口臭の原因の一つは、「臭い玉」のせい!

 

喉の奥にできる白い物体、これを「臭い玉」と言うそうです。うがいなどの拍子に取れたときに、つぶして臭ぐととっても臭いそうです。そうならないために予防もしたいですね。

 

◆におい玉??

咳をしたら喉の奥から白くて臭い塊がでることってありませんか?直径は数mm程度ですが、潰すと猛烈に臭いアレです

正確には「膿栓」というんですが、一言でいうと食べ物のカスや細菌の死骸の塊です。扁桃腺の表面には多数の穴が開いていて、この穴に食べ物のカスなんかが溜まってしまうことで臭い玉になります。

 

 

膿栓は病気ではありません。扁桃腺のくぼみに誰にでも出来る細菌の死骸の塊

 

◆臭いはくさ~い

その臭いは「ドブのようなにおい」とも言われています

 

 

喉の奥からときどき白い塊が出てきて、あまりに臭くて驚くことがあります。その強烈な臭いのもとはどちんこの裏にある「扁桃腺(へんとうせん)」という所で作られています。

 

◆どういうときできる

人によって扁桃腺の形なんかも違うので、溜まりやすい人とそうでない人はいるようなのんですが、全くないという人はたぶんこの世にはいません。特に風邪をひいた後なんかは、もうどんな人でも確実にできてしまうと言われています。

 

 

空気が乾燥している冬には特に大きな膿栓ができやすくなるようです。また、やっかいな事に口臭の原因にもなります。

 

冬場は臭い玉ができることが多く、また大きくなりやすいといわれます

喉の奥、のどちんこの裏には「扁桃(扁桃腺)」という部分がある。ここは非常にやわらかく、喉の奥に侵入しようとする雑菌や異物を取りこんだり、叩き出す役目を持つ

 

◆口臭チェック

のどちんこ付近の両側に付いていて、でこぼこしている部分が口蓋扁桃です。この扁桃は喉よりもよりも手前で指で触ることが出来ます。この部分は慣れない内は嘔吐反射が出やすいので、それに気を付けてそっと触ってみて下さい。

 

 

指に唾液が付着すると思います。その臭いを嗅いでみて下さい。この扁桃付近の唾液の臭いを嗅ぐことで臭い玉(膿栓)が出来ているか、出来やすいかを判断することが出来ます。

 

◆予防

膿栓を予防する方法として一般的なのが「うがい」です。イソジンなどの口臭予防効果のあるうがい薬で喉の奥まで水を入れてうがいをするといいと言います。

 

口の奥に食べかすなどが貯まって、固まって玉になる事が原因です。毎日しっかり口の奥まで歯磨きをするようにしましょう。

 

◆取るには

風呂場でシャワーを強めにして喉に当てると取れることもあるみたいです

◆本当は耳鼻科で

扁桃は菌の影響をうけやすい部分であり、その柔らかさゆえにすぐ裂傷や流血が起こるため、素人が直接いじってはならない。舌や綿棒で取り除くこともできるが、あまりにも多く出るようなら最寄りの病院の耳鼻咽頭科で膿栓の除去について受診する方が無難

自分でピンセットや綿棒などで取るとき扁桃を傷つけた場合はリンパ腺を痛めて重い病気になる場合もありますのでご注意ください