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インテリスタのブログ

サッカーについて勝手な事を書いています。
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 香川真司も所属する世界の名門マンチェスター・U。今季よりユナイテッドは新たな時代へと突入した。27年に渡り長期政権を担った歴史に残る名将アレックス・ファーガソン氏の退任、そして新監督としてエバートンからデイビット・モイーズ監督の招聘だ。正しく新たな時代へと移り変わろうとしているユナイテッドは、2013年夏季移籍市場閉鎖ギリギリで1人の選手を獲得した。それがモイーズ監督がエバートンから引き抜いた大型CMF、アルマン・フェライニだ。



 1987年、現在25歳のアルマン・フェライニは、2006年にベルギーの名門スタンダール・リエージュでデビューし、2008年にデイビット・モイーズ監督率いるエバートンに加入したマルチロールプレーヤーだ。スタンダール時代にはルーキーにもかかわらず中心選手として30試合に出場し、2年目にも同程度の試合に出場。3年目でのエバートン移籍であった。エバートン時代にもモイーズ監督の下愛弟子として成長し、今季はモイーズ監督のユナイテッド就任後すぐに引き抜きの噂がたてられた。結果としてモイーズ監督は、自らのサッカーを体現するため、彼をエバートンより引き抜いた。



 フェライニは世界的にも稀に観るようなテクニカルな大型選手だ。身長は194と大型であるが、更に特徴的なアフロヘアーということもあり、見た目はそれ以上の大きさに感じるだろう。大型の選手ということもありフィジカル能力がありヘディングが上手いことはもちろんであるが、彼は足元の技術も秀逸だ。パス能力やキープ力、全ての技術を水準以上には兼ね揃える。昨季主にプレーしたポジションはトップ下であるが、DMFからCFまで中盤以降の中央ならすべてのポジションを卒なくこなすことができる。昨季初戦となったマンチェスター・ユナイテッド戦ではCFとしてプレーし、圧倒的な高さと安定したポストプレー、更に自らの決勝点でエバートンを勝利へと導いた。ディフェンス能力も低くなく、彼のベストポジションは未だ決めかねられている。それだけ状況判断力も良く、戦術理解力が高い選手だという証拠だろう。



 今季より新たな時代を迎えたマンチェスター・ユナイテッド。モイーズ新監督の愛弟子として5シーズンに渡りプレーした選手が、移籍期間終了間際に加入した。モイーズサッカーを最も知る大型プレーヤー、アルマン・フェライニ。中盤から前線までこなすことの出来るマルチロールであるが、ロビン・ファン・ペルシーがいる以上、彼が主にプレーするのは中盤以下ということになるだろう。当然日本代表香川真司ともポジションが被ることとなる。香川の方が小回りがきき、恐らく全体的な技術力も或だろうが、選手としては現状ではフェライニの方が上だと感じ、モイーズ監督の信頼という部分に関しては比べるまでもないだろう。持ち味が違う2人だけに、願わくば共存を見てみたい。しかし現状を現実的に見れば、彼の加入はマンチェスター・ユナイテッドにとってはこの上ない吉報、日本の10番にとっては厳しい凶報となっただろう。