昨日のWBCは盛り上がりましたね。まさか最後にイチローが決めるとは!本人も言ってましたが何か持ってますね、イチローは。あと、すごいと思ったのはイチローがインタビューで打席に立ってるときに日本のこととかいろいろと考えてたってことですね。あの場面でも自分を客観視しているあたりが他の選手とは違いますね。
MVPは松坂が選ばれましたが、自分としては岩隈に選ばれてほしかった。たしかに松坂が投げた試合は全部勝ったけど、内容から言えば岩隈のほうがいいでしょ。まあ、松坂もその辺はわかってるみたいで、受賞を驚いていましたね。打撃面では青木ですかね。最後2試合くらいはあんまり打てなかったけど、準決勝までこれたのは青木のおかげだと思います。
今回の全日本チームは本当にいいチームだったと思います。だいたい常に6人くらいが打撃好調だったように思う。イチローが打てないときは他の人が打ったし、他の人が打てないときにイチローが打ったように思う。比較するのは野暮ですが、北京五輪のときとは大違いですね。北京五輪のチームはチームが一体になってる感じがしなかったし、ほんとにパッとしなかった。率直に言って、その原因の大部分は指揮官の差だと思いますね。たしかに北京五輪のチームにはメジャーリーガーが参加していなかったから単純に比較できないと思いますが、それにしたってもう少しまともな試合ができたのではないだろうか。星野監督は短期決戦の戦い方がわかっていないと言わざるを得ない。今回の原監督は調子の悪い藤川に見切りをつけて、抑えにダルビッシュをもってきました。おそらく星野監督ではこの決断はできなかったでしょう。まあ、ダルビッシュも危なっかしかったけど。
で、昨日野球観てて思ったことがあります。自分はいままで自分のことを天邪鬼な人間だと思っていたのですが、ちょっと違うと思う。
天邪鬼とは・・・
「他者(多数派)の思想・言動を確認したうえで、あえてこれに逆らうような言動をする"ひねくれ者"」
「本心に素直になれず、周囲と反発する人」
などの意味で使われますが、よく考えてみると自分の性格とは少し違うように思う。
もしも自分は上記のような性格の人間だとすると、昨日の試合のような日本中の注目を集める試合は観てないでしょう。そんな訳で昨日の試合を素直に観戦していた自分は天邪鬼ではないんじゃないかなぁって思いました。自分が嫌なのは、あまり考えもせずにその場の雰囲気に流されることのようです。例えば、あまり考えもせず流行の音楽ばかり聴いているような人にはなりたくない。日本人は周囲との協調性を重んじる人が多い民族だと思いますが、自分が学校などが嫌いだった理由もそこにあるように思いますね。まあ、それだけが理由ではないですが。確かに自分はひねくれた所があると思いますが、没個性的な行動をするよりはひねくれ者だと周囲に思われる方がよっほどいいです。こんな性格なので、八方美人な性格の人とは絶対に話が合わないです。あと我慢ならないのは、やたら流行の服を気にしてるような人ですね。服装は個性だ、などと言ってる人にかぎって個性がない人が多いです。結局、周りに合わせてるだけですから。痛いのはそれに全く気づかないことですね。まあ、社会なんてそんな人のほうが暮らしやすくできてるものです。
要するに、自分の考えをしっかりと持った人でありたいと思うわけです。自分がサッカーの中田ヒデを尊敬していた理由はそこにありました(今は好きじゃないけど)。中田ほど自分の考えを持っていた日本人はいなかったんじゃないかなと思います。どんな分野でも一流の人はみんなそうだと思うのですが、「自分を持つこと」がなにより重要だと思います。時事ネタでいえば、かんぽの宿売却問題についてもそれは言えると思います。賛成反対はどちらでもいいと思うのですが、その自分が出した結論は本当に自分で考えたことなのか、ということが重要なんじゃないかなと思います。マスコミの意見を鵜呑みにして自分の頭で考えないのはよくないと思う。たしかに与えられた見解をそのまま自分の意見にすることは簡単だし楽です。ただ、そこからは何も成長がないように思います。自分が宗教を嫌いな理由もまさにそこにあります。
自分の意見をしっかり持った所で、その意見が見当はずれでは意味がない。できるだけ「正しい」意見を持つためには複眼的かつ巨視的にものを見る必要があると思います。そのためには自分を客観視することも大事だと思いますが、いろいろな知識を持っていることも重要だろう。
そんな訳で本を読むことは重要だなぁと思う、今日このごろです。
- 私の個人主義 (講談社学術文庫 271)/夏目 漱石
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