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イングヴェイ系ネオクラ メロスピ メタルマガジン

イングヴェイマルムスティーン系のネオクラシカルメタル・メロディックスピードメタルの専門情報サイト。YouTube動画を紹介してます!

こんにちは、ネオクラメタルジャーナリストです。

今日紹介するネオクラ名曲は、ドイツのパワーメタルバンド、ハロウィンのアルバム「MASTER OF THE RINGS」のボーナストラックです。

曲名は「GRAPOWSKI'S MALMSUITE 1001」。当時(1994年)ハロウィンのギタリストだったローランド・グラポウがイングヴェイ・マルムスティーンに捧げるとして創ったインスト曲。


ローランド・グラポウはハロウィンファンにあまり好かれてない(王道のジャーマンパワーメタルにネオクラを持ち込み過ぎ!)ようですが、私にとっては16年前にこの「GRAPOWSKI'S MALMSUITE 1001」聴いたことが、イングヴェイに興味を持つきっかけになりましたので、ローランド・グラポウには感謝しています。

↓↓こちらが音源動画です。


今聴くと、パガニーニのカプリース5番(映画クロスロードでスティーブヴァイが弾いていた曲)を簡易的にしたフレーズと、イングヴェイの「Evil Eye」という曲のフレーズで構成されていますね。




↓↓ちなみにパガニーニのカプリース5番はこちら。

こんにちは、ネオクラジャーナリストです。

突然ですが、あなたには、思い出深いネオクラの名曲ってありますか?


実は私の中には、かなりたくさんの名曲があります。
かれこれ15年以上ネオクラシカルメタルを愛好してきたものですから。

昔、私が公務員をやっていたときに、先輩(元々、特にネオクラ好きではなかった)に何曲か勧めたら、その人が見事にネオクラシカルにはまってしまったことがありました。

調子に乗った私は、さらに別の人(この人は学生時代にバンドをやっていてギターが無茶苦茶上手いが、ネオクラには興味がなかった)に何曲か勧めたら、この人もネオクラシカルにはまり、しまいには新しいギターを買っていました。

こんな感じで趣味の合う仲間が増えて、とても嬉しかったことを記憶しています。
(CDをただで貸してくれたことが何度もあり、感謝しています)

そんな感じで、ネオクラメタルに目覚める人が増えれば(笑)嬉しいので、今日から私の中の名曲を紹介していきます。

一発目はブラジルのメタルバンド「アングラ」の「Carry On」という曲です。

↓↓CD版の音源動画です。初めて聴いた時、ふるえが来たことを記憶しています。


↓↓ライヴもありました。よろしければどうぞ!



本当は大好きなイングヴェイマルムスティーンを紹介しようと思ったのですが、またの機会にします。


ネオクラシカルメタルのアーティスト・バンド一覧です。
かなりアツいバンドもありますので、是非チェックしてみて下さい。

海外アーティスト・バンド

● アーテンション ARTENSION
● アダージョ Adagio (プログレッシブ系)
● アット・ヴァンス At Vance
● アングラ ANGRA(メロディック スピードメタル系)
● イングヴェイ・マルムスティーン Yngwie Malmsteen
● クリス・インペリテリ Chris Impellitteri
● ヴィタリ・クープリ Vitalij Kuprij
● ヴィニー・ムーア Vinnie Moore
● カコフォニー Cacophony (初期 マーティ・フリードマン)
● ジェイソン・ベッカー Jason Becker
● シルヴァー・マウンテン Silver Mountain
● シンフォニーX Symphony X(プログレッシブ系)
● シンフォニア Symfonia(メロディック スピードメタル系)
● ストラトヴァリウス Stratovarius(メロディック スピードメタル系)
● ソナタ・アークティカ Sonata Arctica(メロディック スピードメタル系)
● ネイション Nation
● トニー・マカパイン Tony MacAlpine
● ポール・ギルバード Paul Gilbert (「レーサーX」「Mr.Big」 ギタリスト)
● ラプソディー・オブ・ファイア Rhapsody of Fire(メロディック スピードメタル系)
● リチャード・アンダーソン Richard Andersson(「マジェスティック」「スペース・オデッセイ」「タイム・レクイエム」キーボ-ディスト)
● リング・オヴ・ファイア ring of fire(プログレッシブ系/マーク・ボールズ)
● ロイヤル・ハント ROYAL HUNT


