その女性の名前はステイシー・チャンピオン(39歳)。チャンピオン容疑者はジョージア州アトランタに住む11歳の息子に、誕生日のプレゼントとしてミニチュア・シュナウザーとトイ・プードルのミックス犬(名前はゲス)を郵送しようとしたことを認めている。
彼女は審問でゲスが少しでも快適に過ごせるように箱に空気穴を開け飲み水も用意しておいたと申し立てているが、箱を開封して確認した郵便局員によると、箱 の中に水は入っておらず、彼女が開けたと申し立てている空気穴も封入テープで覆われてしまっていたので用をなさない状態だったという。
事 情を聞かれた郵便局員は、ステイシー・チャンピオン容疑者が郵便局の窓口に箱を持ち込んだ時に箱自体が動き、中から音が聞こえてきたために不思議に思って いたそうだ。ミネアポリス・スタートリビューン紙が伝えるところによると、チャンピオン容疑者は対応した郵便局員に箱について尋ねられたときには中におも ちゃのロボットが入っているからだと答えたことを認めている。
当然のことながら彼女が予想していたように事は運ばず、仔犬がアトランタに配送されることはなかった。異常を察した郵便局員が箱を開封していなければゲスの命は危険にさらされていたに違いない。
チャンピオン容疑者は審問において「離婚で息子を奪われてしまい、誕生日プレゼントを渡せないのがとてもつらかったのです。でも本当にひどい事をしてしまいました。母親として情けなく思います。」と語った。
彼女は審問で仔犬ゲスを取り戻したいと要望書を提出したが、審問官ファビアン・ホフナー氏は彼女の要望を拒絶している。彼女が仔犬に適切なケアを与えられるとは思えず、彼女の飼い主としての能力に懐疑的というのが理由だ。
仔犬ゲスは現在動物保護施設で暮らしている。今後ゲスの運命は引き取り手に委ねられることになるが、誰も名乗りでないかもしれないという心配は無用だ。全米だけでなく世界中から引き取りの申し出が殺到しているという。
ミネアポリスの動物保護施設の責任者ジャネット・ウィドマイヤー・ボーワーさんはゲスの件がきっかけとなって動物保護施設で暮らしている動物にスポットライトが当たり、一匹でも多くの動物達が温かい家庭に引き取られることを願っていると語った。
先週末、ゲスはミネアポリス在住の心優しい女性に引き取られることが決まった。
http://pets.yahoo.co.jp/news/p2011022401.html?c=all