neo725さんのブログ

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ユンジェの妄想と日常の戦いについて語ります・・・

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洗濯糊がパリっと効いた、いかにも清潔といわんばかりの真っ白なホテルのシーツと匂いは、反してあの頃の真っ黒な思い出が夢に度々現れ落ち着かない。

夜中に目覚め、対照的にぐっすりと眠っている隣の男の顔を上目に覗く。口をうっすら開けて眠っている様は歳よりも随分あどけなく見え尚更愛おしさが増すがこのことは俺だけの秘密。

髪を梳いて彼に触れたいと腕を伸ばすが未だに一瞬躊躇してしまう自分がいて苦笑する。許しを得なければ彼に触れられることはできなかったあの頃。全てが自分のものだと彼が言う今でも、自分の思いは相変わらずで緊張して指は振るえている。


「くすぐったい・・・」

「あっ・・・」


目は開けていないものの、不機嫌なくぐもった声が止めろと言わんばかりに俺を非難していた。


「ごめん、起こしちゃった。」


ユノに腕を引っ張られ胸に閉じ込められると糊の香りは薄まりあの頃の思い出が淡い色になって霞んでいった。


「眠れないの?」

「べつに・・・思い出してた・・・昔のこと・・・」


ユノは極力過去のことは触れたがらないから聞いてくれてなくていい。寝ぼけている今なら言えそうな気がする。俺がただ語りたいだけだから。


「はじめて・・・ユノが俺に触れてくれた時のこと・・・」


黒い思い出は今でも胸を締め付けるくらい苦しくて残酷な自分・・・















父が亡くなり生活に困っていたところ住み込みでの働き口を母は見つけてきた。世の中にもいい人はいるもんだと思ったのは束の間で母はそこの家主の愛人だった。


身体の弱い母の代わりなのだろうか、俺も直ぐにこの男に抱かれた。嫌々だったものの、それなりの手当てはくれたからその一時を我慢すればと思ってやってきたのに俺はこの男の息子に恋してしまった。


それを知ってか、はたまた男は俺に飽きたのか今度は家主が社長として勤める会社の取引相手と寝るように仕向けた。


世の中には可笑しな奴がいる。従順な振りして腰さえ振って鳴いてれば可愛がってくれるのに一番困ったのは暴力で支配しようとする奴だった。元来のサディスティックとは違う。そういった知識もなく、ストレスの捌け口をぶつけるだけの暴力は見た目にも心にも苦痛だった。


家主が息子へと変わってからは、こういう相手とは取引をしないということになったらしいが眠っていた欲望は突然表れることもある。


引き金となったのは俺の我侭。

自業自得。






「キスはしない____やだ!!気持ち悪い!!」


俺に触れるにはそれなりの決まりはあったらしいが、女のように丁寧に扱われることはない。むろん、こういう風に逆らったり自分の意見を言えるわけがなく客人を満足させて養ってくれてる男の会社との契約をとらなければならない。

感情を持たなければ楽。

人形のようにただの商品として、身なりだけは綺麗に取り繕っていたがどうやら俺も人間だったようで、触れられたくないところはあった。小さな小さな思い出・・・彼は覚えているか分からないけど、唯一好きな男に触れた唇。身体は汚されてもそれだけは守りたくて誰にも触れて欲しくなかった。


操を立ててる、嫌よも好きのうちなんて男は可笑しそうに鼻で笑って乗り上げてくると俺の頬を平手打ちした。火花が飛び散るように熱くなったそこを「可愛そうに」なんて言いながらまた殴る。


こんな時は決まって走馬灯のように高校時代の景色が現れてた。






校舎に差し込む日差し、白いゴールポスト、青々とした芝生、裏庭で食べたお弁当、そして制服姿のユノ・・・殴られる度に、それぞれが色を失って亀裂が入る。






顎を掴まれ、ざらついた舌が耳から頬へゆっくりと這っていく行為に身体が震え出す。



汚される・・・

壊れる・・・

汚される。

壊れる。










「イさん、お帰りください。」



胸の重みが消えると両腕で顔を拭い声の主の方へ顔をやる。ぼやけて表情が見えないが分かってる。この男がどんな顔をしてるのか。込み上げてくる物を堪えるようにシーツに顔を伏せた。