日本アーティスト・バンド

● アーク・ストーム ARK STORM(ギタリスト:太田 カツ)
● エリアフィフティーワン AREA51(ギタリスト:石野 洋一郎)
● ガルネリウス Galneryus(ギタリスト:Syu)
● ケリー・サイモン Kelly SIMONZ(マルチミュージシャン)
● コンチェルト・ムーン Concerto Moon(ギタリスト:島 紀史)
● 中間英明 Hideaki Nakama
● プレシャス Purecious(ギタリスト:梶山 章)
● ヴェルサイユ Versailles(ヴィジュアル系・ギタリスト:Hizaki)

今後も追記していきます。
スティーラー在籍時 アルバム

●(1983)Steeler/Steeler



アルカトラス在籍時 アルバム

●(1983)アルカトラス/アルカトラス



● [ライブ](1984)ライヴ・センテンス/アルカトラス

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● [ライブ](2010)Live ’83/Alcatrazz

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● [ライブ](2010)アルカトラス~ノー・パロール・フロム・ロックン・ロール・ツアー~ライヴ・ イン・ジャパン 1.../アルカトラス

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ソロ アルバム

●(1984)ライジング・フォース/イングヴェイ・J・マルムスティーン

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イングヴェイマルムスティーンのソロデビューアルバム。名曲ぞろいだが、インストゥルメンタル曲(ボーカル無しの曲)が多いため、ネオクラ初心者にはキツイかも?


●(1985)マーチング・アウト/イングヴェイ・J・マルムスティーンズ・ライジング・フォース

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●(1986)トリロジー/イングヴェイ・J・マルムスティーン

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楽曲・ソロ・音質のバランスが良い名作!運営者イチ押しです。


●(1988)オデッセイ(紙ジャケット仕様)/イングヴェイ・マルムスティーンズ・ライジング・フォース

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● [ライブ](1989)トライアル・バイ・ファイアー:ライヴ・イン・レニングラード/イングヴェイ・マルムスティーン

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●(1990)エクリプス(紙ジャケット仕様)/イングヴェイ・マルムスティーン

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音質がイマイチではあるが、メロディアスな曲調が多く運営者が個人的に好きなアルバム。


●(1991)イングヴェイ・マルムスティーン・コレクション/イングヴェイ・マルムスティーン

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ライジングフォース~エクリプス のベスト盤。


●(1992)ファイアー・アンド・アイス/イングヴェイ・マルムスティーン

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日本のオリコンチャートにおいて、海外アーティストとして初めて1位となった作品!


●(1994)セヴンス・サイン/イングヴェイ・マルムスティーン

数あるイングヴェイのアルバムの中でも、このアルバムが一番というファンが多い作品。運営者もイングヴェイはこのアルバムから入りました。オリコンチャートで2位を獲得!ネオクラ初心者にオススメ。


● [ミニアルバム](1994)アイ・キャント・ウェイト/イングヴェイ・マルムスティーン

高田延彦のテーマ『パワー・アンド・グローリー』が入ったミニアルバム。


●(1995)マグナム・オーパス/イングヴェイ・マルムスティーン



●(1996)インスピレーション/イングヴェイ・マルムスティーン

イングヴェイによる様々なアーティストのカバーアルバム。


●(1997)フェイシング・ジ・アニマル/イングヴェイ・マルムスティーン

大御所ドラマー、元レインボーの故コージー・パウエルを迎えた影響か、速弾きは抑え気味だが、楽曲のクオリティがメチャ高い作品。


●(1998)エレクトリック・ギターとオーケストラのための協奏組曲 変ホ短調「新世紀」/イングヴェイ・ヨハン・マルムスティーン

フル・オーケストラとのコラボレーション。


● [ライブ](1998)LIVE!!/イングヴェイ・マルムスティーン



●(1999)アルケミー/イングヴェイ・J・マルムスティーンズ・ライジング・フォース

バッハやパガニーニ風のフレーズを高速で弾き倒しています!


