きっとこうなると想像はついたが、それが早くなっただけと思いたい。
それなのに、そう思えず、なんだか苦しい。
新しく始める仕事、流れた。
遠く遠くの海へ急流に乗って目の前を流されていくようなイメージで。
夜中に着信で目が覚めて、携帯の画面に、冷たい文字が並んでいた。
世の中は、いつからこうなったんだろう。
電話が直接対面で話をするよりも温度差があるように思えていた私の感覚よりもなお先に進んで、メールでもなく、SNSを使うんだ。
良く読んだのかもわからないまま、すぐに既読がつく。
良く読み直して、どう伝わるかもないまま、進むチャット。
それに慣れず振り回される自分。
深夜にしなくてはならないこと?
ぐっすり笑顔で眠れたらいいのに、出来なかった。
朝、目が覚めても、どこか身体がきしむ。
この数年間の機器の進歩は、なにを作ったんだろう。
便利さ?速さ?
こんなもの使えなくていい。
そう思いながら寝て、涙目だった。年取ったなぁ。
だんだんそういう風になるのか。
その使いかたは正しいのか。
私もそうなるのか。
機器の便利さの淡々とした機械的な処理の感じと
使う人間の文言を振り返ることのない感情の露出が合わさって、昨日怖かった。
ブンっといきなり目の前で振り下ろされた何かに後ずさりしたような。
ま、いいのか。
私は、こういうことに慣れずにおこう。
今日も眠れたらいい。