忠魂碑(川中神社) | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

 

前回掲載した写真です。

記事は↓こちら。

 

 

この写真の背後にも写っているのですが、

 

 

 

川中神社境内、拝殿向かって右手に建てられている「忠魂碑」です。

大正11年(1922年)に建てられたもので、

題字は、内閣総理大臣や陸軍大将を歴任した

田中義一が揮毫しています。

 

この頃の義一は、前年に狭心症で原敬内閣の陸軍大臣を辞し、

この年には、上海で朝鮮人・呉成崙により狙撃されています

(義一には当たらず、そばにいた

 アメリカ人女性・スナイダー夫人に当たって、夫人は死亡)。

そして、翌大正12年(1923年)に

第2次山本権兵衛内閣の陸軍大臣に就任。

大正14年(1925年)には、立憲政友会総裁として

政界へ転身していくのです。

 

碑の場所は↓こちらです。