清戸道と千川上水説明板！
練馬にとって重要な道及び上水！ 栄町の千川通りに設置されている説明板。 江戸時代から練馬にとってどんだけ重要な道であったであろうか！また近隣の農家にとってどんだけ重要な上水であったことであろうか！練馬の交通の大動脈及び重要な恵の上水！ △清戸道と千川上水の説明板（平成12年版） 清戸道と千川上水 この前の道路を清戸道（読方＝きよとみち）といいます。清戸道は練馬区のほほ中央を東西に横断し、区内の延長は約15kmになります。東へ行くと目台駅を経て江戸川橋に至り、西へは保谷・東久留米を経て清戸（清瀬市）に達します。 大正4年武蔵野鉄道（西武鉄道の前身）が開通するまでは練馬・石神井・大泉から市中へ出るのに、この道が最も近道でした。朝早く大根や野菜を積んで街に向い、昼過ぎには下肥（読方＝しもごえ）を積んて帰ります。清戸道は練馬の農業にとって、なくてはならない道でした。 この辺は清戸道に沿って千川上水が流れていたので、千川通りとも言います。千川上水は元禄9年（1696年）、江戸小石川、本郷など城北方面の飲み水として玉川上水より分水きれた上水道てす。開通から11年後の宝永4年（1707年）、上水沿い二十か村の農民の願いで、灌漑用水として利用する事が許されました。用水の管理は、工事を成功させた功により、代々千川家が当りました。千川の水を引いた田は一反（10a）について米三升（5.4L）を水料として千川家に差し出しました。千川の水の思恵を受けた田は全部で、百町歩（100ha）にも及んだといいます。 この辺りは、昭和20年代の終わり頃から、暗渠工事が始まりました。 平成12年10月練馬区教育委員会 ※漢数字は算用数字に変換した。 △千川通りには至るところにこちらの清戸道と千川上水の説明板がある作成日：2022.01公開日：2024.08.22
