探偵の調査報告が来てどうしようかとなやんでいたある日。
パート先に一本の電話がかかってきました。
娘が怪我をして病院に運ばれたという内容でした。
私はびっくりして 急いで病院へ駆けつけました!!!!
すると手術室の前にパパが・・・・・
こんな時間になぜいるの!?
仕事中のはずでしょ!? 私はまだ連絡してないのにだれが?
いろいろな思いが交差しましたが、とにかくいまは麻里のことが!!!
パパ!麻里は?麻里の容態は!?
パパはうなだれていて何も言いません。
パパ!麻里の容態は!?
そんなパパが始めて発した言葉は・・・
やっちゃん(私のこと)ごめん・・・・・
はっ?ごめんて何? 麻里の容態きいてるのよ!
俺が・・・・俺が・・・・・
なに!?
俺が麻里を振りほどいたから・・・・階段から・・・・・
振りほどいたってって一体どうして!?なんでそんなことに!?
そんな時にパパの携帯に着信が!
パパは急いで病院の外に。。。
私は後を追いかけました。
すると電話の相手にYちゃんと言っている!! 確かにそういっているのが聞こえました。
こんなときにまで!怒りで体が震えましたがだまって隠れて会話を聞いていました。
どうやらN・Yはなかなか戻ってこないパパに痺れを切らし電話してきたのです。
パパは娘が手術中だということ、私が側に居るということを話しています。
会社に戻ると嘘を言い、一度N・Yのところへ来るように約束させられています。
それから数分後に電話を切りタバコをすい始めました。
そのあいだに私は病院内に戻り、パパが来るのを待ちました。
パパは戻るなり、一度会社へ戻らなければいけない
すぐ戻るからと言い、行こうとします。
私は、いま手術中なんだよ!?麻里のこと心配じゃないの!?
それにこんなときに戻れなんていう会社がどこにあるのよ!
うそつき!!!!思わず叫んでいました。
そして私は今まで話すことが出来なかった麻里へのいたずら電話、無言電話など
N・Yからだったということ、そして 録音された暴言をパパに聞かせました。
さすがにコレを聞いたときパパはとてもビックリしていました。
そして、パパが話してくれたこと。
この日パパはN・Yを乗せて自宅まで戻り着替えを取りに来たそうで、
病欠していた麻里と鉢合わせしてしまいました。
麻里はもともとパパ大好きっこでしたから、久しぶりに会えたパパと
話したかったんだと思います。麻里には出張と言ってありましたから。
急いでN・Yの元に戻ろうとしたパパに麻里の気持ちは伝わっておらず、
そそくさと行こうとするパパに、行かないでとすがりついたんだそうです。
そしてN・Yのもとに戻ろうとしたパパに振りほどかれた拍子に、
もともと熱があった麻里は バランスを崩し、一気に階段の一番下まで転落。
パパから話を聞き終わった私は、反射的にパパをひっぱたいていました。
そして一気に、 もし、もし麻里にもしものことがあったら
わたしはパパもN・Yも一生許さないから!!!そう言って泣き崩れました。。。
麻理がこのようなことになって事の重大さにやっと気がついたパパ・・・
(気がついてくれるのおそいよぉ・・・・・・・)
麻里が階段から落ちたとき N・Yはパパの車の中で待っていました。
救急車を呼ぶ事態になったため先に帰ってもらおうとその場でN・Yに電話したパパ。
ところが、自宅まで様子を見に来たN・Yは
パパの腕の中で意識がもうろうとしている麻里に向かって、
そんなに大げさにさわいで!どうせ仮病でしょと、暴言を吐いて。。。。
子供は多少の怪我くらいほっといても大丈夫だから行こうとパパをせかしたN・Y。
この話を聞いた私は、N・Yにもお子さんがいるときいていたので、
何てひと!?悪魔だと思いました。
そんなときです、手術中のランプが消えました。
手術室から出てきた担当医の先生が 麻里の状態を静かに、
分かりやすく話してくださいました。
麻里は、全身と頭を打っていてかなり危険な状態だということ、ここ数日が
ヤマだということ。
もし助かっても植物状態になる可能性があるということ。
私はこの話を聞いてもなぜか実感がわかなかった。。。。。
だって、今日の朝 ママいってらっしゃいって。
おみやげプリンね~~~♪って。。。。
いってらっしゃ~いって、手を振ってくれた麻理。。。。
なのにいまは。。。。
頭に包帯が巻かれていて、チューブがたくさん。。。
こんなの受け入れろっていわれても。。。。。
当時は放心状態だったので毎日を淡々と過ごしていた気がします。
パパもこの日以来 昔のパパに戻ったように感じました。
毎日二人で麻里のもとに通いました。
この状態が続いたある日の夜。。。
病院から連絡がありました。
麻里の容態が急変したと!!
取るものもとりあえず、パパとすぐに病院へ。。。
麻里は待っていてくれました。
私たちが到着するのを待っていてくれたんですよね。
そして私とパパが見守る中、麻里は静かに息をひきとりました。
たった11歳でした。
私はパパもN・Yも怨みません。
何の罪もない子供にまでこんな仕打ちをしたN・Y
そんなN・Yはきっと報いを受けると信じています。