「な、な、何を言ってるんだ、君は!!」


「手だけは上げないと約束したはずです。今後一切の取引はこちらからお断りさせて頂きます。どうぞ今日はもうお引取りください。」




俺を殴った男は納得いかないようで彼に怒りをぶちまけていた。グラスが割れる音。俺達を罵倒するドスのきいた声。怖いはずなのに、腰で巻かれてるタオルの上に乗っかる醜い肉の塊が異常に可笑しく見えて、笑いが漏れそうになる。

俺の頭の中の思い出たちも、色が蘇り教室で手を振る俺にユノは手を振り返してくれていた。






「ジェジュン・・・顔を見せろ。」






俺はどのくらいそうしていたのだろう。


肩を掴まれて強引に仰向けにされると険しい顔の表情の男が・・・手を振ってくれてた男と同一人物だというのに時は彼を凛々しい男へと変貌させていた。

俺を見ると彼は俺の唇に手を当てて眉を顰めた。触れてるところは痛みからなのか、それとも自分の身勝手な熱のせいなのか身体が疼く。本当はまだ残ってる薬のせいと言い聞かせて彼の言葉を待つ。


「血が出てる。」

「ユノ・・・」



契約はうまくいかなかったはず______

ユノの役に立てなかったから今日はご褒美は貰えない。そしてこんなことが続けばいつかは用済みとなるのだろう。

思いを遂げられず泡となった人魚姫は幸せだっただろうか。このまま自身も溶けてなくなりたい思いと裏腹に、不幸と分かっていても彼の側にいたいと思う自分がいる。


「ジェジュン・・・」


ユノは俺を呼ぶ。

何も見たくない、聞きたくない、それなのに俺を呼ぶ。


「大丈夫か?泣くほど痛かったのか?」

「ご、ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」


知らずと涙が流れていた。何度も何度も拭うユノの指が心地よくて雫は止まることを知らない。焦れたように、溜息を軽く漏らすと何を思ったのか彼は唇を寄せ「大丈夫」とあやす様に頬に口付けを落とし舌が唇を掠めた。



知りたくなかった。




柔らかな唇から発せられる甘い声。

背中を摩る手。

温かな胸で強く脈打つ鼓動。




彼が触れたのは僅かなのに俺は多くのことを知ってしまったんだ。だけど確かめる術も無く俺はただ子供のように泣きじゃくる事しかあの時は出来なかった。




「お前は血の味も甘いんだな。客が痛めつけたくなるのも分かる気がする。」


皮肉は何も役に立たない。

でも確信もない。


「慣れてるから・・・大丈夫だから・・・優しくしないで・・・」


初な女の子のように期待しちゃうから、これが精一杯の言葉なんて彼が気づくはずも無い。それでも必死にしがみ付いてる自分は傍から見たらなんて滑稽なんだろう。


「俺は優しくは無い。」



分かってる。



好きになってごめんなさい。

ユノを愛してごめんなさい。

そう言ったら彼はどう返してくれるのだろう。



「商品だから・・・俺は・・・お前を綺麗に管理してないと欲しい奴は出てこない。勘違いするな。明日は色目でも何でも使って抱かれろ。失敗は今後許さない。」

「頑張るから・・・頑張るから・・・」


捨てないで。

いや,人形にはなりきれない俺を捨てて。












暫くしてからユノはいなくなった。俺は追いかけることもなく彼も俺を探すことはなかった。















「守ってやれないんだったら壊してしまえばいいとあの時思っていたんだ。」

眠ってると思っていたユノはそっと目を開けて呟くように口を開いた。



「でもユノは優しかった。壊してくれてたら・・・こんなに遠回りしなかったのに・・・」

ユノは軽く欠伸をしながらぼんやりとした目で俺を見る。まだ眠そうだ。

「それはそれで耐えられなかったと思う。俺はただ・・・あの時から愚かな男で、それは今でもこれからもお前には何もしてやれないかもしれない。だから・・・」

「しなくていい。」

彼の言葉を遮るように、顔を寄せてそっと口付けをすると彼は口角を上げて微笑みながらまた目を閉じた。髭のくすぐったい感触に思わず俺も笑みが漏れたのは彼は気づいていないだろう。

