最終ステージを準備するHEAVENS、そのジャニスの意志は思い通りの展開に進んだ・・
関東圏色々な場所で事件、問題が一斉に起きた、問題を起こしたのはHEAVENSの傘下に入る部隊・・
HEAVENSは直接行ったのでは本部事態に警察が向く、それを回避するためであり、警察の分散を狙ったものであった
警察サイドは関東HEAVENS、関西NEOSの抗争の情報を入手しつつも民間人が巻き込まれた複数の勃発事件に追われ関東関西抗争に100%の人数を注ぎ込むことが出来なくなっていた
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「Legendサイド」
魔神☆は強者☆へ電話を入れた・・・
「プルルル」
強者☆は着信を見て首をかしげた・・
『このタイミングで・・・おかしな奴や・・』
『どうした・・』
『魔神☆です、今いいですか?』
『ええよ・・』
『うちらLegendはこの抗争に参戦介入はしないことにしたよ』
『懸命やな』
『あぁ、うちらの連中は皆、よ☆とKIKUにやられて全滅状態だ俺とゲレロとの二人しかいないんだ』
『二人か・・何故、HEAVENSに戻らない?それとも戻ったうえでの話か?』
『戻れない・・そういう方が正しいだろうな・・・俺はどちらが上かとかは興味ないし、関東、関西、それぞれで良いと思うんだ。だが、ジャニス代表は違う・・彼の思想にそぐわない者は敵なのさ』
『敵ね・・・それで』
『だからと言ってNEOSの傘下に入るわけでもない』
『ほう、では何が言いたいんや?』
『俺達は何も邪魔はしない、だが、こちらに及ぶ危険があれば全力で闘わせてもらう』
『相変わらずええ根性してるやないけ・・・ワシ等はお前らが牙を剥けたらその牙全て抜いたうえで焼き尽くす・・・それだけや』
『・・・俺達は無下に闘いたいわけではない、もう人が死に過ぎたんだ・・・』
『死んだのお前たちの仲間だけじゃない・・・』
『あぁ・・わかっている・・だからこれ以上増やすわけにはいかないと思っている』
『そうか・・だが、悪いがジャニスは殺らせてもらう・・・』
『・・・そうならずに事が納まる事を祈るよ・・』
『お前も自分らの事を考えるがいい・・・こちらの意志確認をするために連絡をしてきたのだろう・・魔神☆』
『(笑)・・・流石・・ばれてたか、それとうち等の意志も知ってもらおうとね』
『理解しておこう・・・だが、戦場は相反する時がある・・そこも理解しておけ』
『あぁ・・』
強者☆は電話をきった・・・
それぞれの意志がある・・・それぞれの大義を掲げ、戦に挑むもの、平和を願うもの・・・
全てを成し遂げたもののみその権限が与えられる・・・
なんて時代遅れな構造なんだ・・・闇の世界だからこそ成り立つ古き掟のようなもの・・・
そのくだらない掟も全てぶち壊し新たなる世界を構築しなければならない・・・
魔神☆が言うように、争いでかたを付けるだけが能じゃない・・・だが、沢山の犠牲の上に成り立つ
HEAVENS、NEOSの抗争はそう訳にはいかないのだ・・その上で全国統一論になるのか・・二分性の配下配置になるのか・・・これしかないのだ・・・
組織というものは「軸」必要だ・・何よりも強く、折れなく曲がらないような・・・軸(意志)が・・・
NEOSサイドは翌日奇襲をかけるプランを実行しようとしていた
直接、本部を狙うのではなく、各支部を叩きのめしその上で強者☆と他数名が本部を叩くというものだった・・HEAVENSサイドでステージを用意している情報は入ってきていなかった
「コンコン」
強者☆の部屋のドアがノックされた
『代表!闇☆です』
『入れ、どうした?』
『えらい事ですわ・・HEAVENSに一杯食わされましたわ』
『何が起きたん』
『TVを見てください』
梨花がTVのスイッチを入れた
すると、関東各所で事件、火災などが勃発しており警察は厳戒態勢を取っていた
『ほう・・ジャニスめ考えたな・・・もう既にこちらが奇襲をかけると睨んでことか・・・』
『どうしますか?』
『好都合やないけ・・あいつは俺達に相応しい場所を用意しているだろう・・』
『相応しい場所・・・そんなんこっちは不利ですやん』
『あほか・・最初から関東入り自体が不利な事やろが・・・状況など何も変わらん』
『でも・・・』
『闇☆・・それでもだ・・・』
『・・・はい・・・それがNEOSの意志なんですね』
『そういう事や、現状の状況を皆に報告し次の指示を待つように伝えろ』
『はい』
『いずれにしても、いつ戦争が起きてもおかしくない状態や戦闘配備でおるように』
『了解!』
『ワシはジャニスに連絡をしてみる・・・』
「!?」
『それは飛んで火に入る・・・じゃ・・』
『闇雲に何処におるかわからんジャニスを探し仲間が死んだり警察に捉えられることを思えば一番の方法や・・・』
『しかし・・』
『心配するな・・こう見えても奴はワシの昔の親友や・・・』
寂しげな表情で強者☆は語っていた・・・
梨花はその顔を見ながら不憫に思っていた・・・
どうして、親友同士が闘わなければいけないのか・・・命を狙いあう闘いを・・・
こんなに哀しい闘いがあっていいのだろうか・・・
組織を守る為、今後の日本を守る為・・・そういう思想があったとしても誰もが理解できるものではないはず・・・互いの仲間が殺されて・・殺して・・・
殺されたから殺して、殺したから殺されて・・・それで本当に平和になるものなのか・・・
『強ちゃん・・』
『なんや』
『どんな指示がくだろうと従います』
『・・・なんや急に当たり前やないか』
『うん・・だけど』
『おおきに・・梨花・・』
『あんたはうちが守る』
下唇を噛みしめ目には涙を浮かべてた
『・・・フッ・・頼むな・・梨花』
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愈々・・HEAVENS VS NEOSの火蓋が切って落とされる時が来た・・・
長きに渡る抗争に終焉の時・・・
掲げた それぞれの灯を
命と咲かせて 運んでいく事が運命
輝き刻む 誰もが愛しい刻(とき)の傷跡
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