今回は、有名な昔話「泣いた赤鬼」を読みました。

内容は皆さん知っていると思いますが、

人間と仲良くなりたい赤鬼と、赤鬼の友人の青鬼。
青鬼は赤鬼の願いを叶える為、人間の村を襲いました。それを止める赤鬼。
これがきっかけとなり、赤鬼と人間たちは仲良くなれましたが、大切な友人の青鬼を失ってしまいます。


子供の頃、この話は悲しい話だなぁとぼんやりと思っているだけでしたが、
今読むと、色々考えさせられました。


特に思ったのは、青鬼の自己犠牲についてです。

他人の為に、我が身を投げ出す。
たしかに誰にでもできることではない、素晴らしいことには違いないです。
でも、赤鬼は大切な友人を失ってまで人間と仲良くなりたかったのでしょうか。
赤鬼と一緒に作戦を練って、共にハッピーエンドを迎えられる、そんな未来はなかったのでしょうか?


こんなことを色々考えて読んでしまいました。
昔話って、以外に奥が深い!