「ユノが隣に・・・ただ居てくれればいいんだ。」

触れられないなら俺が触れさせて。俺がユノの全てを包み込むから。ずっと、ずっと…


彼の規則正しい寝息と香りが俺をやっと眠りに誘った。



あの頃の彼もまた俺に手を振る。

微笑みながら・・・






















おめでとうって?誕生日?あっ、ありがとう。何歳になったって?えっ、貴女はいくつ?人に聞く前に自分が言わなきゃ。俺は守備範囲広いから気にしないで。人は年齢じゃないよ。

ん?最近なんか面白いこと?あったかな・・・

そう言えばさ、世間では騒がれているけど今日は記念日ってやつ?ヒョンたちの。あっ、ユンジェネタ大丈夫?

ぶっちゃけあの二人は記念日多すぎてどれがどうなのか分からないんだよね、俺でも。

普通は付き合った日、誕生日、クリスマス、バレンタインとかそんなもんだけど・・・やばいよ。あれは・・・スケジュール表、仕事とどっちが多いのかたまに気になるわ。まぁ、俺にはどうでもいいことなんだけどね。

そう、そう、そういえば面白いことあったわ・・・

いや、俺乙って感じ?チャミ乙よりも本当は俺乙の方が実際は多いと思うぜ。

慰めてよ、君の太もも俺の頭にジャストサイズじゃない?ちょっと横にならせて。えっ?彼氏?旦那がいるからダメって?誕生日のプレゼントくれる気あるの?残念。

俺ね、色んな修羅場見てきてるけど、やっぱ、ヒョンのはね、なんか違うんだよ。ソウルメイトだから負の感情に惹かれちゃうのか。はたまた贔屓目に見ちゃうのか。何があったかって聞きたい?いいけど少しだけだよ。

ついこの間ヒョンの家に飲みに行ってさ、台本忘れちゃったんだよ。そう、ドラマの。リビングで酒片手に台詞の相手して貰ってたから、そこかなって。一応メールしたけど時間も時間でヒョンも寝てたのか返事無かったんでね、チャチャチャっと合鍵使って取ってこようと勝手に入らせて貰ったんだ。

えっ、合鍵持ってるから恋人みたいって?俺たち?言ってるだろう?そう、あくまでもソウルメイト。断じて恋人じゃないよ。俺ヤローより女の子大好きだもん。君みたいなね。

ヒョンはね、メンバー全員に合鍵渡してあるんだ。俺たち家族なんだってよ。嬉しいね。でも何人に渡してるのかは、たまに疑問になっちゃうけどヒョンは未だに寂しがり屋なんだ。

俺のこと?今は関係無いっしょ。強いて言えば合鍵はいつでも貰う方だよ、決まってるじゃん。でも最近は歳のせいか、それにヒョン達見てるとねそろそろ遊びも止めようかなと思うんだ。でも簡単に運命の相手って見つかるもんじゃないしな・・・ヒョンたちは稀だよ。それとも前世から結ばれてたって?涙もんじゃない、それって。そういうことあまり信じないんだけど、ヒョンたちは例外にそう思わせられるんだよね。

あっ、なんだっけ?話逸れたよね、そう。

あの時のことか・・・明け方近くにヒョンの家に行ったらさぁ、やっぱりあの人来ていたんだよ。

見たのかって?情 事のことだろう?女の子がそんな事言っちゃダメだよ。まぁ、正直そんなもん俺は驚かないんだけど、あの人がね・・・あの人ヒョンのことになると煩いからさ。てめぇでどうにかしろよ、と思うこと多々あるけど。まっ、ヤバイなと思いつつ玄関で散らばった靴直しちゃったよ俺・・・偉いっしょ?身体が勝手に動いちゃうんだよね。A型じゃないよ、血液型なんて全く関係ないんだよ。意識の問題。

昔はあの人のだらしなさすらマーキングかよとか、思ってたけど違うな。ヒョンって凄いよね、それともスルーしてるのかな。

でさぁ、そんなことどうでもいいよね。続きが気になるんだよね。

部屋のマスタールームの扉開いていて、明かりが漏れてるんだよ。ヤってたらまぁ、あれだけどあまりに静かだから逆に気になっちゃって・・・黙って出てくのも有りだけどコソ泥みたいで後味わりっいっしょ。

