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ローコントラスト

このブログ、何に使うか 迷走中


銀座の路地裏の文具店「五十音」さんのオリジナル商品。キャップを閉じればエボナイト素材の万年筆にしか見えないけど、ご覧のとおり実は鉛筆補助軸。握った時の手触り、キャップ開閉時の独特の手応え、いちいち所有欲を満たしてくれます。アダプター利用でローラーボールにもボールペンにもなるけど、見た目とのギャップという意味ではやっぱり鉛筆でしょうね。

2019年の春先に店舗を訪れた際に強く心惹かれながらも購入を見送った品。次に来訪のチャンスがあればその時こそと思いながら、機会がないまま世の中こんな状況に。ならば頼りは「信頼文具舗」さんのネット通販、ということで、夏期賞与を元手に念願の購入。手にするに至るまでの主宰・和田様とのやり取りも充実の時間。今年いちばんの買い物を滑り込みで年内にアップ。

数年来の課題、M55の後継問題がいきなり解決しそうだという話。

こちらは MEESのFIT1 、完全ワイヤレス機種です。初めて買いました。それなりにちゃんとしてそうなものは高く、お値打ちすぎるのは逆に性能が信用できず、とういう感じで、完全ワイヤレスには今まで手を出してませんでしたが、セールしてたので思わず。

夏に大阪・日本橋でんでんタウンのeイヤホンで買ったものです。余談ですがこのお店、たとえ安物であっても充実したPOPが添えてあって好きです。読むとなんだか欲しくなる。いつもムダに立ち寄り、ムダに買ってます。

実際使った感想ですが、これがまあ快適。まず装着安定性が抜群で外れる気配がない。耳の斜め上から突き刺しているような独特の装着感で、フックもないのに素晴らしいです。音もなかなか。ちゃんと聴こえる、ちゃんとステレオ(トゥルーワイヤレス初体験者が必ず通ると思われる感想)。音質に造詣もなければこだわりも無いので、こんぐらい聴こえれば十分です。

・・・えらく前置きが長くなりましたが、本題はここから。完全ワイヤレスの宿命でしょうが、たまに左右間の接続が途切れることがある。まぁ数秒もかからず復旧するんですが、問題はその途切れている間の音。この間、有線のイヤホンで言えば片方が耳から外れている状態のはずですが、音の聴こえ方がそうはなってない。割とちゃんと聴こえている。まるで片耳タイプを使っているかのように?

ならば試しにと、左をケースに収めて右だけで音楽を聴いてみたら、思ったとおり普通に聴こえる。……そりゃそうです、片耳タイプと同じA2DPプロファイルを実装してる訳ですから。ちょっと調べりゃわかることだし、何を今さらな話なんでしょうが、全く予備知識なく衝動買いして、偶然気づいただけに、そうと分かった瞬間は軽く興奮しました。

普通に聴こえると書きましたが、片耳ヘッドホンの評価としては普通どころか最高です。これまた当たり前の話で、通話機器だけど音楽も聴ける、というこれまでの機種とは、音楽機器(通話もできるけど)である時点で段階が違う。前述したように装着感も完璧。しかも電池の心配いらず。単体の電池持ちは仕様上3.5時間、実感としては2.5~3.0時間くらいですが、片耳使用であれば電池切れのほうを充電ケースに引っ込めてローテ運用できるので、軽く10時間は継続運用できます。十分です。

ということで、そんなつもりで買ったわけじゃないのに片耳ヘッドホン問題が解決。M55には心置きなく引退してもらえそうですが、逆にあまた発売されている完全ワイヤレス機種が片耳運用可能と知ってしまったことは果たして幸か不幸か...