●(2000)アンソロジー 1994-1999/イングヴェイ・マルムスティーン

セヴンス・サイン~アルケミー のベスト盤。名曲が多く、ネオクラ初心者にオススメ!


●(2000)Best Of: 1990-99/Yngwie Malmsteen

アンソロジーと同じく、セヴンス・サイン~アルケミー のベスト盤。選曲はアンソロジーの方が良いと思います。


●(2000)ウォー・トゥ・エンド・オール・ウォーズ/イングヴェイ・J・マルムスティーンズ・ライジング・フォース



● [ライブ](2002)コンチェルト・ライヴ・イン・ジャパン・ウィズ・新日本フィルハーモニー交響楽団/イングヴェイ・ヨハン・マルムスティーン

フル・オーケストラとのコラボレーションしたライブを収録。


● [デモ集](2002)THE GENESIS/イングヴェイ・J・マルムスティーン

19歳のころ地元ストックホルムで録音されたデモテープを中心に収録。初心者はあまり楽しめないと思われるので、マニアになってからの購入をオススメします(笑)。


●(2002)アタック/イングヴェイ・J・マルムスティーンズ・ライジング・フォース



●(2004)王者烈奏~インストゥルメンタル・ベスト・アルバム~/イングヴェイ・J・マルムスティーン



●(2004)G3 ライヴ:ロッキン・イン・ザ・フリー・ワールド/イングヴェイ・マルムスティーン

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ジョー・サトリアーニ& スティーヴ・ヴァイにイングヴェイ・マルムスティーンがコラボした2003年「G3 TOUR」ライブを収録したアルバム。



●(2005)アンリーシュ・ザ・フューリー/イングヴェイ・マルムスティーンズ・ライジング・フォース



●(2008)パーペチュアル・フレイム/イングヴェイ・マルムスティーン



●(2009)エンジェルス・オブ・ラヴ/イングヴェイ・マルムスティーン

アコスティックギターによるインストゥルメンタル作品のアルバム。


●(2009)High Impact/Yngwie Malmsteen

インストゥルメンタル曲のベストアルバム。


●(2010)リレントレス/イングヴェイ・マルムスティーン


今日はネオクラシカルメタルとは何か?そしてその魅力について紹介します。

へヴィーメタルのサブジャンルとされているネオクラシカルメタル(通称「ネオクラ!」)は、ハーモニックマイナー・デミニッシュコードというクラシック音楽のようなフレーズを、ギターやキーボードで速弾きするスタイルです。
ときにクラシック曲そのままのフレーズを入れることもあります。

↓↓イメージとしてはこんな感じ。



このネオクラシカルは1970年代にウリ・ジョン・ロートやリッチー・ブラックモアが模索し、80年代にイングヴェイマルムスティーンが確立しました(諸説ありますが・・・)。


↓↓ネオクラギタリスト達に多大な影響を与えたギタリスト「リッチーブラックモア」



↓↓ネオクラの生みの親であるギタリスト「イングヴェイ・マルムスティーン」

ネオクラ=イングヴェイといっても過言ではないです。


80年代中盤以降はジェイソン・ベッカーやトニー・マカパイン、ヴィニー・ムーア、ポール・ギルバート、クリス・インペリテリといったギタリスト達の登場によってネオクラシカルは盛り上がりをみます。

そして90年にはいると、メロディックスピードメタル(通称「メロスピ!」)というジャンルにネオクラシカルのスタイルが受け継がれていきました。

↓↓世界最速ギタリストといわれる「クリス・インペリテリ」


↓↓大人気メロスピバンド「ソナタ・アークティカ」


このようにクラシック音楽の耽美性とへヴィーメタルの激しさを両方味わえるのがネオクラシカルの魅力です。

私自身は純粋なクラシック音楽も好きは好きなんですが、ドラムやベースのビートがないとあきてしまうもんで、ネオクラシカルにはまっています。