そっと足音立てず覗いた見たらまぁ、案の定裸だったのよ。あの人側にいないかヒヤヒヤしたけど、シーツにも沈んでなかったわって逆か。あの人の体力半端ねぇから、いつもヒョンがノサれてるって、そうだよな、はは・・・でも言うなよ。逆は逆で笑えるけどヒョンも一応男だから変なプライドがあるみたいでね。「攻め受け逆にしたらヒョンも少しは体力つくんじゃない?」なんて冗談で言ったら、笑われたけど目は怒ってたからな。

そうだ、その目、怖い顔してヒョン、ベッドに座ってたのよ。








別な意味でヤバそうな感じ。

だってさ、なんだろう・・・髪も少し乱れててさ・・・シーツから出てる肌がテカってるのよ。オーラとは違うんだけどね。なんだそりゃって思うかもしれないけど俺って学が無いからそんな表現しかできないや。ジュンスは気づかないし、チャンミンなら口にしないだろうね。絶句ってやつか。そんくらい綺麗っていう意味。ヤった後なんだろうな。声掛けづらかったんだよ。

時折、枕ポスポス叩いて子供かよと思うことしてるんだ。女がやったら引くけどヒョンは可愛いんだ。それから爪噛んでさぁ。なんか不満そうなんだよね。「足りなかった?」なんて俺もその場で下世話なこと呟いちゃったけど・・・でもヒョンの爪がボロボロになるのは嫌だからね、この間切らせたんだけどまた伸びてたのかな。最近俺の方がオンマみたいじゃない?ヒョンはいつでも綺麗でいて欲しいからさぁ。

綺麗と言えば白い肌に浮かぶタトゥーもここまでくると芸術だよね。俺は単なるヤンキーになっちゃうけど…

ずっと見ていたいけど、そろそろ俺退散しなきゃヤバイんって、頭の中の信号がピカピカ光り出したわけよ。ヒョンもまた座って目を瞑ってるから。まぁ、大したことなければ、俺たちに影響無いからチャンミンにも連絡しなくてよさそうだし。チャンミンだって?あいつはあぁ見えてどMだよ。あの人の相手一人で今はしてるからね。まぁ、私生活では家出たくらいだからそうでもないか。








なんて思ってたら・・・ヒョン突然泣き出したんだよ。おいおい!!これは一大事だと思ってたら・・・俺が一大事になったってわけ。

「お前何してるんだ?」

耳元で男に低く囁かれたことある?甘くじゃないよ、マジ耳毛まで震えるって感じの。それなりのヤバイ経験は俺あるけどさ、あの人マジ怖いんだよ。少しは丸くなったって聞いてたけど、体系だけで益々凄みに貫禄がついたんじゃないですか?ヒョンは一応みんなのモンでしょ。それに正直優先順位だってまだ俺の方が少し上なんて思ってるよ、ソウルメイトだからね。恋人は別れたらおしまいだけど友達は永遠に一緒だろう?

「あの・・・うんと・・・えーっとさ・・・ヒョン泣いてるよ。」

慌てると思ったら俺が指さした方を平然と見ながら

「知ってるよ。」

だって。

分からないね、恋人どおしってさ。そりゃ端からは理解できない嗜好があり相性ってのもあるけど二人見てると俺は普通だと思ったよ。だってさ、どうよ、恋人泣かせるってさぁ。

それより自身の心配だよね。分かってる。俺がいるだけであの人不機嫌だからね、まったく。これだけは幾つになっても変わりゃしないんだから困ったもんだ。

「忘れ物したんだよ。」
「あの部屋にか?」
「まさかぁ。寝室なんて入れませんよ。」
「あったか?」
「多分ね。」
「探してないのか?」

眉間に皺寄ってるよ。その間に楊枝でも入れられそうだねなんて思ったら思わず顔の表情が緩んじゃってマジにヤバかったわ。

「何が可笑しい?」
「いや、ヒョンに挨拶してから行こうと思っただけなのにさ、怖ぁ。あんたらの情 事見たって面白くもなんともねぇよ。」

でもあの人俺の言い訳無視して首に巻いていたタオルで濡れていた髪をガシガシ拭きはじめただ。そんな姿ユノペンなら男らしいって思うのかな。実際は大理石の床に水滴が飛び散るわ、俺にもかかるわでマジムカついたけど。でもそんなことよりさ、あの人からソープの香りと共に、俺鼻いいからタバコの臭いが混じってたの気づいちゃったわけ。ゆったりと洗面台で一服してたのかと思ったら無性に腹が立ったわ。

