浮石義民五氏之墓所、浮石義民の墓、浮石義民之墓所 | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

 

豊田西中学校前バス停の近くに建てられている

「浮石義民五氏之墓所」と記された碑です。

昭和51年(1976年)に建てられたものです。

 

浮石義民については↓こちらの記事をご参照ください。

 

 

この碑は、近くにある浮石義民の墓の案内碑です。

 

場所は↓こちらです。

 

 

 

 

そして、浮石義民の墓があるのが、↑こちらの舜青寺です。

寛永年間(1624年~1645年)に

長空が建立した浄土宗の寺ですが、

それ以前の1615年に、神上寺の末寺、

真言宗の寺として創建されていたそうです。

 

 

本堂向かって右手の奥に浮石義民の墓があります。

 

 

 

浮石義民5人の墓です。

 

庄屋・藤井角右衛門

副庄屋・奥原九左衛門

畔頭・東与市右衛門

畔頭・蕨野太郎左衛門

畔頭・柳元寺豊吉

 

の5人が埋葬されています。

 

5人は、下関長府松小田の処刑場で斬首となりましたが、

その夜のうちに、浮石村の村人たちが遺体を運び、

舜青寺に埋葬したそうです。

 

 

墓の向かって左手前には

「浮石義民之墓所」と記された碑が建てられています。

昭和11年(1926年)に建てられたものですが、

植木の影に隠れる形になってしまっています。

 

浮石義民の墓の場所は↓こちらです。