12月21日 金曜日
輪島功一Sジムの斉藤 幸伸丸選手が
角海老宝石ジムの高山樹延選手と対戦。
幸伸丸選手自身3度目のウエルター級日本タイトル挑戦をした日です。
日本フェザー級タイトルマッチにメインイベントを譲るも、
その壮絶なベストバウンドは間違いなく
この2012年の上位にランクされるべきものだと思われます。
前回8月の試合、中嶋祐介選手(平石)を1RKOで破り
万全の態勢で臨んだこの試合。
33歳の幸伸丸選手にとって背水の陣の戦いでありつつ
王座奪取必至の期待を背負いファンの皆が固唾を飲んで見守る中、
いつもの幾本もの大漁旗が翻される中
肌艶も良く仕上がったBOXingアーチスト幸伸丸選手がその姿を現します。
今度こそは。の願いと期待からか、
何時も以上に激励の花束の数が多い気がします。
この日は、リングから2列目の本当のリングサイド席です。
打ち合うボクサーのグローブの打撃音は勿論、
試合中の汗と飛沫がリアルに降り掛かる距離です。
この最上の席で今日こそは
幸伸丸選手の日本王座に就いた晴れ姿を見届けたいものです。

幸伸丸選手は強かった。
その腰の入った体重の乗ったパンチは
相手を一撃で倒せる力を持っています。
そしてウェルター級でも秀逸の
軽やかでリズミカルなフットワークも未だ健在です。
今回は減量も上手く行っていた様に見受けられました…
この試合が終わった時に
ベルトを巻いているのは彼だと誰もが信じていたのに……
結果は10ラウンドフルコンタクトで、判定敗退でした。
判定は3-0。
この一方的な判定には私はちょっと承服し兼ねますが、
負けは負け。
高山選手が思いのほか強かったのは事実でした。
高山選手は流石、朝鮮系の選手だけあり
瞬発的パワーと持続力(スタミナ)があり、
幸伸丸選手の凄い打撃にも耐えうる地力があったのです。
体幹というか身体の作りが日本人とは違うのでしょう。
それを、序盤のハーフダウンを喫した幸伸丸選手が
格下と嘗めてか、焦りか…意地になったかの様に
真っ向からぶつかってしまい、
結果ガス欠でラスト近くの好機に詰められなかったのかもしれません。
幸伸丸選手も今後「33歳という体調」を上手くコントロールするには、
高山選手のように(?)キムチなど酵素を多く含む食物を摂り
常日頃からトレーニングと並行して減量をしつつもスタミナを付け、
パワー(筋力)をも維持出来る様にすることも
勝つための必須条件かもしれません。
生活全てを試合のスケジュールに合わせて、再度身体を作り直すこと。
引退を表明せず、
今一度ボクサーであろうとしたことを決意したことに
誰も異論は挟めません。
それどころか私を含め多くの友人が、ファンが、
ボクサー「斉藤幸伸丸」を応援しています。
高山選手は現在27歳。
恐らくこれから日本王座で留まらず上を目指すことと思われます。
返上して空位になった日本王座を掛けて
またチャンピオン選手権が行われることと思われます。
その時に斉藤幸新丸選手の挑戦の場がまた訪れるはずです。
何ヵ月、何年後かは判りませんが、
再びリングでそのボクシング・アーティストの勇姿を
見せて欲しいものです。
私たちは、いつまでも幸伸丸選手の、
その雄雄しく戦う姿を応援し続けます。