おかやまマラソン2019、なんとか完走。2年前のタイムをちょこっとだけ更新。

今回は第5回の記念大会で、自分にとってはちょうど10回目の大会(10km、ハーフ含めて)で、しかも昨年がリタイアで、と諸々あって、何が何でも完走したかったのでホッとしました。以下、覚え書き。


・スタート前
よりによって大会直前になって腰の調子が悪い(今まで腰やったことなかったのに・・・)。受付のあと急きょ整骨院に駆け込み、突貫施術を施してもらう。サポーターもして臨むが不安がいっぱい。足つっても終了のうえ、腰ゆわしても終了という状況にナーバスになるが、スタートゾーンに並ぶと、香川からきたというベテランランナーにスタート時間を聞かれたのを皮切りに会話が弾む。写真撮ってあげたり、丸亀ハーフに出るのかと聞かれたり(実はエントリーしてる)・・・足を溜めて後半ゴボウ抜きするのが快感だから前半はゆっくりキロ7分でいいんだ、と言われたが、キロ7分は自分にとってはゆっくりではない。でも緊張はほぐれた。

・5km地点前後
スタート直後は渋滞でまともに走れないのはいいとして、市役所筋まで来てもペースが上がらない。体が起きていない感じ。そういえば昨年もこの辺でこんな感じだった。昨年はここから無理やり目標ペースに上げた記憶があるが、今年は無理をしないことに。腰のこともあるし、無理をすると昨年のブレーキの二の舞かもと思ったので。生意気にも昨年パスした最初の給水を今年はしっかりとる。今年は全部の給水に立ち寄ると決めていた。

・10km前後
市役所を左折してから国道30号にかけての道は普段からよく通る道。そして30号は近所であり、練習でいつも走っている道。国道2号との交差点直後にあるアップダウンを除けばしばらくはほぼ平坦な道でもあり、距離感もつかめてるので、このあたりは貯金のしどころ。幸いようやく体も動き始め、いつもの練習のペースに落ち着く。30号に出ると妻子やご近所さんの応援があり、リスタートの気分に。

・15km前後
昨年はこの辺りで足つりを起こしていたが今年は順調。しかし足の指がどうにも痛い。倉敷川の橋の手前で一度止まって靴を脱ぐと、水ぶくれが複数個所にできていた。スタート前にもらった絆創膏を貼ってみるが気休めにもならない。腰と足つりだけでも気が気でないのに指までとはつくづく軟弱な我が身よ。措置してどうなるもんでもないので取り敢えずそのまま進む。

・中間点~25km前後
中間点の一応の目標よりは数分遅れたが、足自体には余力があったので焦りはあまりない。ここから南区役所あたりまでは道幅狭く景色寂しく、しかし気温は上昇と毎年つらいイメージがあるが、今年は割と淡々と抜けることが出来た。ただ25.4キロ関門のあたりから足は少しピキピキし始める。

・30km前後、岡南大橋手前
ここらは平坦で道幅広く、集団も既にほぐれているので走りやすいゾーン。2年前の経験上、家族親戚が待つ26km地点周辺、その先、岡南大橋手前の30km地点くらいまで頑張って走れば目途が立つと思い、実質最後の力を振り絞る。その途中、27km付近でコースの真ん中に妙な人だかりができていたので近づいてみると、なんとレースを諦めた有森裕子さんがこちら向きに立って後続のランナーとハイタッチをしている!「私はダメ~、みんなは桃のメダル持って帰って~」と声をかけながら。この状況でなおランナーを励ます姿勢に頭が下がる。自分もハイタッチさせていただいた。あれだけの方でも一歩間違えると止まってしまうのだと、改めて気を引き締める。

・岡南大橋~33.8km関門
橋の手前で足のピキピキがピークに達したが、貯金が2年前くらいかそれ以上ある事にようやく気付いたため「気が向いた時だけ走る」モードに切り替える。ラーメンは時間的に大丈夫そうだったが結局パス。個人的にいくつかあった道中の区切りの最後のひとつ、33.8km関門に(気持ちだけ)急ぐ。昨年ドナドナされた地点。昨年はその笑顔が恨めしかった「ももっち」「うらっち」と今年は笑顔でハイタッチ。このあたりから足腰をだましだましの走りが板についてくる。

