NEROモノローグシリーズ② 『ラ・ボエーム』4/4


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