「早く戻ったら?」

俺の優しい一言はヒョンのためだけ。なのにさ、ほんとムカつく言葉返してきたんだぜ。

「それ、お前だろ。仕事朝一ならのんびりしすぎてないか?まさか遅刻なんかして現場に迷惑掛けてないだろうな。」

だってさ!マジいつの俺だよ。今は早起き。あんたのほうが飛行機乗り遅れてるの知ってるぜ。相変わらず姑のようにという方が日本女性には分かりやすいのか、ガミガミと説教してほんとあの人の方が変わってないんだねなんて思っちゃったよ。思わず胸ポケットにあるタバコを一本取り出して咥えちゃったよ。あまりにイライラしてきちゃってね。火はつけなかったよ。ヒョンに気づかれるからね。

そのまま横目でヒョンを見たら微動だにせずシーツの一点をじっと見つめてたの。それ見たら安心したよ俺。

なんでかって?



昔、一緒に住んでいた頃俺が教えてやったんだ。



『また、ジェジュンヒョン泣いてる!!』
『だって・・・ユノ・・・帰ってこない・・・』

どんなに辛いことがあっても泣かないヒョンはあの人のことになると子供みたいに時に声を上げて泣くのはあの頃からで、俺にはくだらない理由なのに放っておけなくて。

何も変わってないか今も。


『ヒョン泣きすぎじゃない?シーツ汚れてるよ。』
『煩い!今は説教より慰めて欲しいの!!』
『ねぇ、ヒョン、この染み、羊に見えない?』
『そんな可愛く見えねぇよ。ブヨブヨのインベーダー!!』
『あっ、昨日ジュンスがやってたやつか。』
『そう、そう!!』
『俺はそいつに食われて死んでしまうんだ。うわ~ん!!」
『ってヒョン泣きすぎ・・・そんな時はユノヒョンが助けに来てくれるよ。』
『そんなことない!』
『じゃぁ、俺が行ってもいい?俺はいつでもヒョンの側に居るよって泣き止んだ?』
『あっ・・・』
『涙止まらない時は、こうやって違うこと考えな。』
『ユチョン・・・』
『うん?』
『うん・・・そうするよ。』



ありがとうなんて言ってそん時ヒョンは笑ったんだ。その後は・・・正直よく覚えてないや。

何はともかく俺はさ、そうやっていつでもヒョンは笑っていて欲しいのよ。なのにさ、あの人信じられないこと言うんだぜ。怒りを通り越して頭が真っ白になっちゃったぜ。

「ソソられないか?」

だって。って・・・



ナニ イイマシタカ、アナタ?



日本語あってる?露骨に嫌な顔したら嫌味ったらしく笑みを浮かべたぜ、あの人。カメラの前でいい人ぶってるから私生活は反動出ちゃうんですかね。

「イジメすぎたかな。でもたまんないんだよね、あいつが何を思って泣いてるのか見てるの。」
「・・・?」


俺分からないや、あの人のこと。みんなさぁ、俺を恋愛のマスターの如く扱うけどあの人の思考だけは理解できないんだよ。

「あんたのこと思ってると?そりゃ、ないね。」

ムカつくから言ってやったのよ。タバコ落としそうになっちゃったぜ。

「ユチョン、残念だけどジェジュンには考えを改めてもらったんだ。」
「へぇ・・・」
「変な入れ知恵したようだけど昔とは違うよ。俺以外のことは考えさせない。涙の染みの形でさえね。」
「なんで知ってるんだよ・・・」
「俺がジェジュンのことで知らないことがあるというのか?」

そう言い捨てて俺の手からタバコ奪ってヒョンのいる部屋に入っていったんだあの人。


それから?やだね、言いたくないよ、それに悔しいけどさ・・・あのヒョンの顔に確かにソソられたんだよ。言わないでくれよ。別に女の子のようにどうこうしたい訳じゃないんだけど。俺にとってヒョンは近くにいるけど絶対で神聖な・・・何言ってるか分からないよ俺。とにかく汚しちゃいけないんだ。

なのにさ、あの顔で、全身で、好きって訴えてるヒョンの気持ち分かっててあの人どこまで性格悪いんだろうね。ヒョンの全てを奪いたいのか?あぁ恐ろしや。一歩間違えれば犯罪者じゃない?