・旭川土手沿い~40km前後
33.8km関門より先は昨年走っていない訳で、懐かしく思い出しながらの走り。それはそうと、自分が走っていた時間帯はもはや目的が「完走」のみのゾーンであり、それが叶うペースである事が自他ともにわかっているので、声援を送る側も受ける側も気持ちが一致して、さながら前祝いの雰囲気になる。ありがたい「いけるよ!」の声、そしてハイタッチがいちいち楽しい。2年振りに味わうこの感覚。

・フィニッシュまで
鶴見橋から就実高の前あたりまでは呑気に歩いていたが、残り1キロちょいというところで、あとなんぼか走れば2年前よりいいタイムで入れるんじゃないかということに気付く。最後のアップダウンを終えるとともに走行開始。しばらく甘やかしていた足は思いのほかよく動く。出迎えていた天満屋出身オリンピアン4人とハイタッチを交わしつつ、歩きに戻らずそのままゴール。見返すと最後の最後でラップが7分台。人間を動かすのはけっきょく欲なのか。ともあれ、スタート前には思いもよらなかったタイム更新のおまけまでついた。


思い返すと反省点は多々ありますが、今回は気持ちよく自己満足で終わりたいと思います。
おかやまマラソンで失敗した原因は「給水不足」と「オーバーペース」、そして「油断」。吉備路マラソンでは同じ轍を踏まないことをとにかく心掛けました。

まず「給水不足」について。足が止まった直接の原因はこれに違いないので、吉備路では過剰なくらいに水分を摂りました。どんなにペースが順調でも給水ポイントでは必ず止まってコップ一杯、足らなきゃ二杯。セルフエイドとしてドリンク、ゼリー、塩タブレットを携えていましたが、余らせて足が止まると悔いが残るとばかりに、走行中はつぎつぎ摂取していきました。タイムに少なからず影響あったでしょうが、ゴールできないよりマシ。結果、最後まで足が持ったので教訓は活きたと思います。ゴール後に油断してたらたちまちビキッとなっちゃった所を見ると、そう大げさでもなかったと思います。

次に「油断」について。前年のタイムが制限スレスレだったこともあり、もともと楽観はしていませんでしたが、我ながら事前はよく走り込んだと思います。最大の難所は17.5キロ関門だと見ていたので、前週にその距離を走って一応の感触をつかみました。おかやまマラソンに向けても、最低で半分、時間があればその先の関門(25.4キロ)かそのまた先(28.5キロ)くらいは事前に走っておきたいです。

そして最後「オーバーペース」についてですが、これは対策を練るまでもありませんでした。吉備路マラソンのスタートといえば、RUNNETでも散々こき下ろされている、フル・ハーフ同時の<超大渋滞スタート>ですから、飛ばしたくても飛ばせません。「落ち着け」という意味だなと捉えて、密集がほぐれるまでは大人しく流れに沿って走りました。突っ込み過ぎずに済んだうえに、最後尾からスタートして人をかき分けるのに苦労していたワイナイナさん(ゲストランナー)を間近でしっかり見ることができて二重にラッキーでした。

本番も近づいてきたので、練習の距離を徐々に延ばしていますが、実力で足らない部分は戦略で補うしかないので、コース図眺めて、イメトレ(給水の)します。
2月の話を何を今さら、ではありますが、何と今年も「おかやまマラソン」に当たったので、本番までしばらく走り関係の投稿を続けようかと思います。

吉備路マラソンのハーフ、2年連続で完走できました。昨年よりタイム良く、何より昨年と違って「ほぼぜんぶ走って」走破できたことに満足しています。

上手くいった要因としては、昨年失敗した「おかやまマラソン」での反省を活かせた部分が多々あったんですが、次回はそのあたりから。