ワクワクする水路跡!

 

 前回からの続き!この地点から本格的に水路らしい水路が始まる!

 

 練馬区の青道!

 

  △水路敷(通称:青道)

 

 小竹通りに出ると、左前方に水路の続きが見える。ちと薄くなっているが、練馬区は水色のペイントに白地で「水路敷(読方=すいろじき)」と書かれているので、すぐにわかるだろう。水路敷は通称「青道」と呼ばれているとのこと。

 

 大谷石が何とも言えない風情だ!

 

  △見事な大谷石と竹の柵

 

 どことなく探検ぽいのが楽しい。オッチャンになってもワクワクするから不思議だ。大谷石(読方=おおやいし)に竹の柵!昔からここに住んでいるのがよくわかる。今の建物では扱わない建材だ。

 

 電灯は昭和の頃より変わっていない…。さすがにLED化はされているのかな?何だか水路には、やたらマンホールがある…。通りに出る手前の家は新しい家のようだ。先程の大谷石に竹の柵とは違い、背の低いアルミフェンスになっている。

 

 小竹町で最も低い土地?

 

  △南北どちらも坂

 

 通りに出て、左右を見渡すと南北どちらも坂になっているのがわかる。まさにこの場所が小竹町で最も低い土地であることを痛感する。

 

  △何気ない雑多な風景

 

 ここも薄くなっているが水路敷ペイントがあり、車止めがある。少し進むと雑多な木が水路をふさぎ、伸びきっている。私は意外とこのような何気ない雑多な風景が好きなのだ。

 

 仲の良かった友達の自宅!

 

 もう少し進むと、また通りに出る。ちなみに現在は異なるが、友達の家がここにあった。小学校の頃はレゴブロックなんかでよく遊んだ気がする。中学校に入ってからは、ほとんど遊んだ記憶がない。大人の階段を登る途中で、趣味嗜好が変わったのかもしれない…。しかも中学校卒業後、一度たりとも会っていない…。どうやら縁がないようだ…。

 

  △精進場水路と浅間神社水路の合流地点

 

 さらに進むと老舗の歯医者である松村歯科医院の裏手になる。この付近で、浅間神社水路が合流する。ひょっとしたら民家がなかった時代は、台風や大雨が降った際に一本の川になっていたかもしれない。

 

▶︎次回へ続く!

 ▷古の姿が隠れている水路探検!小竹町エンガ堀編!其四!

 

▶︎用語説明

【大谷石】

 大谷石(読方=おおやいし)とは,栃木県宇都宮北西部の大谷一帯で採れる緑色凝灰岩のこと。旧帝国ホテルに使われたことで有名になった石だ!

 

作成日:2021.12
公開日:2024.08.10