まぁそれで納得してるヒョンも正直理解に苦しむんだけどね。俺、やっぱソウルメイトじゃないのかも。

なにはともあれあの人が来たら、ヒョン嬉しそうな顔しちゃって猫みたいに戯れてたよ。つまんねぇからここまでしか俺言わない。後は想像してよ。一言付け加えればそれ以上なことやってるけどね。

台本?

あぁ、ちゃんと取って俺そのまま速攻仕事行ったよ。偉いっしょ。褒めてよ、ちょっと凹んだからさ温もり頂戴。

愛って色んな形があるよね。ヒョンのドMっぷり内緒にしておこうと思ったけど自ら言ってたようだし俺がこんなこと言ってもそんなに皆は驚かないよね。

あっ電話だ。出ていい?って監督か・・・俺出番だから行かないと。もう少し君とゆっくりしたかったんだけどな。あっプレゼントありがとう。頑張れそうな気がするよ。アドレス?いいよ、俺。多分返事しないし・・・って俺忙しいの知ってるでしょ。君を泣かせたくないし、運命があるならばまた会えるっしょ。

じゃぁ、またね・・・あっ今話したことは内緒だよ。約束破ったら俺何するか分からないからね。脅しじゃないよ。君を心配してるから言うのさ。じゃぁね。





皆様いかがお過ごしでしょうか。お久しぶりのひでおです!!


いやはや、上のチビがドラえもん好きなのですが思うにジャイアンは傍若無人だけどKYでどんな人と将来結婚するのかとユンジェ記念日が近いせいか考えてしまうこの頃です。


先月トンのライブになんとか行くことができ、少し育児疲れから浮上したところでユンジェ結婚記念日にちなんで、一気にお話を書き上げてみました。


一つは予告していた(半年も前ですね・・・)コラボ。昨年末に絵のほうは頂いていて、こちらからコラボを願ったのにも関わらず、納得した形で纏める事ができず今になってしまった作品です。いつもお世話になっている絵師の樂さんとのコラボです。ブログはこちらですので良かったら遊びにいってみてください。(誹謗、中傷だけはしないでくださいね!!)彼女は絵の他にもお話も書かれている多才な方でとても尊敬しております。


http://profile.ameba.jp/freesia99512/


ユチョンが語りでユンジェのとある一日を教えてくれます。時期は彼がドラマや映画の撮影で忙しかった頃ですね。



そしてなんともう一作品。ひでおのノリでこちらは一気に書き上げました。久々のPIZZA MAX ユンジェの一時を。まだ続編が完結してないのに・・・なんて突っ込まないでください。


こちらはユンジェが今のワイナリーに留まる少し前、フランスのあちこちを飛び回ってたホテル暮らしの時の頃です。ジェジュン・・・いつになったら自分に自信が持てるんでしょうか(笑)ひでおの感想はこんなところです。


なんかね・・・急にこの二人を書きたくなってしまいました。思い入れが強い作品だからでしょうか。まぁ読み返すと自分の趣味をよくここまで詰め込んだなと思いましたが、今でもアメンバー様にお会いするとこのお話の感想など語ってくださって嬉しい限りです。決して甘い話ではないので批判も多いですが、このお話を書くことが出来て私は満足してます。


このユンジェは表向きはクールなのでここ数年のユノ見てたらなんかイメージとは違うなと思ってうまく妄想が出来なかったのですが(笑)でもお茶目なゴリラユノも好きですよ・・・はい・・・


最近は更新やら、皆様のところになかなか訪問できずでユンジェから少し遠ざかっていた自分がいました。申し訳ありません。ユンジェ愛は冷めてませんが、うまく時間のやり取りができず、子供の嫌々期に少し参ってる自分もいるのが現状で、まだしばらくは更新のお約束は出来ません。ご了承ください。こうやって突発的に出てくるとは思いますのでお時間ある方で構いませんので相手してやってください。



コラボは6月10日0時、PIZZA MAXの方は同日22時頃更新の予定です。よろしくお願い致します。