悲しいことがあると不意に
空を見上げる癖はいつから
素直に吐き出せたら良いのに
刈り取られた僕らの涙腺
「前を向く」ことができずに
すれ違う影のカタチ見る
そこにあるものは限られて
引き伸ばされた世界の裏側
支えられるほどの力はないけど
共に歩いて行ける、そんな人はいるさ
あの頃から僕らは未だ
過去から抜け出せず、もがき苦しんでいるのかな
夕暮れに流るる僕らの声
ゆらりゆらりと想いを馳せる
駅のホームで見上げたあの空を
のらりくらりと避け続ける
時がなだめてくれることを待ち望み
今日も僕は空回り
たとえ悲しい気持ちになるとしても
いつか共にあの桜を見よう
