勘違いしてる人。プライベートで、あれこれ求めてくる人。自分の理想を、相手に押し付けてはいけないよ。
そこに「善かれと思って。」の気持ちが在るのかもしれないが、それも含め、プライベートの場では、押し付けは宜しくない。
私は、とにかく、自分のペースで歩きたい。
そこに、自転車の方が速いよ。何なら、車で行った方が、便利だよ。と言われても、自分のペースで歩きたいのだ。
自分のペースで歩くことが、人生である。 その「人生」に、高速道路を敷設せよ、と言われても、無理なのだ。
高速道路を敷設するには、莫大な予算が必要だし、それこそ、マイカーを買わないと走れない。
それよりも、河川敷の隣にある我が道を…光る水面が草花や青空を、夜はビルの陰影と街灯を映し出し、そこを行き交うあひるたちが戯れるのを横目にしながら…
SNSやネットの掲示板の話題にすらならない、何処ぞのコミュニティFMを聴きながら、
何処の国の、何時の時代に造られたのかも分からない、廃墟のステンドグラスの7色の輝きに思いを馳せ、見惚れながら…
河川敷を歩いて行きたいのだ。
…そこに無粋なアスファルトを敷き詰めてほしい、と言われても断固反対。
高速道路を作れば、あそこの博物館や、離れ町の水族館にまで、すぐに行けるよ、と言われても、である。
足元の、何気ない美を愛でられない人に、本当の美とは何なのか、一生分からないであらう。
…学生時代、英語の長文を読む授業があったが、とあるアメリカのハイスクールが舞台の物語の一節に触れた。
…そこ出てくるのは、毎日大量のフケ混じりで、その髪をバンダナで閉じ、手の爪は不精で伸び放題。食事は毎日、同じの好物しか摂取しない風変わりな女子。
だが美への造詣は深く、絵を描かせれば、見るものをあっと驚かせる。
…そんな(傍から見れば)変人が、思わぬ才能を発揮できるほどまでに尊重される世界が、私は好きなのだ。
スター・トレックのように、文化や性、人種による差別もなく、個人が尊重される世界。
…その場で、端から見れば、変わっていても「おもしろい。」と思える人と出会うこと。
かといって、その人物を迫害もしなければ、自分の理想や、価値観を押し付けない。生き方を否定しない。
…仕事の場では、共通の利益を追求する必要があるので、個性の尊重が足を引っ張ることになるかもしれないが、
利益を追求しない世界では、みな個性を拡張すれば良いと思う。
河川敷に生きる草花や木々たちを、少し眩しくもやわらかな朝陽の下、これからも愛でていこう。